もくじ
- はじめに
- 就活生が企業説明会で聞いてははいけない5つの質問
- 1.「お給料ってどのくらいですか?」
- 2.「勤務地はどこになりますか?」
- 3.「育休産休はとりやすいですか?」
- 4.「福利厚生について教えてください!」
- 5.「企業の雰囲気や社風はどんな感じですか?」
- まとめ
1.はじめに
こんにちは。説明会が始まって、みなさんも「質問とかした方がいいのかな…」という場面に遭遇することも多くなってきたのではないでしょうか。そんな時、どんな質問がNGなのか事前に知っておくことは重要です。そのため、今日は企業説明会で就活生が聞いてはいけない質問を5つご紹介していきたいと思います。
2.就活生が企業説明会で聞いてはいけない5つの質問
就活生が企業説明会でしてはいけない5つの質問を紹介します。最後の雰囲気を除くと、いずれも
- 「”会社にぶら下がるつもり”」
- 「”会社に与えた貰うつもり”」
なのかな?と受け取れるような質問です。企業側は、
- 「企業が何を自分にくれるのか?」ではなく、
- 「その企業でどんな価値提供(成果)ができて」
- 「その活動を通じて事業とともにどういうふうに成長していけるのか?」
を考えている人材を欲しがるのは当然のことです。
1.「お給料ってどのくらいですか?」
まず、給与に関する質問です。これは知っている方も多いかと思います。給与は確かに企業選択の1つの基準になるかもしれませんが、ネットで調べればある程度わかりますし、企業説明会でわざわざ聞くようなことではありませんよね。あなたが成果をあげれば然るべき報酬が支払われるだけのことです。求める前に成果を上げれば良いだけです。人事担当者に「給与最優先で就活してる学生」という印象を与えないためにも、金銭面に関する質問は避けるようにしましょう。
2.「勤務地はどこになりますか?」
次に、勤務地に関する質問です。勤務地も確かに気になるポイントではありますが、「辺鄙なところに飛ばされたらこの子働きたくないとかいうのかな…?」という悪い印象を人事担当者に与えかねません。また、全国転勤前提の企業でこれを聞くのは完全にアウトですよね。転勤を望まないのであれば、そのような働き方ができる企業は他にもあるので、そういった企業を受けるようにしましょう。
また、特に多いのが『女性が海外で働ける割合はどれぐらいですか?』という質問。会社はあなたの『憧れ』を叶える場所ではありません。会社は価値提供を通じてお金を稼ぐための集団。そこに貢献するのであればいくらでも海外に行くよう依頼します。
3.「育休産休はとりやすいですか?」
女子就活生は気になる育休産休に関する質問も要注意です。まず、前提としてなぜ企業が育休産休などの制度を整えているのか考えてみましょう。政府がそう言っているから?育休産休の制度がないと女性が働き続けられないから?確かにそういう面がないとは言えませんが、一番は「企業のため」です。企業が利潤追求の集団であるという原理原則に立ち返れば、育休産休などの制度を整えることが優秀な人材の確保に繋がり、女性社員が安心して働くことが企業への、また社会への更なる価値提供に繋がるために導入しています。女子就活生の皆さんは、企業は女性の出産や育児を支援する場ではないということを頭に入れましょう。どうしても気になるのであれば、女子学生向けの説明会であるとか、OG訪問であるとか、そういったときに個人的に聞くことをおすすめします。
4.「福利厚生について教えてください!」
福利厚生を聞いちゃうのも避けましょう。普通の企業であれば募集要項や新卒向けのサイトに載っているはずですので、気になる方はググってから説明会に行きましょう。また、人事担当者に「この子、事業内容とか、今後の方向性とか、企業についてはあまり興味ないのかな」という印象を与えてしまいます。福利厚生でライフワークバランスを保つことに関心がある学生と、事業を通じてどんな価値提供を世の中に提供していくかに関心がある学生であれば、後者を選ぶのは自然ではないでしょうか?当然、残業や有給消化率などのデリケートな質問も避けましょう。
5.「企業の雰囲気や社風はどんな感じですか?」
最後に、企業の雰囲気や社風に関する質問です。企業の雰囲気や社風はとても気になる部分ではあり、人によっては重要な企業選択の基準となりますよね。しかし、雰囲気などは人によって感じ方が異なるものですし、人事担当者が「アットホーム」な職場だと感じていても、実際は「仕事もプライベートも先輩同僚と一緒」な会社であることも。そのため、企業説明会で社風について尋ねるよりは、先輩社員に直接話を聞ける説明会に行くか、OB訪問などを重ね、自身で企業の雰囲気をつかんでいくほうがおすすめかなと思います。
3.まとめ
いかがでしたか?質問の内容から、その人がどんなことに関心があるかが読み取られてしまいます。説明会という限られた時間の中で質問を行うのであれば、それなりの質問をした方が企業にとっても、就活生にとってもメリットになりますよね。就活は情報戦と言われるくらいですから、ネットの情報も上手く使っていきましょう。それでももし気になることがあれば、OBOG訪問などの際になんとなーく、それとなーく探りを入れてみることをおすすめします。それでは就活がんばってくださいね。