
はじめに
「内定」の獲得。
就活生すべての目標であり、ゴールと言えるでしょう。
しかしそ、内定を獲得した途端、今度は社会人デビューをすることに不安を感じる「内定ブルー」になってしまう大学生がたくさんいます。
この内定ブルーはなぜ起こってしまうのでしょうか?
今回はそんな内定ブルーの原因と解消法に関して解説します。
振り返った時に、満足のいく就職活動だったと思えるためにも、しっかりと対策を練っておきたいですね。
目次
「内定ブルー」はほとんどの大学生が経験。その原因は?

原因その1.その会社の内定に満足していない。
就職活動では、必ずしも自分の第一志望の会社や希望する会社から内定が貰えるわけではありません。
希望はありながらも、ある程度妥協をして就活を終えるという就活生も多いでしょう。
内定獲得までは目標があり、気にせず進んでこれたかもしれませんが、いざ内定を獲得して振り返ってみると、この会社に本当に入りたいのだろうか。そんな風に考えてしまう。
これが内定ブルーの代表的な原因です。
原因その2.周囲からの評判がよくない。
自分以外の部分でも、内定ブルーの原因となるものがあります。
それが周囲からの評判。
世間の名の知れた企業はごく一部。
基本的には知らない会社ばかりです。
内定の報告を友だちや家族に相談した時、必ずしも喜んでもらえるとは限りません。
「その会社、大丈夫?」と言われることもあるでしょう。
またインターネットなどの情報で、ブラック企業の噂を目にするかもしれません。
そういった外部からの情報に惑わされてしまい、内定ブルーになってしまうケースもよくあります。
原因その3.大きく変わる環境への不安。
社会人デビューは今までの学校の変化とは一味違います。
年齢も、興味も、ありとあらゆる要素が違う人たちが集まる場へ、新しくその身を投じるわけですから、緊張しないはずがありません。
仕事についていけるのか。
気の合う仲間ができるかどうか。
学生から見た社会人の生活は謎に包まれています。
だからこそ、期待よりも不安の方がどんどん大きくなっていってしまうのです。
「内定ブルー」はどうしても起こるもの。だからこそ、解消法を知ろう!

解消法その1.自己分析や企業研究を行い、自分を見つめなおそう。
就活前に行ったであろう、自己分析や企業研究を改めて行うのがおすすめです。
もちろん、就活前に完全な状態にしておくことが望ましいこの研究活動ですが、実際は足りていないまま就活をスタートしてしまう学生も多いでしょう。
だからこそ
改めて、就活終了後に自己分析や企業研究をすることで、もう一度自分のやりたい仕事や行きたい会社を見つめなおすことが大切
なのです。
自分の選択に自信を持つことが、内定ブルー脱却の一番の近道です。
解消法その2.周りの人と内定ブルーを共有しよう。
内定ブルーは多くの場合、自分の中だけの問題として抱えてしまい、誰かに相談するということをされません。
しかし、先ほども書いたように、ほぼすべての人が何らかの内定ブルーを抱えています。
まずは気軽に、自身の悩みを周りの人に打ち明けましょう。
それだけで気持ちはグッと軽くなるはずですし、的確なアドバイスをもらえることもあるかもしれません。
解消法その3.遊びでも何でも、別のことに全力で取り組む。
内定ブルーのような不安の種は、考えれば考えるほど、大きく育っていくものです。
就活が終わると時間に余裕ができるため、どうしてもそういった考える時間を多く持ってしまいがち。
だからこそ、別のことで積極的に時間を使うようにしましょう!
入社までに新しいスキルを身につけるための勉強をしても良いと思いますし、逆に最後の思い出作りとして遊びに全力を注ぐ、というのもありだと思います。
考えすぎない。ということも大切な解消方法の一つです。
まとめ

内定ブルーは、たとえ第一志望に内定を貰っていたとしても起こり得るものです。
その原因は、自分自身や周りからの評価、そして初めての環境へのチャレンジに対する不安といった、未然に防ぐことは難しいものばかり。
だからこそ、しっかりと自分自身や会社を見つめなおし、時には友人や家族に相談したり、場合によってはすべてを忘れて遊びに専念するのも良いでしょう。
内定獲得は本来であればとても素晴らしいものです。
不安もあるかもしれませんが、それらはしっかり和らげて、期待の方を大きくしていきたいですね。