まだ自己分析が終わってない就活生へ。なぜ終わらないのか?

カテゴリ:就活の基本戦略
2017年04月06日
スポンサーリンク
Fotolia_100260743_Subscription_Monthly_M

自己分析が終わらない理由のもくじ

  • はじめに
  • 自己分析が終わってる就活生っているの?
  • 自己分析が終わらない理由
  • 自己分析の目的は何か?
  • 強みの策定言語化
  • 自分に合った企業を決める
  • 正しい自己分析を行うための効率的方法
  • まとめ

はじめに

キャリアセンターや就活に成功した先輩達、大学の就活セミナーなどで就活の準備で一番大切だと言われるのが自己分析ですよね。しかしながら

自己分析が終わらないままインターン選考や就活を迎えてしまう…」

という就活生も毎年見受けられます。そこで、今回は自己分析が終わらない学生に向けて、

  • ・なぜ自己分析が終わらないのか?
  • ・自己分析はどの様に行えば合理的か?

の2点について解説していきます。

スポンサーリンク

自己分析が終わってる就活生っているの?

さて、この記事を読んでくれている就活生の中に「自己分析がすでに完璧に終わっている」という方はいるでしょうか?

今まで多くの就活生と出会い、話をしてきましたが、「自己分析が完璧に終わっている」という就活生には出会ったことがありません。殆どの学生が

  • ・自己分析を始めていない
  • ・自己分析をやったけど終わっていない

という状況にあるのではないでしょうか?就活で最も重要と言われる自己分析。だから決してサボっているわけではなく、自己分析の方法ややり方を懸命に考えながら時間を使っている。なのに自己分析が一向に終わらない。

率直に言うと、それが普通です。ではなぜ、自己分析は終わらないのでしょうか?

自己分析が終わらない理由

自己分析が終わらない理由は次の1点にあります。

自己分析が終わらない理由=自己分析の目的が不明確だから

です。

「何がどうなったら自己分析が終わるのか?」が不明確なまま自己分析をすすめても終わるはずがありません。

目的地が決まっていない状況では、どれだけ時間を使っても目的地にたどり着けることはありません。当然、「いつ自己分析が終わるのか?」についても、ゴール設定が不明確なので分からないままです。

「今、自己分析をやっている」

と家族や友達に伝えながら、どれだけの時間が経ちましたか?目的のない自己分析に漠然と時間を使うことがはたして「就活を頑張っている」といえるのでしょうか?

では次に、「自己分析の目的とは何か?」について解説していきます。

自己分析の目的は何か?

自己分析の目的は次の2つです。

(1)強みを探すため
過去の経験を根拠に企業の利益に貢献する他の学生と違うポイントを探す。
(2)志望企業・志望業界を探すため
業界を絞るために自分の特徴から、自分に合った企業や志望業界を探す。

「本当の自分」を探すのはとても時間がかかりますし、環境や経験から変化していくものなので、追求することが難しいです。「自分探し」にハマってしまえば第一志望群からの内定数最大化を目的とする就職活動は一向に前進しません。

では、それぞれについて詳しく解説していきましょう。

(1) 強みを探すための自己分析

こちらが本来就活で行われるべき自己分析の目的です。

なぜなら、「行きたい会社に行くためにはその会社からの内定をまず貰うことが必要。内定を貰うには、志望する企業の利益に貢献する人材であることを人事に認めてもらう必要がある」からです。

企業とは社会への価値提供を通じ、利益を最大化することを目的とする集団です。利益をあげるためには

  • (1)売上を上げる
  • (2)費用を下げる

の2つしかありません。採用も企業活動の1つであるため、自社への入社志望者の中から売上UPか費用DOWNに最も貢献する人材に対して内定を出します。

従って、自分が、数ある志望者の中でも志望する企業の売上UPか費用DOWNに貢献できる人材であることを人事に伝えることができれば内定が獲得できるというのが就活の大前提にあるルールです。

これを踏まえ、

「自分の過去の経験から企業の利益や売上にポイント(強み)を探し、言語化すること」

を目的に自己分析を行うべきです。従って、

  • (1)過去の経験から自分の強みを決める
  • (2)自分の強みとそれを強みとする根拠を人事に伝えられる様に言語化する

の2つが自己分析の目的(ゴール)になります。この2つが完了すれば自己分析は完了です。

(2)志望企業・志望業界を探すための自己分析

こちらは、本来就活で行われるべき自己分析ではありません

なぜなら、内定が獲得できていなければ入社出来ないので、「どの企業に行きたいか?」よりもまずは「どうやって内定を獲得するか?」を検討すべきだからです。

就活も大学受験同様、まず志望企業に受かってからどこに行くかを熟慮検討した方が合理的ではないでしょうか?

それにも関わらず、就活生の自己分析の目的が「志望企業・志望業界を探すため」に偏ってしまう理由は、「就活では志望業界・企業を絞らなければならない」という勝手な前提があるからです。

他の記事で詳細は説明していますが、ここでも「業界の合理的な絞り方」について説明しておきます。

就活では業界を絞らないといけない?

「え、そんなこと言ったら業界絞れないじゃん。」

と考える方も多いでしょう。しかし、そもそも業界は「行きたい企業・自分に合った企業はどこか?」という判断基準で受けるのではなく

「その1社しか受からなかった時に、行かない企業ではない企業はどこか?」

という判断基準で選ぶべきです。なぜなら、「業界を絞る」という行為の目的は「選考を受ける企業を行きたい業界・企業に限定するため」ではなく、「「第一志望群を形成するため」だからです。

就活における第一志望群とは

第一志望群とは、

「就活終了後にその企業にしか受からなかった時、妥協になるけど入社する」

企業全てを指します。

例えば、食品企業を志望していても、就活終了後にメガバンク1社からしか内定しなかったら、入社するのではないでしょうか?(※カゴメの倍率は約300倍、合格率にすると0.3%、1000人に3人です。)

総合商社を志望していても、就活終了後に生命保険の大手企業1社からしか内定が出なかったら入社するのではないでしょうか?

もちろん、志望業界にこだわって後期採用や就職留年という選択肢を取ることもあるかもしれません。それ自体を否定するつもりはありません。

しかし、後期採用や就職留年をしてまでその業界に行きたいと思えないのであれば、「とりあえず、時間の許す限り第一志望群は受けに行く」という業界の絞り方の方が合理的ではないでしょうか?

参考記事

就活で業界は絞るべきか、絞らない方が良いか?

であれば、「どの業界・企業に行きたいか?」の答えを得るための自己分析は、就活終了後、内定を取りきった状態で行えば良いはずです。

  • ・「やりたいことをやる」
  • ・「より自分にあった環境で働く」
  • ・「より自分が希望する働き方をする」

これらの軸で入社先を選ぶことはとても重要です。しかし、内定を獲得しなければ入社できないので、まずは内定数を確保してから「自分の希望を最も満たす内定先はどこか?」について考えた方が合理的です。

「(1)自分の強みを明確にするための自己分析」を行って内定を獲得しきったあとに、「(2)内定先の中で自分に最もあった企業はどれかを明確にするための自己分析」を行うことでより納得の行くキャリア形成につながると思います。

強みを明確にするための自己分析を終わらせる方法

ここまで説明してきたように、自己分析の目的は「過去の経験を根拠に自分の強みを見つけ、言語化する。」ことにあります。この自己分析を達成するには、以下の3つのステップが必要です。

〈次ページ〉自己分析を終わらせる方法

1 2