東洋水産の課題、解決策(400)
全体の売上構成の10%に満たない水産商品事業は、改善の余地があると私は考えます。御社はもともとマグロの買い付けなどを手掛けておりましたが1960年代以降、即席麺「マルちゃん」が主力となり、いまでは製麺メーカーとして世界的な企業へ成長されました。ビジネスモデルの転換により、即席麺で大きな成功を収められた反面、本業であった水産商品事業は存在感を失いつつあると感じました。そこで、海外需要に重きを置き、水産食品事業の売上を伸ばすべきだと考えました。なぜなら魚離れが進む国内に対し、世界の魚需要は中国や欧米などで今後も増加が見込まれるからです。そのためにまず商社機能を高める必要があります。また、消費地の近くで魚を確保するために、M&Aを通して漁業権のアクセスの強化を進めることも求められます。世界で販売拠点を構築し、海外の魚需要を取り込むことができれば水産食品事業は主要な事業へと成長すると考えました。













