
目次
1.はじめに
私は、MARCH以上の大学に通っており、理系学生ながら文系就職をしていた。
私は理工学部だったが、がちがちの理系というよりかは文理融合の学科であった。
部活は理系の部活動に所属していた。スペック的にはあまり突出するものはなく、一般的な学生だった。
そんな私が大手飲料メーカーや大手食品メーカー2社から内定をもらい、合計6社から内定をもらえた。
私は80社もの企業を受けたのだが、いまだに手書きESを採用している企業は意外と多い。
なぜ手書きESを採用するのか?どこを見ているのか?などを知れば、通過率も自然と上がる。
私が80社受ける中で気づいた事をもとに今回は解説していく。
2.なぜ手書きESを採用するのか?
1番の理由は志望度の高さというフィルターを事ができるから。
現状、インターネットが普及しているため、webESが主流となっている。
実際私が受けた80社のうちほとんどの企業がwebESを導入していた。
しかし、webESが普及すると同時に志望度が見にくくなってきたのだ。
理由としては、コピー&ペーストによる大量提出や第3者介入の増加などが挙がる。
その企業を本当に志望している学生とどうでもいいけどエントリーしておこうという学生の違いがwebESでは伝わらない。
このような事態を避けるために手書きESを導入している可能性が高い。
特に皆の身近に存在する食品(飲料含む)メーカーは「一応エントリーしておこう勢」が多いので手書きES採用率が高い。
3.手書きESのどこを見ているのか?
上記にも記したように手書きESは志望度の高さを見るために行っている。
そのため、手書きESで見られている点は大きく4つあると考える。
①字の丁寧さ
丁寧に書く事で志望度の高さを見せつけよう。
これは綺麗さではないという事を注意してほしい。
大手メーカーの人事部が「きれいな字は分かりやすくていいが、丁寧に書いてくれている字ならすぐに分かる」と言っていた。
だから、もとから字が汚い人もゆっくり誤字のないように書こう。
*志望度が相当高ければ、誤字した瞬間に書き直す事をお勧めする
②写真のインパクト
食品メーカーの手書きESには証明写真とは別に「自分が一番よく表れている写真を貼れ」という設問のあるものが多い。
これは人事部がそのESを見た時に一番に目に入るため、最も重要と言っても過言ではない。
この時の注意点としては、とにかくインパクトのある写真を貼る事。
ただの部活の集合写真とかはNG(相撲部や何か特殊な部活などはありの可能性は高い)。
人事部は何千通ものESを見るわけだから、少しでも写真で気を引く努力をしないと何も引っかからずに不通過になってしまうぞ。
③内容
これは当然の話。
やはり文章の構成や内容がアホだと通過する事はまずありえないだろう。
④送付の仕方
手書きESを送るためには封筒に入れて送らなければならない。
何かものを送付する時には必ずマナーというものが存在する。
例えば、送付状を入れたり、クリアファイルに入れたりなどが挙がる。
これらのマナーについてはしっかりとネットで調べて、送付するようにしよう。
ここら辺がしっかりできていると、「社会人になった後の礼儀正しくできる子なんだな」と最初からアピールする事ができる。
4.まれに存在するA4一枚で自由に自分を表現しなさい。の対処法
こればかりは、女子の力を借りる事をお勧めする。
男オンリーの力(美術的センスのないやつ=私)ではどうしようもないと感じた。私も相当苦労して考えて書いたのだが、通過しなかった。
私が落ちたその企業に合格した女の子にESを見してもらったところ、彼氏に送るアルバムのようなとてつもないクオリティーのものだった。
そのため、どのように書けばいいのかのアイデアを女の子にもらいつつ、自分のアイデアも入れながら書きましょう。
5.手書きESお勧めの書き方
手書きESには文字数というモノが存在しない。
だから、最初に下書きをしてもう一度聖書で書き直さなければならない。
これはあきらかに時間の無駄である。
そこでお勧めしたい方法がある。
まず、適当な文字数で文章を作成する。
それを一行目に記入をし、何文字かけたかを数える。
あとは、その文字数×行数でおおよその全体文字数を決め、書きながら調整を繰り返す。
このやり方で無駄な2度手間を防ぐことができる。
最初は難しいかもしれないが、慣れればこの方法をやめられなくなる事だろう。
6.最後に
今回手書きESについて解説しましたが、最初にも言った通り、最近はwebESがほとんどです。
手書きESは本当に行きたいところだけに絞って出しましょう。
そうしなければESは全然出せません。
実際、私の手書きESの通過率は相当良かった方で、友達の話を聞くとほとんど落ちている人もいました。
しっかりと将来を考えて、戦略を練って就活を進めましょう。