はじめに
就職活動のゴールは内定獲得だと思っている人も多いでしょう。
しかし本当に大切なのは入社後。
社会人となって、仕事をし、そこで活躍をする。
そうなることで初めてその就活は成功したと言っても過言ではありません。
そう考えると、内定を取るまではもちろん大切ですが、内定を取ってから入社までの期間もとても大切。
多くの会社は10月1日に内定式を行い、4月1日が入社日。
この半年の空白期間をどう使うかで、あなたがデキる社会人になれるかどうかが変わるでしょう。
今回は、内定獲得後から入社までの間に身につけておきたいスキルを3つ、ピックアップしてご紹介します。
目次
Microsoft Officeを使いこなせるようになろう
社会人になってすぐに使わなければならなくなるのがMicrosoft Officeのワードやエクセルといったソフトたち。
大学時代のレポート提出などで軽く使ったことはある、という人も多いでしょうが、ビジネスの現場でも使えるようにしっかりとマスターをしておきましょう。
ワードであれば報告書の作成や文章の校正機能などができるようになっておきたいですし、エクセルであれば簡単な関数は自分で組んで使いこなせるようになりたいですね。
また社会人になるとパワーポイントを使うシーンも増えてきます。
プレゼン資料作成の練習もしておくと、いざという時便利ですよ。
会計知識を身につけておこう
入社後に経理や税務の業務につかない場合でも、身につけておくと色々便利なのが会計知識。
空白期間の間に簿記を勉強しておくと、後々役立つことも多いでしょう。
企業の利益や損失はどういう意味があるのか、また儲けはどうやって発生しているのか、そういったことが理解できるようになると、自社のことはもちろん、取引先などに対する理解も深まります。
特に営業職などで、クライアントと直接コミュニケーションをとることが多い仕事などでは、数字に強いというだけで、あなたの信頼度をワンランクあげてくれることでしょう。
簿記3級は1日1~2時間程度の勉強で1ヶ月、簿記2級は3ヶ月程度勉強をしていれば取得可能と言われています。
自分のキャリアの可能性を広げるという意味でも、取得しておいて損はないですね。
語学力を身につけよう
グローバル化が進む現代において、入社時に一定の語学力を求める企業も増えてきました。
社内公用語は英語、なんてところもあるぐらいです。
今はまだ語学力を求められていない会社であっても、将来のことを見越して今のうちに勉強しておいて損はありません。
英語はもちろんですが、今後中国語の需要も大きく伸びてくることが予想されます。
いきなりビジネス会話レベルの高いものを習得する必要はありませんが、簡単なリスニングやライティング、日常会話レベルの力があると、かなりの強みとなるでしょう。
その実績を買われて、新規事業を始めるときのメンバーに若くして抜擢される。
なんてこともあるかもしれませんね。
番外編:思いっきり遊ぼう
これはスキルではありませんが、社会人になるとまとまった休みはどうしても取りにくくなります。
「あの頃は良かったな…」「あの時こうしていれば…」なんて後悔しないように、大学生時代に思いっきり遊ぶようにするのも良いでしょう。
海外旅行に行ったり新しい趣味の開拓をしたり、プライベートの時間を充実させるのも、できる社会人には必須のスキルです。
まとめ
内定後から入社までの期間は本当に貴重な空き時間です。
そこをどう使うかで、これからのキャリアの満足度が大きく変わると言っても過言ではないでしょう。
仕事に活かせるスキルとして、Microsoft Officeや会計知識、語学力を磨けば必ず後々役に立つはずです。
一方で思いっきり遊ぶのも大切。
終わり良ければ総て良しではありませんが、最後の大学生活に悔いを残さないよう、全力で走り抜けましょう!