
はじめに
電車が遅れた、道に迷った…など、面接でやむを得ず遅刻しそうになった場合。
言うまでもないですが、面接官は多忙な仕事の合間をぬって面接の時間を確保してくれています。
もし遅刻してしまうと、面接官の仕事のスケジュールが大きく崩れてしまい迷惑をかけてしまうことに。
なので、できる限り迷惑をかけないようにするために早めの対処が必要になります。
目次
- 遅刻するかも…と思った時点ですぐに連絡する
- 連絡は必ず電話でしよう
- 到着予定時間と遅刻理由を簡潔に説明しよう
- 電話のかけ方の例
- 遅刻しないために、余裕をもって到着するよう行動しよう
- 遅刻してしまった場合は、面接後にお詫びメールを送るべき
- まとめ
遅刻するかも…と思った時点ですぐに連絡する
確実に遅刻が見込まれる場合だけでなく、ギリギリ間に合うかもしれないという場合でも、遅刻しそうかも…と思った時点ですぐに連絡しましょう。
遅刻の可能性がある旨を伝えた上で時間通りに到着したら、面接官が悪印象を持つことは決してありません。
それ以上に、面接開始時間直前に遅刻の連絡が入る方が、面接官は仕事のスケジュールをたてづらくなり印象が悪くなってしまいます。
電車の遅延や道が分からなくなるなど不測の事態が発生した場合は、すぐに連絡することを心がけましょう。
連絡は必ず電話でしよう
遅刻のような緊急性の高い連絡は必ず電話でするようにしましょう。
面接官は面接やアポイントが立て込んでいることが多く、メールだけで連絡すると見てもらえず、遅刻することを把握してもらえない可能性が高いです。
電話をして、面接官につながらなかった場合は電話を受け取ってくれた担当者に伝言をしてもらうように伝えましょう。
そうすれば、確実に面接官にも伝わります。
また、会社近辺で道に迷ってどうしても分からなくなってしまった場合は、会社への行き方を電話で質問しましょう。
その際、今自分がどこにいるのかを正確に伝えると、担当者もスムーズに回答することができます。
到着予定時間と遅刻理由を簡潔に説明しよう
同じ遅刻であっても、5分遅れるのと30分、1時間遅れるのでは面接官側の対処も変わってきます。
5分程度の遅れだと、そのまま同じ時間帯に面接をしてもらえる可能性が高いですが、30分以上の遅れになると面接官のスケジュール上、別の日程で面接の予定を組み直す必要があるかもしれません。
連絡を入れる際は、まずは到着予定時間を伝えましょう。
また、遅刻理由も説明しなくてはなりません。
- ・電車遅延
- ・道に迷った
- ・前の面接が長引いた。
素直に伝えるようにしましょう。
寝坊で遅刻は言語道断ですが、万が一寝坊してしまった場合は「体調不良で家を出る時間が少し遅れてしまった」といったように表現を変えるといいかもしれません。
いずれにせよ、緊急性の高い連絡なのでダラダラと説明するのではなく、到着予定時間と遅刻理由を簡潔に説明することが重要です。
電話のかけ方の例
お世話になっております。
本日、○○時に××様と面接をお約束しております△△と申します。
大変恐縮なのですが、●●線の電車が人身事故で遅延しておりまして、到着が▲▲時になってしまう見込みです。
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
※面接官に電話がつながらず伝言を依頼する際は、「大変お手数ですが、××様に伝言をお願いできますでしょうか」と伝えましょう。
遅刻しないために、余裕をもって到着するよう行動しよう
そもそも、遅刻を防ぐためにはどのようにすればよいでしょうか。
面接当日は、気持ちにも時間にも余裕をもって行動できるよう、会社付近に30分前には到着できるように行動することをオススメします。
電車の本数が多い都心であれば、大規模な事故や停電でない限り、電車の遅延が発生しても30分余裕があれば時間内に間に合う可能性が高いです。
地方でも、一本乗り遅れても大丈夫な程度の余裕は見るようにしましょう。
そのためにも、余裕を持った起床を心がけましょう。
ただ、無事何事もなく30分前に会社に到着したからといって、すぐに面接会場へ行くことは避けてください。
あまりに早く到着しすぎると、面接会場や待合室を確保できておらず対応に困ってしまう場合があります。
近くのコンビニやカフェで時間をつぶして、面接開始5分前に受付できるようにしましょう。
また、
前後に面接の予定を入れる場合は、前の面接が長引いて遅刻してしまわないように、できるだけ時間に余裕を持ってスケジュールを組むことを心がけましょう。
どうしても面接の予定を詰める必要がある場合は、後に面接をする会社には事前に、直前に面接がある旨を伝えておくことをオススメします。
遅刻してしまった場合は、面接後にお詫びメールを送るべき

何らかの理由で遅刻してしまった場合は、面接のお礼と合わせてお詫びの言葉を入れたメールを送りましょう。
起こってしまったことは仕方がないので、できる限り誠実に対応することで印象を悪くしないことがポイントです。
ミスはしないにこしたことはありませんが、社会人になってからもミスをすることは十二分にあります。
素早く適切な対応をして、誠実にフォローをする。これで、影響は最小限にとどめることができます。
まとめ
面接の日は遅刻しないよう余裕を持った行動を心がけ、万が一面接に遅刻してしまう場合は早めの連絡が何よりも重要になります。
面接官は、面接以外にもたくさんの仕事を抱えています。
社会人になってからでも言えることですが、仕事の関係者であるクライアントや協力会社は自分のためだけに仕事をしてくれている訳ではありません。
相手の立場に立って行動することは、自分のミスで迷惑をかけてしまわないようにする練習にもなります。
面接に遅刻しそうになった時は、今までで解説してきたように、素早く適切な対応をするようにしましょう。