・あなた自身の「挑戦」「革新」のエピソードを教えてください。特にその過程でどのような課題に直面したか、またその課題をどのように乗り越えようと試みたかを含めて教えてください。(600)
所属する体育会漕艇部で、全日本大学選手権入賞に向けチームを牽引した。メンバーに競技経験の浅い部員が複数いたことから、チーム結成時、周囲から「予選通過も難しそう」と言われていた。私はそれが悔しく、絶対にこのメンバーで入賞を果たしたいと強く思うようになった。
これを果たすためにも、メンバー間の競技経験の違いから目標達成へのプロセスが各自異なるという課題の克服に向け、当初は個々の課題や行動計画を細かく提示した。しかし「細かい指示」により、次第にメンバーが受動的になっていった。私が良かれと思い行っていた「細かい指示」はメンバーが課題を自ら考えず、受動的になる環境を作り出す本質的な原因となっていたのだ。
そこでリーダーとしての行動を再考し、2つの施策を行った。1つ目は、練習前後ミーティングで質問をし、発言を促した。自らの口で発言をすることで、個々に責任感と当事者意識が芽生えた。2つ目は、技術の向上度合いを細分化し、段階的な成長のための評価基準を設け自由な取り組みを推進した。それによりメンバーが自発的に技術向上を図るようになった。また、小さな成功体験の積み重ねから自信が生まれ、発言増加と士気向上に繋がった。
その結果、目標に至るプロセスを自発的に考え行動するメンバーへと変革し、5位入賞を果たすことができた。この経験から、主体性を重視することで個人の力が存分に発揮でき、組織力が最大化することを学んだ。













