はじめに
就活をスタートするにあたって、まず大切になるのが企業研究です。
一般的に知名度の高い企業を選ぶ人が多いのですが、実はそういった企業が必ずしも優良企業とは限りません。
今回は関西エリアの優良企業に焦点を当てて見ていこうと思います。
目次
優良企業の探し方
そもそも優良企業とはどのような企業のことを指すのでしょうか?
その定義として3つあげられます。
- ・株主にとって投資する価値があるか、売り上げが良いのか
- ・消費者にとっては商品やサービスを購入・利用する価値があるのか?
- ・満足できる給与で、離職率が高くないか
これら3つの条件をもとに優良企業と定義付けられます。
入社に関しては特に離職率や給与、更に休みや残業が多くないかといった点が働きやすさに大いに関係してくるのでしょう。
もちろん3つの条件もですが、優良企業は最終的には選ぶ本人が良いと思うかで決まってきます。
ですので、自分でどういった点を優良企業のポイントにするのかを決めておきましょう。
休みを取るのか、給与が高い方が良いのかなど自分で考えた上で、これから関西エリアの優良企業について紹介していきます。
関西エリアの優良企業
ダイキン工業株式会社
関西に本社を置く企業で、空調機器、フッ素化学製品、冷凍機応用製品などの製造、販売、輸出を行なっています。
中でも空調機器に重点を置いており、日本だけでなく世界145カ国に出店しているグローバル化にも積極的な企業です。
優良企業と呼ばれる理由としては、働きやすさがあげられます。
大企業でありながらも年間休日が124日と比較的多く、給与は大卒初任給で22.5万円と平均よりも高い傾向にあるのです。
労働時間も7時間45分と比較的短く、フレックスタイム制も整っているため働きやすい環境がしっかり整っています。
高島屋
関西にも店舗を構える高島屋は女性にとって特に働きやすいと、ホワイト企業ランキングで一位に輝いた実績もあります。
仕事内容としては百貨店としてのサービス業が中心となるのでしょう。
女性は長く働き続けることができ、定年退職をした方でもアルバイトとして働き続けることができます。
更に仕事内容に見合った給与で残業代や交通費手当てもしっかり付いているため、比較的働きやすいと言われるのでしょう。
京セラ
京セラは素材から部品、完成品など幅広く手がけているメーカーで京都を本社としています。
京都型経営モデルという独自の経営方を持っている、京都では有名な優良企業です。
この経営方はKDDIやJALでも採用されています。
創業以来黒字経営を持続しているため安定性のある企業です。
こういった安定感が優良企業として認定されているのでしょう。
株式会社クボタ
トラクタ、産業用ディーゼルエンジン、小型建設機器などの工業製品を取り扱っているブランドで世界的にも有名です。
3年後の離職率としては5.5%と非常に低く、有休消化日数は15.4日です。
こういった働きやすい環境が優良企業としての秘密なのでしょう。
また女性にとっては営業や企画職もあるため職種の面でも働きやすいと思います。
パナソニック
日本のみならず世界的に有名なパナソニックは実は関西が本社なのです。
電子部品や家庭用電子機器、電化製品など幅広く商品を展開しています。
またグループ会社も多く、リフォームや保険なども展開しているのです。
大卒初任給は平均よりも高く、社会保険や福利厚生も豊富にありますし、標準労働時間は7時間45分。フレックス制度があるので働きやすい環境が整っているでしょう。
まとめ
今回は関西の優良企業を5社紹介していきました。
今回紹介した企業ももちろんですが、自分の優良企業の基準をまずは決めることが大切です。
さらに説明会やOB・OG訪問も通して、具体的な雰囲気もつかむことが成功の秘訣ですよ。