はじめに
SPIをはじめとしたWEBテストを受けるためにはパソコンが必要になりますが、受験する前にPC環境を整えておくことが推奨されています。
これは安定した状態でWEBテストを受験するためにアナウンスされているため、環境を満たした状態であればトラブルに見舞われることなく受験ができるようになります。
今やWEBテストは多くの企業が選考活動の一環として取り入れていることから、大切な選考試験を突破するためにも使っているパソコンの環境を見直してみてください。
目次
WEBテスト受験にはWindows環境が必要
基本的にWEBテストを受けるにあたって、どのテストにおいてもWindowsパソコンでの受験を推奨していますが、全てのWindowsパソコンで受験できるわけではありません。
WEBテストを正常に動作させるために必要な環境というものがあり、あまりに古いパソコンを使用すると、受験すらできないことがあります。
一体どんな環境が必要になっているのか、詳しく見ていきましょう。
OSはWindows7以降
全てのWindowsパソコンでWEBテストを受験できるようにはなっておらず、最低でもWindows7以上のOSを搭載しているパソコンでなければなりません。
今やWindows7を使用している就活生はほとんどいないでしょうが、それ以降のWindows8やWindows8.1などのOSであれば問題なく受験ができます。
大学入学と同時に新しいパソコンを購入すれば、Windows10といった最新OSがインストールされているはずですので、特に気にしなくてもいい問題とも言えます。
使用するブラウザはIE11以降
WEBテストを受験するためにはインターネットブラウザも必要になりますが、ブラウザが動作環境を満たしていなければ、受験することができなくなっています。
一般的に動作が確認されているブラウザは「インターネットエクスプローラー11.0」「グーグルグローム」「マイクロソフトエッジ」といったものが推奨されています。
一部就活生の中には「ファイヤーフォックス」を使用している人もいるかもしれませんが、動作保証外もしくは受験できないため、あらかじめインストールしておきましょう。
ネットカフェで受験しようとすると、古いOSやブラウザのままになっていることがあるため、受験前に必ず動作環境を満たしているかどうかをチェックしてください。
Mac環境でWEBテストの受験できる?
Windowsパソコンが多く普及している中、就活生の中にはMacパソコンをメインPCとして使用している人がいるかもしれません。
そこで気になるのがMacパソコンでもWEBテストを受験できるのかということでしょう。
基本的にMacパソコンでのWEBテスト受験は推奨されておらず、Windowsパソコンが他になければ学校内や友人に借りるなどして受験することをおすすめします。
しかし、Macパソコンの設定を変更することで受験することも可能であるため、その方法について紹介しましょう。
BootCamp機能を使用する
Macパソコンでは、他のOSをインストールすることができる機能が備わっており、BootCamp機能を使用することでMacパソコンでもWindows10などを動かすことができます。
パソコンソフトをインストールする感覚でWindowsをMacパソコン内に入れることができますが、新しくWindowsOSのインストールディスクなどを購入する必要があるため、WEBテスト受験のために準備するには費用が嵩んでしまいます。
また、ハードディスク容量も大きなデータ容量を必要とするため、WEBテストのためだけにBootCampを使おうというのであれば一考するべきでしょう。
Safariの設定を変更する
裏ワザ的方法で、MacパソコンでもWEBテストを受験することは可能です。
Macに備わっているブラウザ「Safari」を起動して環境設定を開くと、詳細のタブから「メニューバーに“開発メニュー”を表示」というチェックボックスがあるため、選択しましょう。
するとメニューバーに「開発」が表示されるようになり、そこから「ユーザーエイジェント」を選択して「Internet Explporer」を選択してください。
これでMacパソコンでもWEBテストを受験できるになりますので、一度試してください。
WEBテスト受験前に気を付けておきたいポイント
WEBテストを受験するにあたって、事前にパソコン環境を整える必要がありますが、他にも気を付けてほしい部分があります。
意外と見落としてしまうポイントとなっていますが、どれも簡単に設定できるものであるため、必ず確認するようにしましょう。
また、受験中に何らかのトラブルが発生する場合は、以下の事柄が原因している可能性があるため、チェックしてみてください。
ウイルスソフトを切っておく
多くのパソコンではウイルス対策として、ウイルスソフトを常時起動している状態にありますが、WEBテストをうまく受験できないことがあります。
そのため、WEBテストを受ける前には、あらかじめウイルスソフトを切っておきましょう。
ウイルスソフトを切ることは危険にさらしている状態にするため不安に感じるかもしれませんが、受験中に突然遮断されてしまうことが過去にありました。
また、WindowsパソコンではOSの自動更新もWEBテスト受験を妨げる要因となっているため、自動更新設定も合わせて確認しておいてください。
Javaプログラムの有無を確認する
基本的に市販されているパソコンであればJavaプログラムがインストールされていることがありますが、もしインストールされていなければWEBテストを受験することができません。
Javaプログラムは公式サイトからダウンロード・インストールが簡単にできるようになっており、多少時間がかかってしまいますが最新の状態にしておきましょう。
特にパソコンを自作している人はインストールをしていないケースもありますので、事前にインストールされているかどうかを確認しておいてください。
まとめ
基本的に最新の市販製品や学校内にあるパソコンを使用すれば、WEBテストは問題なく受験することができるようになっています。
あとはウイルス対策ソフトや自動更新プログラムが起動しないように設定しておくことで、スムーズにWEBテストを受験できるようになるため、あらかじめ設定を確認しておいてください。
受験中にトラブルに見舞われると、もう一度やり直すことができない場合もあるため、万全の状態を整えてからWEBテストに挑むようにしましょう。