生物系の理系学部就活生が研究職を狙うなら

就活と研究職
2016年01月06日

生物系の学部就活生が研究職を狙うなら

目次

  1. はじめに
  2. 生物系出身=食品・製薬系に有利ってホント?
  3. 生物系の学部就活生が研究職を狙う上で取るべき方法3つ
  4. おわりに

1. はじめに

こんにちは!エントリーシート研究所の伊藤です。生物系出身の学部生は、他の専攻の理系学生と異なり、院進学するだけでなく、自分の専攻と異なる就職をする方も少なくありません。そのため、生物系出身の学部生は、今の時期進路についての悩みが多くあると思います。また、私自身生物系出身の学部生として就活したので、経験談も交えながら、今回は就職活動が始まる前に知っておくべき「生物系の学部就活生の就活の実態」についてお伝えしていきます。

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2.生物系出身=食品・製薬系に有利ってホント?

現段階で、皆さんはどんな進路を希望しているでしょうか。「やっぱり食品が好きだから、食品会社の研究職に就きたいけど、それだと院に進まないと厳しいかな…」「食品は人気って聞くし、化学メーカーでもいいかな…」「営業は嫌だから、理系だし研究職がいい!」などなどいろいろと希望があると思いますが、多くの方は「出来ればメーカーの研究職に就きたい」と考えているのではないでしょうか。
ここで一つのデータを紹介します。

(引用元:「理系院生の就活」)

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こちらの科学技術研究調査報告に基づいたデータによると、(2006年時)

資料

化学・物理・工学系の企業研究者は大学研究者に対して非常に多いが、
生物系の企業研究者は、それほど変わらないことが読み取れます。
つまり、生物系の大学研究者が飽和状態になってしまっている可能性が示唆されます。
公的研究機関に関してはそれほど変わらないようなので、
この数値からは、生物系大学生の「企業研究者」として就職する難しさが、
先輩からの伝聞・感覚といったものを排除した単純データとしても浮き彫りになっています。

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少し昔のデータではありますが、この傾向は現在も大きく変わってはいません。

更に、生物系出身大学生が専攻を活かして研究職に就職することの難しさの理由は、もう1点あります。1点目は、上記でも軽く触れた「枠の狭さ(志願者数に対する就職口の少なさ)」です。2つ目に、「企業側の採用ニーズ」という点が挙げられます。生物系出身の理系学生は、他の理工系出身の学生よりも経験してきた学問の内容から考えると、「物理・数学に弱い」という特徴があります。つまり、理工系の学生は、土台となる知識がしっかり身に着いており、それを活かしたうえで学習してきたということになります。企業とは学習の場ではなく、利益を生むために顧客のニーズを具現化し、価値創造する場です。従って、一概にはもちろん言えませんが、企業がより必要とするのは、理工系の学生であるといえるでしょう。

3.研究職を狙う上で取るべき方法3つ

それでは、生物系の学部生は研究職を諦めたほうがいいのでしょうか。そんなことは全くありません!次に、3つの重要なポイントを示します。ぜひ一度考えてみてください。

(1) 自分の将来像をはっきりさせ、そこから「適した進路」を導く

自分が叶えたい夢や、将来的に実現させたいことをぼんやりとでも良いので思い浮かべてみてください。そして、「どうしてそう思うのか?」「それが実現できるとどんな効果があるのか?」といった「夢を明確にする自問自答」を繰り返し、将来像をはっきりさせましょう。
次に、その夢を叶えるにはどんな進路が向いているのか?を考えてみてください。この時重要なのは、自分のみで考えないことです。知人に聞くなり、インターネットで調べるなりして、実現するための手段となる情報を広く取りに行き、その夢に関わることが出来る職を広く探してみましょう。

(2)アピールポイントを光らせる

①で、適した進路が”研究職”でも”研究職以外”でも、先述した通り生物系の学部生は他の学部生と比べて就職が難しいです。他の学生と同じようなアピールポイントで勝負するより、着想や思考の切り口等で勝負して、他の多数の学生と一風変わったアピールポイントを作ってみてください。

③(3)自分を過小評価しない!

これが一番重要です。研究職は選考が早いので、周りの友人たちの選考が進む中、自分だけ取り残された感じがして、不安に感じてしまうこともあるかもしれません。また、学部生ということで同じ選考会場にいる修士に対してコンプレックスを抱くかもしれません。しかし、就活のゴールは一人ひとり違うものですから、焦ることはありません。また、同じ会場にいて、同じ部屋で選考を受けることになっている学生同士も基本的にスタートラインは同じです。必要以上に他の学生を意識しすぎないことが、実力を出すコツです!

4.おわりに

いかがだったでしょうか。生物系に進学した方は、学びたい分野(例えば、栄養学など)がはっきりしている傾向にあるかと思います。それに伴い、他の専攻の方が「●●が得意だから○○をやりたい」と考えるのに対して、「自分が好きだから○○をやりたい」と考えることが多いようにも感じます。しかし、企業で働くということは、売上を生み出せる『能力』があって初めて成り立ちます。一度自分の叶えたい夢を明確にして、ぜひ悔いのない就活を出来るよう祈っております。