内定を取れない人の特徴!該当しているかどうか要チェック!
なかなか就職活動で内定を取れずにいると、精神的にも苦しくなって思うように行動できなくなる場合があります。
その中で、なぜ自分は内定が取れないのかを考えたことはありますか?
ここでは内定を取れずにいる学生に共通する特徴を挙げるとともに、内定を獲得するための改善方法を紹介していきます。
自分は内定をとれない学生の共通点に該当しているのかどうかを確認してもらい、今後の就職活動に役立ててみてください。
目次
なぜ内定が取れないのか?その共通点を4つにまとめてみた!
なぜ内定が取れないのかと考えたことはありますか?
不採用になったら逐一その原因を研究して改善していくことが求められますが、就職活動がうまくいっていない学生は自分自身を見つめ直すということができていません。
そこで、いつまでも内定を取れない学生に共通する部分を4つまとめてみました。
自分自身が該当するのかどうか、また就職活動で失敗しないための教訓として、下記にある4つの共通点を確認してみてください。
自己分析ができていない
就職活動を始めるにあたって欠かせないのが自己分析です。
自己分析とは
- ・自分がどういう人物なのか
- ・何ができるのか
- ・どのようなことで会社に貢献できるのか
を伝える内容であり、決しておろそかにできない部分となります。
内定を取れない学生の多くは自己分析ができていない場合が多く、採用担当者に対して何もアピールできずに終えていることがほとんど。
- ・性格や長所・短所がスラスラと言えるのか
- ・自分自身をひと言で表現できるのか
など、改めて考えてみれば、自己分析ができていないことが分かるはずです。
業界分析ができていない
自己分析と並んで重要な業界分析ですが、内定を取れない学生は業界に対するイメージを抱えたままの状態で就職活動を行っています。
また、企業に対するイメージだけでなく業務内容についても同様の場合が多く、「総合職は色々なことをやるんだろうな」と漠然とした考えになっているはず。
抱えているイメージが正しい可能性はありますが、それだけでは具体性に欠けます。
面接を受ける企業は業界内においてどのような地位にいるのか、強みや特色だけでなく、各職種の仕事内容を書籍や友人・先輩たちから聞いて知ってください。
気づかないうちに面接で失敗している
自己分析や業界分析をしっかり行っているにもかかわらず、幾度となく面接で落ちている人は、一度話している内容を振り返ってみてください。
- ・同業他社の名前を口走っている
- ・他企業の強みを褒めている
こんなことをしていませんか?
それらは面接を受けさせてもらっている企業の悪口を暗に話していることになるため、面接の場で何も言われなくても自然と不採用になってしまいます。
その他にも、会社にとって不利益な情報を話すことはご法度であり、面接ではあくまで受けている会社を褒めることや魅力的に映っていることをアピールしなければなりません。
プライドが邪魔をしている
就職活動を行うにあたって、できるだけ名のある会社に勤めたいと気持ちがあるでしょうし、他にもより良い環境で働きたいという考えもあるでしょう。
ところが他の企業と比較する中で、その気持ちが邪魔をして勝手にフィルターをかけてしまいます。
内定を取れる学生は、どの企業面接でも同じ目線に立って見て行動しているため、言ってみれば泥臭い就職活動を行っていると言えます。
「明日の面接は第二志望だから力を入れず、明後日の第一志望で全力を出そう」などという考えは不要で、全ての面接において全力を出すことが大事です。
就職先の優先度の決定は内定を取った後に行うものであるため、目の前の採用試験に対しての意識が薄い学生は不採用となって当然でしょう。
また、気持ち的にも自身の方が上の立場だと錯覚してしまって、不採用になると通知を出した企業を見下しては、何がいけなかったのかなどを分析することもままならぬ状態で月火を過ごしてしまうため、もっとも注意が必要です。
どうすれば改善できる?
内定を取れない人の共通点には、基本的なことができていないということが分かります。
しかし就職活動が中盤以降になると、どう改善すればいいのか分からずに焦ってしまいがちになるでしょう。
そこで、内定を取れずにいる人に向けて、行っている就職活動をどう修正していけばいいのか、重点的に改善すべき点を挙げてみましたので参考にしてみてください。
いま一度、自分を見つめ直してみよう
何よりも大切なのは、現状の自分の立場を見つめ直すことです。
自己分析や業界分析はしっかりできているのか、面接の時は明るい笑顔で応対しているのかなどを振り返ってみて改善していきましょう。
よく分からないという場合は、時間がかかりますが最初からやり直すのも一つの手です。
特に自己分析では、自身を客観視して見ることが大事であり、友人など他社からの声に耳を傾けてアピールポイントを練り直してみてください。
自分自身の説明が上手くできなければ、相手に魅力的な人物であることを説明することができないため、多くの時間を割く価値は十分にあります。
面接本番で力を発揮するために練習を繰り返す
いくら魅力的な自己PRが完成していたとしても、その内容を上手く伝えなければ相手の目を惹くことはできません。
面接で質問される内容は一定であることから、話す内容をしっかりと決めておくことは大事です。
その中でアピールしたい部分を誇張し、見栄えが良くなる内容に装飾するなどの工夫を盛り込んで、面接の場では就職活動用の自分を作り上げていきましょう。
些細な言葉遣いにも気を配りながら、面接の練習を繰り返し練習してください。
能動的に動いて学生気分から脱却する
学生生活では誰かから何かをしてもらうことが多くありませんでしたか?
受動的な姿勢のままでは就職活動を成功させることはできず、たとえ内定をもらったとしても、社会人として働くことになれば苦労の連続が待ち構えています。
気になることがあれば調べる、特定の情報が欲しいならOB・OGなど詳しい人に聞いてみるといったように、自ら率先して行動することを心がけてください。
就職活動とは自分自身を売り込む場であるため、能動的に行動できる人物は採用担当者から魅力的な人物と見えます。
そもそもが自分自身のために行っている活動であるため、能動的に行動できなければ就職活動の成功はないと言っても過言ではありません。
自分を見つめ直して内定を獲得しよう
いずれも基本的な内容ではありますが、内定を取れない人は就職活動における基本的なことができていないため、いつまでも同じ状況が続いています。
内定を取って就職活動を終わらせたいのであれば、基本に忠実になって実行することが大切な心掛けと言えるでしょう。
就職活動のやり方に個性は必要ありません。
差をつけるべきは自己PRといった部分であるため、まずは自分自身の就職活動の内容を振り返ってみて、基本的なことができているのか改めてチェックしてみてください。