もくじ
1. はじめに
こんにちは。エントリーシート研究所の松尾です。
就職活動で毎日といってもよいほどお世話になるリクルートスーツ、みなさんは大切に扱っていますか?
スーツは普段の服とは違って毎日洗濯をするわけではないからこそ、日々のお手入れが重要となってきます。
しかし、「リクルートスーツの日々のお手入れってどんなこと?」そう疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今日は、リクルートスーツの日々のお手入れにはどのようなものがあるのか、そして、何を気を付けたらよいのかということについてお話ししたいと思います。
2. リクルートスーツをクリーニングに出す際の注意点
“スーツのお手入れ”というと、クリーニング屋さんに出すというイメージを強く持つ人も多いのではないでしょうか。
「お店に任せるのだから安心」そう考えている人もいるかと思いますが、方法を間違えてしまうと生地を傷めてしまうこともあるのですよ。
そこで、スーツをクリーニングに出す際に注意すべきことについてまとめると以下のようになります。
- ⑴汚れの箇所、どうして汚れてしまったのかを把握し、伝える
- ⑵クリーニングしたことによりスーツの色が変化してしまっていないか確認するため、上下一緒に出す
- ⑶装飾ボタンや附属品は外す
- ⑷ポケットの中に何も入っていないことを確認する
- ⑸生地などが特殊なスーツの場合は事前に伝える
- ⑹あまりクリーニングに出しすぎない
これらのことに気を付けたうえで、さらに、念のためにクリーニングから戻ってきたらスーツに何か問題がないか(不自然なシワができていたり、破れ、ほつれ、ボタンの欠けが無いか等)すぐ確認しましょう。
何日も経ってしまった後や着用してしまってからでは、トラブルの原因にもなりかねません。
クリーニングに出す頻度は着用シーズン中に1回、シーズン終了後の保管前に1回、で意外と十分だったりします。
夏場は汗もかくのでもう少し多く出してもよいかもしれませんね。
3. 自宅でのお手入れ
スーツのお手入れで最も大切なのは、毎日の自宅でのお手入れです。
難しいことではないので、面倒くさがらず行いましょう。
自宅でできるスーツのお手入れ方法はいたってシンプルなものが多く、以下のものがあります。
- ・ハンガーにかけて保管する
- ・ブラッシングをする
- ・アイロンをかける
これらのそれぞれの注意点をご紹介します。
●ハンガーは用途・サイズの合ったものを選ぶ
ハンガーにも様々な種類があります。ジャケットは湿気がとれるよう厚みがあって肩の部分が前にカーブしているものを選びましょう。
細い針金のハンガーはダメですよ!そうすることできれいなシルエットも保つことができます。
肩幅のサイズやジャケットのデザインに合うかどうかもチェックしてみてください。
●ブラッシングはとにかくやさしく
ブラッシングを行う前には、ポケットに何も入っていないことを確認しましょう。
服以外の重みは、型崩れの原因となってしまいます。ブラシは、毛足が長くて密生している豚毛100%のものが望ましいです。
生地に対してブラシを直角に当て、毛先でホコリをかき出すことをイメージして軽くかけてください。
細かく擦ると繊維の中に汚れが入り込んでしまう可能性があるので要注意です。
●ジャケットのアイロンがけは温度に注意
ジャケットをアイロンがけする際、素材ごとに適切な温度があるということを覚えておきましょう。
- 綿や麻:180~200℃
- ナイロン・アクリル素材
- ウール:140~160℃(当て布必須)
:110~130℃
が目安となります。
スチームの湿気が取れないうちにプレスして形を整えることが重要です。
縫目に沿い、芯地を片手でひっぱりながらやさしくかけ、折り目がついてしまわないよう気を付けましょう。
アイロンは、本体から蒸気が出るスチームアイロンが便利かと思います。
最近ではハンガーにかけたまま使用できるものなど様々なタイプのものがあるのでチェックしてみてくださいね。
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4. おわりに
いかがでしたか。1つ1つのお手入れはちょっとしたものでも、その積み重ねでいくらでもスーツは長持ちさせることができます。また、スーツは、就職活動においてとても重要である第一印象を大きく左右させることもあります。毎日適切なお手入れ方法でスーツをきれいな状態を保ち、ビシッと着こなすことで相手に好印象を与えましょう。みなさんの就職活動がうまくいくよう応援しています。