もくじ
1. はじめに
こんにちは。突然ですが、就活ってお金かかりますよね…。筆者も就活を終えてスッカラカンな今、必死にアルバイトをしています。笑
ところで、手元にお金がなくなったら、みなさんどこからお金を引き出しますか?そう、銀行ですよね!銀行は、皆さんにとって生活には欠かせないものになっているはずです。そんな銀行ですが、地方銀行・政府系銀行・ゆうちょ銀行・メガバンク….などなど様々な種類があります。
メガバンク等の各金融機関の違いがよくわからない方も多くいると思いますが、今回は就活生に大大人気な三メガバンクを見ていきましょう。筆者の周りにも「取り敢えず受けとけ」という人がたくさんいました…笑
2. メガバンクって?
メガバンクとは、複数の都市銀行が合併などによって誕生した巨大組織の銀行のことです。もっと平たく言うと、「多くの資金を有している、とても大きな銀行」のことですね。ところで、銀行の三大業務は知っていますか?そう、[預金、融資、為替]です!つまり、銀行には普段私達が利用している窓口業務だけでなく、法人部門や海外部門など幅広い業務内容があるんです。
メガバンクでは、例年大きく3つの働き方が募集されています。ざっくりと分けると、
- ◎ 総合職:銀行の花形業務である中堅・大企業営業など多岐にわたる業務を担当
- ◎ エリア限定総合職:主に個人の金融資産を担当
- ◎ 一般職:主に窓口業務や法人・個人部門のサポート
3メガバンクによってこれらの業務区分が微妙に異なっています。業務区分・働き方に関しては、別記事にて説明したいと思います。今回は、3メガバンクの雰囲気や数字で見る違いを説明します^^
3. 3メガバンクのちがい
≪三井住友銀行≫
メガバンクの中でも三井住友銀行は『スピード・少数精鋭』とよく言われ、他メガバングに比べてガツガツしているイメージです。三メガバンクの中でも合う、合わないが一番ハッキリする銀行ではないでしょうか。本選考では、"プライベートセッション"という名のリクルーター面接的なものを実施することで有名ですね。筆者も8回ほど参加し、かなり有利に面接を進められました。ここで気に入ってもらえるかどうかがポイントになると思います。
*年収は、年収ラボ参照。
- 資本金: 1兆7,709億円
- 社員数: 28,002人
- 売上高: 28106億円
- 平均年収: 799万円
- 福利厚生: マイホーム取得のための支援、住宅補助費の支給、社宅の措置、保養所、スポーツ施設、財形貯蓄制度、慶弔金、各種貸付制度など
→社員数と売上高を見ればわかるように、一人当たりの利益率が最も高いメガバンクとなります。この数字から、ノルマに拘る社風も見えてきますね。
≪みずほ銀行≫
メガバンクの中でもみずほ銀行は「One Mizuho」と自称するだけあって、みずほ銀行では銀行業務に加えて信託機能を有しています。独立しているみずほ証券とも迅速で強力な連携をとりながら、お客様に対してワンストップトータルソリューションを提供していることが強みの1つです。筆者は、他メガバンクに比べて大らかで個性的な人が多いなと感じました。あくまでも筆者の主観なので、実際にOBOG訪問などでお話を聞いてみてください!
*年収は、年収ラボ参照。
- 資本金: 1兆4,040億円
- 社員数: 27,522人
- 売上高: 12121億円
- 平均年収: 673万円
- 福利厚生: マイホーム取得のための支援、住宅補助費の支給、社宅の措置、保養所、スポーツ施設、財形貯蓄制度、慶弔金、各種貸付制度など
→3メガバンクの中で、唯一の非財閥系。平均年収を見ると、他メガバンクよりやや低めとなっていますね。
≪三菱東京UFJ銀行≫
三メガバンクの中でも、トップの総資産を誇る銀行です。海外部門で強みを発揮しています。筆者は、一番真面目で歴史を重んじるような印象を受けました。また他二行に比べ、本選考前の目立った動きはあまり感じられませんでした。
*年収は、年収ラボ参照。
- 資本金: 1兆7,119億円
- 社員数: 35,214人
- 売上高: 34193億円
- 平均年収: 800万円
- 福利厚生: 年金制度、財形貯蓄制度、従業員持株制度、住宅資金貸付制度、育児休業制度、子育てに伴う短時間勤務制度、産前産後休業制度、通院休暇制度、育児費用補助制度など
→平均年収を見てわかるように、メガバンクの中で最も高給です。給料や福利厚生の充実さゆえか、就活生から一番人気のあるメガバンクです。
4. おわりに
メガバンクの違いについてまとめてみましたが、いかがでしたか?就活生に大人気なメガバンクですが、三行の違いをきちんと理解している学生は少ないのではないでしょうか。
メガバンクの業務内容はほぼ同じですが、それぞれ雰囲気が全く異なります。OBOG訪問などで実際に行員さんに会ってみると、その違いを感じ取れるかもしれません。銀行の業務内容をきちんと理解した上で、どのメガバンクが自分にぴったりか考えていきましょうね^^
次回は、3メガバンクの働き方の違いに焦点を当てていきます!