
地方銀行の魅力はどこにある?

就職活動を始めると、周りの友人や就活仲間の口から銀行業界を志望しているという声を耳にすることが多いのではないでしょうか?
銀行業界は毎年志望している就活生が多い業界の一つで、特にメガバンクともなれば求人倍率も高くなり、内定を獲得する難易度も上がっていきます。
中にはメガバンクではなく、地元地域に根差した地方銀行への就職を目指している人もいますが、地方銀行はメガバンクと比べて収入面や働き方でどのような違いがあるのでしょうか。
入社後に抱いていたイメージとのギャップに悩まされないためにも、地方銀行での働き方やメガバンクとの違いをしっかりと把握しておきましょう。
目次
地方銀行の働き方はどんな感じ?

地方銀行とメガバンクの違いを比較するために、まずは地方銀行の職種について迫っていきましょう。
どの地方銀行も「一般職」と「総合職」に大別することができ、それぞれ業務内容が異なることから、どの職種を志望するのかが分かれ道となります。
一般職と総合職ではどういった働き方になるのか、基本的には地方銀行でもメガバンクでも業務内容には大きな差がないことから、まずは違いについて見ていきましょう。
一般職
一般職の仕事内容はバックオフィスでの仕事が中心で、ミスなくスピーディーに処理していくことを求められている職種になります。
一部では一般職でもフロント業務を担当する銀行が増えており、銀行窓口で投資信託や株式投資といった案内役を担うこともあります。
また収入面に関しては総合職よりも低くなっており、役職を与えられることも遅いことから、昇給ペースも遅くなっていると言えます。
総合職
総合職は所属課やチームの中核としてまとめながら、営業につけばしっかりと自身の成績や目標を達成し、チーム全体や業績向上のために必要なことを考え取り組む職種です。
与えられた仕事やノルマを達成するだけでは務まらず、常に全体を見渡せる目が大切な職種で、自発的な行動が評価に直結すると言っていいでしょう。
個人の実績とチームをけん引する力などを総合して評価することで、総合職は一般職と比べて高い年収を得られる職種になっており、役職や昇給のペースも早くなっています。
地方銀行の収入はどれくらい貰えるの?

就職活動では様々な要素を重視しているかと思いますが、中でも収入面については誰もが気にしている部分であり、生活に直結している部分であることから無視できません。
地方銀行を目指す就活生も無論、年収はどれくらい得られるのかが気になっているかと思いますが、その具体的な数値について触れていきます。
3大地銀になれば年収730~800万円に
代表的な3つの地方銀行である「スルガ銀行」「静岡銀行」「千葉銀行」の3行は、平均年収はメガバンクに劣るものの、地方銀行だけでなく、他業種における平均年収を大きく上回っているのが特徴的です。
3大地銀の平均年収は、スルガ銀行が約800万円となっており、千葉銀行では約730万円、静岡銀行では763万円という数字になっています。
スルガ銀行はインターネットバンキングの面で、手数料サービスやインターネット支店といった利便性の高いサービスを提供していることから、静岡県外の利用者も多い傾向に。
一方で静岡銀行と千葉銀行は、国内外に拠点を構える地方銀行となっており、特に静岡銀行は地方銀行トップクラスの資産を有する銀行としても知られています。
銀行間での吸収合併などを目にする時代ですが、地方銀行はメガバンクに匹敵するほどのサービスを展開しており、どういった事業を行っているのかを知れば無視できない存在であることが見えてくるでしょう。
メガバンクの平均年収はどうなっている?

地方銀行といえど、平均年収の面では決して侮れない存在であることが見えてきましたが、一方で就活生から人気の高いメガバンクの平均年収はどうなっているのでしょうか?
東京・丸の内に本店を構えている三井住友銀行の平均年収は約1250万円となっており、日本国内トップクラスの数字になっています。
一方で多角的な人材育成に積極的なみずほ銀行の平均年収は約1000万円となり、みずほ銀行ではグループ企業間での人材交流が積極的であることから、金融業界全体に携わりたいと考えている人に最適ではないでしょうか。
そして最後に三菱東京銀行の平均年収は約750万円となっており、メガバンクどころか3大地銀に並ぶ数字になっていることから、メガバンクの中でも劣っていることが分かります。
しかし三菱東京銀行は海外進出に積極的で知られており、他にも異業種と提携した画期的なサービス開発にも余念がないため、安定性の高い銀行とも言えます。
まとめ
地方銀行での働き方や平均年収といった数字を紹介しましたが、トップクラスとなる3大地銀になれば、メガバンクに匹敵する環境が手に入ると言えるでしょう。
しかし紹介した地方銀行以外にも多くの銀行が存在しており、それぞれどういった特徴を持っているのか、平均年収はいくらなのかは各々で調べるようにしてください。
重要なのはメガバンク一辺倒で就職活動を行うのではなく、地方銀行でもメガバンクと同様の仕事ができるということで、自身の働きぶり次第で大きくすることか可能ということ。
可能性を自ら閉ざすのではなく、地方銀行にも魅力が必ず存在していることを理解しながら、就職活動をうまく進めていくようにしましょう。