はじめに
周りにいる友人が着実に内定を獲得している中、自分自身は一向に内定を獲得できずにいて、さらに面接も一次を突破できていないとなれば不安が募る一方です。
このような状況が続くと焦りや不安が膨らんでいく一方で、継続している就職活動に影響が出てくるでしょう。
しかし、うまくいっていない状況や焦っている時だからこそ、一度冷静に立ち止まって現状を見つめ直す必要があります。
もし内定が貰えずに焦っていると少しでも感じている場合は、これから紹介する3つの対処法を参考にしてもらって自分自身を振り返ってみてください。
目次
内定が貰えない不安に陥った時の3つの対処法
周りの友人や就活仲間から内定を獲得したという報告を受けると、彼らを祝福したい気持ちがある一方で、自身にも焦りの気持ちが生まれてきます。
また、就職活動がうまくいかず一次面接が突破できていない状況なども相まってしまえば、より大きな不安に駆られてしまうでしょう。
そんな時こそ、一度冷静になって立ち止まることが重要になり、これまで行ってきた就職活動の内容を振り返る必要があります。
そこで今回は、就職活動に焦りや不安を覚えている方は特に意識してほしい対処法を3つ紹介していきますので、参考にしてみてください。
対処法①:原因を追究する
内定がいつまで獲得できていない状況が続くと焦る気持ちが大きくなりますが、そんな時こそ一度立ち止まって、自身の就職活動の内容を振り返る必要があります。
就職活動がうまくいかない原因が必ずあるため、一次面接を突破できない理由やエントリーシートが通過しない理由をしっかりと分析して追求していきましょう。
自己PRの内容が薄いのか、面接で明るく発言できているのかなど、必ずどこかに不採用となっている原因が存在しています。
うまくいかない状況を「縁がなかったから」とそのまま放置していると、同じ問題にぶつかることを繰り返して、その度にメンタル面で気が滅入ってしまいます。
なぜダメなのかという理由や原因を突き詰めていくことで次のステップへと進むことができるため、原因の追求は欠かさずにしっかりと行いましょう。
対処法②:ある程度諦めること
原因を追究してみて分かったことがあれば、徹底して改善に努めます。
しかし、求人倍率の高さや募集数の少ない企業に応募した時、完璧なエントリーシートや面接の応対ができたとしても、選考に落ちてしまうことは少なくありません。
就職氷河期と比べて就職活動が簡単になったと言われるようになったとしても、内定を獲得できない時はできないため、ある程度は諦めて折り合いをつける必要があります。
この時に決してしてはならないのが、自分自身と他人を比べることです。
友人が内定を獲得した、就活仲間が複数の企業から内定を獲得したという話は一端シャットアウトして、時には就職活動のことから離れてリフレッシュするといいでしょう。
あくまで他人は他人であり、受けている企業や志望業界も異なれば難易度が全く違います。
また、内定を多く獲得できているからといってその人が優秀であるとはならないことから、他人の情報は気にせず、自身の就職活動と向き合うように心がけてください。
対処法③:保険を用意する
焦りや不安が生まれてくるのは気持ちに余裕がないことが大きなきっかけとなるため、それならば思い切って保険を用意しておくといいでしょう。
保険として使いたいのが、どんな企業でもいいので一社から内定を貰っておくことです。
例えば大量募集を行っている企業や零歳企業に応募すれば内定を取れてしまうことは珍しくなく、新卒や年齢が若いという理由だけで採用してくれる企業は意外にあります。
あくまで本命は志望する業界・企業に入社することであり、保険として内定を取った企業からすれば迷惑極まりない話ですが、内定を貰った状態で就職活動を行うことは何も問題ではありません。
労力がかかってしまいますが、全く興味のない業界や企業、内定が出やすいと噂されている企業の選考に応募してみて内定を獲得しておけば、思いのほか気が楽になるはずです。
上手くいかない時は冷静になるのが一番の方法
「必ず突破できる面接対策」や「魅力的な自己PRの作り方」などと書かれた就職活動向け書籍はごまんとありますが、そういった就活の攻略法やマニュアルにとらわれた就職活動を行っていると上手くいきません。
上手くいかない状況が続けば焦りや不安が大きくなる一方で、更なる悪循環にハマってしまう恐れがあります。
焦りや不安を抱えたまま面接に臨んでもいい結果を得られることは少ないことから、負のスパイラルから脱するためには一度冷静に立ち止まることをおすすめします。
どうしても気分が晴れない場合は、思い切って就職活動に手を付けることを辞めて遊びに走ることも一つの手段でしょう。
空白の期間を作ることは余計に不安を感じるかもしれませんが、マイナスの気分を抱えたまま就職活動をするよりもはるかに効率的で有益です。
大切なのは心に余裕を持つことであり、自分のペースでリラックスしながら就職活動を行えるように、上手くメンタルをコントロールしていきましょう。