日本臓器製薬(研究職)(不通過)のES 2020卒 2

ES研究所

○志望動機(450)

私が貴社を志望した理由は2つあります。一つは疼痛コントロールに注力している点です。薬局薬剤師として勤務していた際既存薬では疼痛コントロールが十分になされておらず、患者様から痛みを訴える声がありました。慢性疼痛は様々な持続することで様々な疾患への進展が考えられており有効な治療法が求められている領域の一つであります。そして2つ目に貴社で採用しているジョブローテーション制度が挙げられます。患者様のニーズに応えるため、私は常々現場の声を把握した研究者になりたいと考えておりましたが、現実には困難であり研究職を希望することに迷いがありました。しかし貴社でジョブローテーション制度がありことを知り、貴社でならば患者様の声を反映させられる研究者になれると考えました。以上の事から、私は大学院での中枢神経系の知識を活かしつつ、患者様の求める新規鎮痛薬の研究に取り組みたいと考え志望いたしました。

○将来どのような場でどのような仕事をしたいか(漠然としたイメージで可)。またどのような人になりたいか(450)

将来のビジョンとしてノイロトロピンの育薬に携わる事を考えております。貴社が保有しているノイロトロピンは痛みに対して有効であることが示されているにも関わらず、まだ作用機序が明らかにされていない点で育薬の可能性を感じました。このことからすでに適応を持つ痛みへの効果、抗アレルギー効果だけでなく炎症性疾患、他の神経疾患への応用が期待できるのではと考えました。しかし、これらの取り組みを行うに当たってはまず入社後から担当するMR職として尽力することから始めたいと考えております。その理由は研究を行うに当たってはまず現場のニーズを知る必要があると考えている為です。患者様に必要な医薬品を届けるにはニーズを把握することでそれに見合った戦略を立てることができ、いち早く達成することで充足に貢献できます。よって貴社特有の制度でMR職に従事し一社会人として必要なマナーを身に着けると共に、現場のニーズを把握した研究職になりたいと考えております。

○大学院生向けに研究内容の記載(400)

私の研究室でのテーマは「うつ病モデル動物嗅球摘出(OBX)マウスを用いたうつ病の病態解明および新規治療法の模索」です。継続的な運動はうつ病や認知症などの精神疾患に対して予防効果があり、そのメカニズムの一つにAMP-activated protein kinase (AMPK) 活性化の関与が報告されています。しかし、これら精神疾患に対してAMPKが如何なるメカニズムで作用を発現するのかは不明でした。従って、うつ病モデル動物である嗅球摘出 (OBX) マウスにおけるAMPK活性化薬である5-aminoimidazole-4-carboxamide riboside (AICAR) の効果及びそのメカニズム解明を行ってきました。うつ病、認知症治療には海馬で新しい神経が作られる神経新生が関与しており、神経新生に対するメカニズムはNeuropharmacologyに掲載されました。近年では神経の炎症がこれらの疾患の発症に関与しているとされていることから神経新生だけでなく炎症の側面からもアプローチを行っております。

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