地方就活生におすすめの夜行バス5選もくじ
1. はじめに
皆さんこんにちは。皆さんはどこを拠点に就活をしようと考えていますか?都市部での就活を考えておられる方も多いと思いますが、就活での交通費は平均8万円程とも言われており、地方であればあるほど交通費は高くなってしまいます。そこで今回は都市部への交通手段の一つである夜行バスをご紹介し、上手く活用する事で交通費を節約しながら就活ができる方法をご紹介したいと思います。
2. 夜行バスのメリットを他の移動手段と比較
まず初めに、夜行バスを利用するメリットとして、
- 「費用が格安である」
- 「時間の節約になる」
という2点が挙げられます。
夜行バスで費用の節約
大阪-東京間で飛行機、新幹線、夜行バスの費用をそれぞれ比較すると以下のようになります。
〇地方就活生が格安航空で移動すると
格安航空会社のpeachでの移動を想定すると、片道6,000円前後、往復で12,000円程となります。しかしここで注意していただきたいのが、飛行機の場合到着場所が選べず、説明会や面接の会場と空港が離れている場合、さらに交通費と時間が掛かってしまうことになります。
〇地方就活生が新幹線で移動すると
新大阪-東京間の新幹線であれば、自由席で片道1,3620円(乗車券: 8,750円+特急券: 4,870円)、往復で2,7240円となります。
〇地方就活生が夜行バスで移動すると
夜行バスであれば、時期やシートタイプにもよりますが、だいたい片道4,000円前後、私の利用した中で最も安いもので1,700円というものもありました。
夜行バスで時間の節約
飛行機や新幹線は1~3時間程度で東京に到着してしまいますが、移動滞在時間の長い夜行バスは「寝ている間に移動して、起きたら目的地に到着する」ということが可能です。従って、宿泊代がかからず、また面接などで予定の詰まっている就活生にとっては非常に効率良く時間の使える交通手段だと思います。ただし、大量も消耗するので自身の疲労度と相談しながら使うことをおすすめします。
3. おすすめの高速バス会社5選
今回は4列シートの場合での各高速バスの特徴や詳細をご紹介します。また、各バスの価格は執筆当時(2016/9月)のものですので、多少の変動がある場合もございますがご了承ください。
VIPライナー
- 価 格: 3,000円~5,000円
- 充 電: あり
- ト イ レ: あり
- 女性専用: あり
- そ の 他: VIPラウンジ
※ VIPラウンジとは、高速バスVIPライナーに乗車すると一部無料で利用できる施設のことです。サービスの中には無線LANや充電エリア、パウダールームやシャワールームなどもあるので、スーツのままバスに乗らなくても、朝に東京に到着してから着替えることや身だしなみを整える事ができるため非常に便利なサービスだと思います。
ウィラートラベル
- 価 格: 4,000円~7,000円
- 充 電: あり
- ト イ レ: あり
- 女性専用: あり
- そ の 他: プライベートモニター
※ プライベートモニターとは、WILLER EXPRESSのシートタイプの一つである「リラックス」に搭載されているモニターのことで、映画や音楽、TV、オーディオブックなどが楽しめるようになっています。
JRバス関東
- 価 格: 4,000円~7,000円
- 充 電: あり
- ト イ レ: あり
- 女 性 席: あり
- そ の 他: 学生割引あり(路線による)
JRバス関東を利用するメリットとしては、やはりJRの運行するバスである事から、発着場所がJRの駅から非常に近いという点です。到着後すぐに目的地に向かわなければならない際などは、駅から近い場所で降車するだけで時間にも心にも余裕が生まれるのではないかと思います。
さくら観光
- 価 格: 2,900円~4,500円
- 充 電: あり
- ト イ レ: あり
- 女性専用: あり
- そ の 他: 低価格
「とにかく安いバスに乗りたい」という価格重視の方には非常におすすめのバスで、タイミングが良ければ6,000円以内で大阪-東京間を往復する事も可能です。
オリオンツアー
- 価 格: 3,000円~5,000円
- 充 電: なし
- ト イ レ: なし
- 女 性 席: あり
- そ の 他: パック旅行
※ パック旅行とは高速バスと宿泊がセットになったプランのことで、旅行会社H.I.S.の子会社であることから、オリオンツアーではこれらを格安料金で提供しています。そのため1日では予定が終わらない就活生でも、交通費と宿泊費を安く抑えることができます。また、多くの路線では出発日当日までオンライン予約を受け付けているほか、出発11日前までのキャンセル料が無料になるサービスもあります。
4. まとめ
以上、夜行バスのメリットやおすすめの運行会社などをご紹介しましたが、いかがでしたか?
就活が進むにつれ、「本社が東京のため最終面接はどうしても東京に行かなければならない」というような状況も出てくるかと思いますので、ご自身の予定や予算に合った交通手段を組み合わせて、効率的に移動して頂けたらと思います。