私が小樽芸術村の学芸員として、近代美術及び建築の継承・普及に貢献したいと考えた理由は2点あります。
1点目は、近代の美術作品の魅力を人々に伝えたいと考えたからです。私は大学でキュレーションを専攻しており、日々研究や展覧会の企画に勤しんでおります。美術史・デザイン史・建築史を学ぶ中で、特に、西洋と日本が相互に影響しあい、それぞれの作家が独自の様式を編み出している近代の美術・建築・デザインに興味を持つようになりました。また、美術作品は単に外見的に美しい・面白いだけでなく、当時の時代背景、及び作家の人生やパーソナリティが密接に絡んでおり、それらを知ることで、見え方が変わります。作品に関する分析や調査を重ねながら、それを人々に分かりやすく解説し、その更なる魅力を伝えたいです。修士論文では近代日本のグラフィック・デザイナー集団について執筆予定ですが、将来仕事するにあたり、より幅広く多くの作品に触れたいと思っており、日々ジャンルに捉われず、建築物や美術館を巡るほか、本を読むなどで美術の知識を深めています。小樽芸術村では、建築・工芸品・ステンドグラス・絵画等、様々な作品を取り扱っているところが魅力だと感じました。
2点目は、地域の活性化に貢献したいと考えたからです。7年前、旅行で小樽市を訪れた際に、その明治・大正の趣が残る街並みに感動し、歴史的建造物が残る貴重な地域だと実感しました。小樽芸術村の学芸員として、街の魅力を途絶えさせることなく未来に継承したいです。
これらの2点の理由から私は小樽芸術村の学芸員を志望します。将来的には、作品を継承するために、美術作品の適切な環境での保管・管理・データベース化をより徹底して行い、それらを工夫して発信することで面白いHPを制作したいです。また、大学で学んだAdobe Illustrator を含めたソフトの操作経験を活かし、カタログ製作や広報物の制作にも積極的に取り組みたいです。更に、展示方法を工夫するだけでなく、ワークショップのようなイベントを開催するほか、講演を行うなどで、より深く作品の魅力を人々に伝えたいです。













