総合商社ってどんな仕事をするの?仕事内容や業界の動向を紹介!

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総合商社
2018年04月16日
海外の街

総合商社はどんな仕事をしている企業なの?

握手

総合商社は毎年多くの就活生が志望している業界で、規模の大きさや年収の高さなどから人気を集めています。

幅広い分野で活躍している総合商社ですが、実際にエントリーシートや面接に挑む際には、より詳細な志望動機や自己PRといった準備が必要になるでしょう。

そこで今回は、総合商社ではどんな仕事が行われているのか、仕事の内容から業界全体の動きについて紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

  1. 総合商社の仕事内容について
  2. 総合商社の業界動向はどうなっている?
  3. まとめ
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総合商社の仕事内容について

電話をかけるビジネスマン

総合商社を志望するにあたって、まずは総合商社ではどんな仕事が行われているのかを理解していく必要があります。

ただ安易に総合商社を志望すると言っても、具体的に仕事内容を答えられる人が少ないかもしれません。

有名企業であること、年収が高いこと、待遇が良いといった様々な理由で総合商社への就職を目指す就活生がいるかと思いますが、まずは基本的な部分から押さえていきましょう。

企業間をつなぐパイプ役

総合商社に限った話ではなく、商社という存在は企業と企業を結びつけるパイプ役としての存在が大きく、製品を作るための材料を欲している企業のために総合商社が動いて、材料を調達するといった仕事がメインに。

そのため、総合商社では取引先となる企業の製品・商品の特徴をしっかりと理解しておく必要があり、値段交渉などといったやり取りも必要になってきます。

企業間による交渉の間に立つことから、双方の希望する内容をすり合わせながら、最善のポイントへと導かなければならず、ストレスの強い業界と言えるでしょう。

しかし全てがうまくいき、関わった製品・商品が世に送り出されれば、その感動もひとしおであるため、やりがいも大きいと言えます。

自社で研究開発を行うケースも

総合商社は企業間のパイプ役としての仕事がメインとなりますが、自社で製品の研究開発を行い、他企業への投資を実施している企業があります。

主に資源調達の目的で、今後重要になるであろう産業への投資や原材料開発を行うことにより、取引できる材料を増やそうしていることから、総合商社の仕事内容は多岐にわたると言えるかもしれません。

必要であれば海外に飛び出して交渉を行うこともあるため、非常に体力がある仕事と言える反面、長年かけて積みかさねてきたプロジェクトが成功すれば、その達成感は他の仕事では味わえないはずです。

総合商社の業界動向はどうなっている?

棒グラフを持つビジネスマン

総合商社の仕事内容について見てきましたが、それでは業界全体ではどのような動きを見せているのでしょうか。

就職活動を進めるにあたって、やはり務める企業の安定性や将来性はしっかりと見ておきたいところで、入社数年後に経営破綻などが起きれば苦労が水の泡となります。

総合商社はそのような可能性が低いと言えますが、それでも経済の動きでどうなるか分からないと言えることは間違いありません。

しっかりと総合商社の業界動向を把握しておき、務める企業は安心して働くことができるのかなどを見抜いていきましょう。

業界全体としては低調気味に

まず見ておきたいのが、総合商社は業界全体で不調気味であるということであり、収益もマイナスになっている企業が多くなっている現状にあることです。

2015年頃からマイナス成長が続いており、これは急速に発展した中国の経済事情に大きく影響されていることが不調の原因と見られているようです。

中国経済が低迷することにより、原油や鉄鋼製といった資源の価値が下落していったことが、総合商社の収益がマイナスに転じてしまうことになりました。

企業ごとで力を入れる分野が異なるように

総合商社全体では資源分野が不調になっているため、多くの企業が非資源分野へと力を入れるようになりました。

様々な企業が総合商社として活動しており、これまで通りにITやエネルギーといった分野に依存するビジネスモデルから脱却していくことは間違いないでしょう。

不得意とする分野においても積極的に力を入れ、さらに将来性のある分野に関しては積極的な投資活動を実施するなど、総合商社も生き残りをかけた必死の争いが繰り広げられていると言えます。

まとめ

総合商社の仕事内容や業界動向について紹介しましたが、中国経済が不調になった影響により、それまで好調だった日本の総合商社は追随するようにして不調気味です。

それまで既存のビジネスモデルに依存しすぎていた影響もありますが、これからの総合商社は新しい分野や他企業への投資を積極的に行い、中長期的に業績回復を目指しているでしょう。

また総合商社といっても、企業ごとで得意とする分野とそうでない分野があり、就活生はこの違いをしっかりと理解しておかなければなりません。

業界研究で総合商社の動向を知ることも重要ですが、その中で各企業が得意としている分野について理解しておくことも忘れないようにしてください。