どんな種類の会社にも存在し、求人の数も最も多いとされるのが営業職です。
どんなに優れたサービスや製品を作っても、それを売る営業がいなければ、お客さんの手元には届きません。
ある意味で営業職は、会社の魅力を社会へと発信する「会社の顔役」と言っても過言ではないでしょう。
大きなやりがいに溢れる仕事です。
しかしその一方で、数字やノルマが厳しい、お客さんとの折衝が大変といったマイナスイメージが付きまとい、決して人気のある職種とは言えません。
そこで今回は、普段はあまり語られない営業職の魅力を改めて解説していきます。
目次
ノルマがあるというのは、目標がはっきりしているということ
営業職に付きまとうマイナスイメージの際たるものが「ノルマ」の存在です。
このノルマが達成できないと上司に怒られてしまう……
ノルマのためにお客さんに頭を下げてお願いしないと……
なんて思ってしまっているのでしょう。
しかしこれは見方を変えれば、目標がしっかり定まっており、それさえ達成できれば誰にも文句は言われない、という目安にもなります。
明確な目標がなく、自分で仕事を考え、作り出していくのはなかなか精神的に辛いものです。
目指すべきポイントが定まっていれば、それだけを考えて走ることができるので、ある意味とても楽な作業とも言えるのです。
極論ですが、ノルマを達成しさえすれば、1日だけ働いて、あとの29日間を遊んで過ごしても怒られることはありません。
ちゃんとやれば、ちゃんと評価してもらえる。
そういった環境というのは、意外と他の職種では得にくいものなんですよ。
評価基準が明確なので、出世も早い
目標が明確であるということは、評価する側の人間にとっても良いものです。
もしも目標が明確でなかった場合、あなたが頑張っているかどうかは、言ってしまえば雰囲気で判断されてしまうこともあります。
それこそ、気に入られている上司であれば高評価で、仲の良くない上司だと低評価、ということもあるかもしれません。
しかし、ノルマという目標が決まっているのであれば、あなたが頑張っているかどうかは数字を見れば一目瞭然。
例え遊んでいるようにしか見えなくても、ノルマを達成していれば評価しないわけにはいきません。
結果をしっかり残せていれば、給料や役職などの待遇面もどんどん良くなっていくでしょう。
インセンティブという特別ボーナスを貰えるチャンスもあるかもしれません。
頑張れば頑張った分だけ、ちゃんと目に見える形で報酬を貰えるというのは、まさに営業職ならではの魅力なのです。
専門的な知識やスキルは不要!だれでも挑戦できる仕事
営業職の場合、もちろんある程度の商品知識やサービス内容に関する理解度は求められますが、仕事を始めたばかりの段階や、採用面接のタイミングではそこまで重要視はされません。
専門的な知識に頼らず、コミュニケーション能力や人柄といった自分にしかない人間力で勝負ができるという懐の深さも営業職ならではの強みと言えるでしょう。
例えば学歴に自信がなかったり、特徴的な経験を積んでなかった人であっても、十分に活躍できる可能性があるのです。
まとめ
世間一般的には大変な仕事というイメージが強い営業職。
しかし、ちゃんと努力が出来る人であれば、こんなにもわかりやすく、かつ正しい評価をしてもらえる仕事は他にはありません。
ノルマに追われるのではなく、ノルマを追いかけるような人材になれば、きっと仕事の楽しさも倍増していくでしょう。
営業職を目指すのに、専門的な知識やスキルは必要ありません。
まさに自分自身を売り物にして勝負ができる環境です。
会社の顔として、颯爽と街を歩く姿に憧れませんか?
営業職は、一度は目指してみる価値のある職業ですよ。