志望動機
私が貴社を志望した理由は2つあります。一つ目は貴社が前臨床受託機関の中でトップクラスの実績と独自の技術を持っている為です。アルバイトでの薬剤師業務で患者様に接する事で、新薬の研究開発に携わり一日でも早く健康に貢献できる医薬品を世に送り出したいと考えるようになりました。製薬メーカーとは異なり受託機関では疾病領域が限定されることなくあらゆる疾患の研究開発に関与し貢献することができます。その中でも貴社では受託業務の実績が業界No.1であるだけでなく、動物実験技術、トランスレーショナル事業といった独自の技術を多く保有していると伺い、常に技術の発展に取り組む貴社で最新の技術に触れながら医薬品の創出に携わりたいという想いが強まりました。そして二つ目はきめ細やかな社員教育を行っている点です。貴社は多様化を見据えたチャレンジを行っており、その一環として他社では見受けられないほどの社員教育を実施しております。私は研究室での指導教員や先輩とのディベートを通して自らの意見を発信する重要性を学ぶだけでなく自身の知識をアップデートする喜びを知りました。そのため説明会にて語学教育や10月入社制度を行うと知り大変魅力的に感じました。以上の事から私は貴社にて技術の革新、創薬に携わりつつ自己研鑽することで更に新薬の創出に還元できる研究者になりたいと考え志望いたしました。
自己PR
私は大学院入学当初に大学病院での臨床研修に参加し、週末は調剤薬局で薬剤師として勤務していました。当初は患者さんからの質問の返答や要望に対する対応が上手く出来ず悩むことがありました。研修や業務終了後に反省点を列挙し、指導の見直しやシミュレーションを行うサイクルを繰り返し続けました。徐々にスムーズに対応できるようになり指導していた患者さんから「今日の検査結果良かったよ」「前に聞いたことを参考にしてみたら症状が落ち着いた」と報告されるようになりました。臨床研修では一連の研修を通して出会った症例をまとめ、症例報告を学内研究報に投稿することができました。また、この経験から臨床経験だけでなく病気に苦しむ患者さんの生の声を聴き、各々の背景をもつ患者さんと臨機応変に対応できるコミュニケーション能力を学ぶことが出来ました。今後も患者さんの気持ち、ニーズに向き合うことを忘れず一医療に携わる者として歩んでいきたいと考えております。
研究テーマ、概要、実験技術
テーマ:
脳内AMP-activated protein kinase シグナル促進機序解明とうつ病治療法の開発
概要:
継続的な運動はうつ病や認知症などの精神疾患に対して予防効果があり、そのメカニズムの一つにAMP-activated protein kinase(AMPK)活性化の関与が報告されています。しかし、これら精神疾患に対してAMPKが如何なるメカニズムで作用を発現するのかは不明でした。従って、うつ病モデル動物である嗅球摘出 (OBX) マウスにおけるAMPK活性化薬である5-aminoimidazole-4-carboxamide riboside (AICAR) の効果及びそのメカニズム解明を行ってきました。うつ病、認知症治療には海馬で新しい神経が作られる神経新生が関与しており、神経新生に対するメカニズムはNeuropharmacologyに掲載されました。近年では神経の炎症がこれらの疾患の発症に関与している可能性があることから炎症の側面からもアプローチを行っております。
実験技術:
動物関連手法:嗅球摘出法、卵巣摘出法、DSS溶液を用いた大腸炎モデルの作成、うつ状態スクリーニングテスト全般 (Tail-suspension test, Forced swimming test, Sucrose preference test) 記憶関連試験 (Passive avoidance test, Novel object recognition test, Y-maze test)、腹腔内投与、尾静注、脳室内投与、経口投与、浸透圧ポンプを用いた脳室内微量注入法、
サンプリング関連:前頭皮質、線条体、海馬、視床下部のサンプリング、潅流固定法、
分子学的手法:Western blotting機器全般、共焦点レーザー顕微鏡、MAP analyzer、免疫組織化学染色法、クリオスタット、PCR、
リーダーシップを発揮した経験
私は粘り強さとコミュニケーション能力を活かして研究室配属生へ研究指導を行った事があります(現在も行っています)。実験手技の習得や実験の進め方に苦戦する配属生に1年半という限られた時間で出来るだけ多くの経験をしてほしいという思いから以下のような介入を行いました。
(1) 実験手技の習得に時間がかかる学生に対しては何に躓いているのかを聞き取り、疑問点に対する助言を行い、何度でも練習に同行しその都度フィードバックするサイクルを繰り返し、上達を図りました。
(2) 教員と学生の間に位置することで双方の意見、考え、状況を踏まえた意見を発信することがありました。これにより実験の方向性に齟齬がないよう、また一人ひとりの実験量に無理のないように調整しました。
(3) 卒業論文作成、発表の際には自身の学生時代の経験や論文作成、学会発表から学んだことを交えて助言し無事に発表、まとめ終える事ができました。
(1)〜(3) の初歩的な技術の導入からまとめの段階までを指導する事で、相手が何を求めているのか見極め、それぞれの段階で発生する疑問に対して納得してもらえるように伝える能力の大切さを学びました。また学生からの質問や意見が自身にとって新しい発見となる事もあり、コミュニケーションを取り合うことが互いの成長に繋がる事を再認識できました。
備考
・TOEIC受験に向け勉強中
・実績
論文 [原著:6、症例報告:1]
学会発表 (口頭発表::11、ポスター: 11)













