株式会社朝日新聞出版(総合職)(通過)のES 2023卒 3

ES研究所

●朝日新聞出版を志望する理由は何ですか。

人々の「声なき声」を社会に届けるためである。コロナ禍で苦境に立たされている学生を応援する『AERA dot.』の企画「ネットニュース総選挙」を見て、これこそ自分の求めていたものだ、と心を打たれた。「自粛せず遊んでばかり」という世間でのイメージとは裏腹に、大学に行けずサークル活動も楽しめない。そんな大学生の悩み  を打破すべく、学生主体のよさこい祭りを企画し全国に発信した経験から、人々の「社会で認知されていない生の声」を拾い届けたいと考えるようになった。鴻上尚史氏の人生相談や署名活動サイト『Change.org』など、小さな声を取り上げ世に問い続けてきた貴社でこそ、この想いは実るはずだ。

●朝日新聞出版で将来、どんな仕事がしたいですか。

普段スポットライトの当たることのない人々について取材し、書籍化またはネットニュース化したい。ここでの「人々」には前述したコロナ禍の学生だけでなく、LGBTやワーキングプア、変わった趣味を持つ人、あまり語られてこなかった歴史上の人物も含む。「すべての人に価値ある一冊を」という企業理念に則り、本を手に取った、またはネットニュースを読んだ誰かを「良かった、自分と同じ生き様の人がこの世界にいるんだ」と安堵させ元気づけるような書籍(ネットニュース)を手掛けたいと考えている。取材に際しては、パチンコ屋の行列に並ぶお客さん一人一人に声をかけ記事を完成させた貴社の社員さんのように、泥臭く粘り強いアプローチを試みるつもりだ。

●朝日新聞出版の出版物に対する感想を書いてください。(ここ1年の雑誌、書籍その他の中から具体的に挙げてその感想を)

星瑞穂氏の『ようこそ地獄、奇妙な地獄』。『日本霊異記』『宝物集』など、マニア以外は読まないような古典文学作品を扱っているためお堅い学術書かと思いきや「紫式部は『源氏物語』を書いた罪で地獄に落ちた」「百人一首に名前の載る歌人もサボり癖が原因で地獄行きに」といった非常にキャッチーな地獄のガイドブックとなっている。専門的な内容を嚙み砕き、より多くの人に読んでもらおうとする姿勢は、かつて話題になった朝日文庫の『サンリオ・キャラクターと読む楽しい『哲学』シリーズ』に通じるものがあるかもしれない。

●あなたの長所、短所は何ですか。

<長所>何事にもめげない忍耐力。12年間続けてきた海釣りによって培った。真冬に一晩中海に入って釣りを続けるなど、我慢強さには自信がある。
<短所>「我慢強く物事を続ける」強みが仇となり、気がつけば課題を一人で抱え込んでいた、ということも。
そのような事態を防ぐべく、普段からチームワークや仲間への「報連相」を意識している。

●今までで最もつらかったことは何ですか。

大学1年生の春、サークル選びに失敗したことだ。5000を超える勉強時間、100万円近い予備校代を費やし勝ち取った「第一志望校合格」。しかしその先に待っていたのは、見ず知らずの人に迷惑をかけることを「カッコいい」と思うサークルと、その集団の中での孤立だった。居場所を失い、講義が終わったらすぐ帰宅する虚しい毎日。そんな絶望を生きていた私が、「早稲田の芸能界」と呼ばれるよさこいサークルに入会し輝きを取り戻すのはまた別の話。

●この1.2年で最も力を入れて取り組んだことを教えてください。

最も力を注いだのは学生よさこい祭りの認知度向上だ。初開催のお祭りであったが、最終的に全国6地区のお祭りから協力を得た。当初は、スタッフが通う大学周辺の企業や飲食店に当該企画でのSNSでの拡散を依頼していたが、「また来年やればいい」と悉く断られた。これを受けて私は「時間の限られた学生に来年はない」「コロナ禍の逆境で学生の底力を見せたい」という考えを強めた。そこから行った施策は「有名よさこい祭り委員への助力要請」「SNSの活用」である。活動の透明性を強調しながらの発信、フォロワーの多いよさこい祭り公式アカウントでの宣伝が功を奏し、600人を超える来場者数・YouTube配信視聴者数を記録した。

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