目次
- はじめに
- 就活写真を証明写真機で撮影するのはだめ?
- 就活の証明写真は採用担当者の第一印象を左右する!
- 【証明写真機と写真スタジオ】就活写真の比較
- 就活写真を証明写真機で撮影する際の注意点
- 就活は証明写真機ではなくスタジオでプロに撮影してもらおう
- まとめ
はじめに
就活を行うにあたっての準備物の一つに、証明写真があります。
忙しい就活生にとって、証明写真はなるべく手間をかけずに撮影したいと思う人も多いでしょう。
手軽に安く撮影できる証明写真機ですが、
- 「就活の写真を証明写真機で撮影してもいいの?」
- 「ちゃんとしたところで撮影しないと内定もらえないのかな?」
など、心配や疑問の声も多くあると思います。
そこで今回の記事では、
- ・就活写真を証明写真機で撮影するのはだめ?
- ・証明写真機と写真スタジオの就活写真の仕上がり比較
- ・就活写真を証明写真機で撮影する場合の注意点
を解説していきます!
この記事を読んで、採用担当者に良い印象を持たれる就活写真を撮影しましょう!
就活写真を証明写真機で撮影するのはだめ?
結論、就活写真を証明写真機で撮影してもだめではありません。
就活に使用する証明写真の大きな役割は、本人確認です。本人かどうかを採用担当者がしっかりと判別できる写真であれば、証明写真機で撮影しても問題ないのです。
ただし、写りや品質などは写真スタジオで撮影した就活写真と比べると劣ってしまいます。証明写真機で就活写真を撮影する場合、いくつかのデメリットが存在するのも事実です。
証明写真機のメリットとデメリットを知り、どこで撮影するかを決めると良いでしょう。
就活の証明写真は採用担当者の第一印象を左右する!
引用元:カオナビ
就活の証明写真は、採用担当者の第一印象を大きく左右します。
証明写真は採用担当者が初めてみる”あなたの外見の情報”です。いわば、その写真の仕上がりによって「明るそう」「真面目そう」などの第一印象が決まってしまうのです。
就活生のみなさんは、「メラビアンの法則」を知っていますか?
- ・視覚情報(容姿・服装・表情など):55%
- ・聴覚情報(声の高さ・話すスピードなど):38%
- ・言語情報(話の内容・言葉の意味):7%
このことから、なんと人の印象は半分以上見た目によって左右されることがわかります。良い第一印象を与えるためにも、就活の証明写真は高品質なものを用意するのがおすすめです。
就活写真を証明写真機で撮影した場合の人事の評価
まず前提として、人事担当者はその就活写真が証明写真機で撮影されたものなのか、写真スタジオで撮影したものなのかがすぐに分かるといいます。
その上で、証明写真機で撮影した就活写真を提出した場合、人事から
- ・TPOをわきまえていない
- ・常識がない
- ・不真面目そう
- ・企業への志望度が低い
といった評価を受ける可能性があります。
証明写真機では1人で撮影するため、ネクタイの歪みや表情にまで注意できない場合が多いです。その結果、人事にネガティブな印象を与えてしまうこともあります。
また、スタジオで撮影した就活生と比べた際に、「志望度が低い」と思われてしまう可能性もあることを頭に入れておきましょう。
【証明写真機と写真スタジオ】就活写真の比較
ここまで、「証明写真機で撮影した就活写真は質が悪い」という前提で話を進めてきましたが、写真スタジオで撮影する場合と具体的に何が違うのでしょうか?ここでは、
- ・仕上がり
- ・納品スピード
- ・レタッチ
- ・サービス
- ・費用
の5つの観点から証明写真機と写真スタジオの違いを解説していきます。
証明写真機と写真スタジオの『仕上がり』の違い
証明写真機 | 写真スタジオ | |
---|---|---|
明るさ | 顔に均等に光があたりにくい | しっかりと光が当たり明るい |
左右バランス | 姿勢やネクタイが歪んでしまう | カメラマンのアドバイスによって左右対称の状態で撮影できる |
表情 | 1人の撮影のため表情が硬い | 会話も交えてリラックスした表情 |
証明写真機は、ライティングが機械的です。そのため、顔に十分に光が当たらず、暗い仕上がりになってしまいます。一方で、写真スタジオで撮影すると本格的なライティングの設備が整っており、明るい印象の就活写真に仕上がります。
また、服装や姿勢の左右対称さや表情など、1人だけでは気を遣えない部分まで指導してくれるのが写真スタジオの良さです。
証明写真機と写真スタジオの『納品スピード』の違い
証明写真機 | 写真スタジオ | |
---|---|---|
納品スピード | 撮影後すぐ | 15分~翌日以降 |
所要時間 | 5~10分 | 15分~1時間 |
証明写真機は、撮影にかかる時間が短く納品スピードも早いので、「急ぎで就活写真が必要!」という方に向いています。
一方で、写真スタジオはスタジオによって所要時間や納品スピードがまちまちです。撮影後15分程で仕上がるスタジオもあれば、翌日以降のお渡しになる場合もあります。
そのため、納品スピードを重視するなら証明写真機で撮影するか、納品スピードが比較的早い写真スタジオを調べましょう。
証明写真機と写真スタジオの『レタッチ』の違い
証明写真機 | 写真スタジオ | |
---|---|---|
レタッチ機能 | 機能が無い機種もある | 有り (機能がある場合の) |
レタッチ箇所 | 肌のみ | 肌・髪・口角・服のホコリなど |
証明写真機には、レタッチ機能が無い場合もあります。稀にレタッチ機能がある機種もありますが、美肌補正の機能のみのことも多いです。
一方で、写真スタジオでは写真のプロがレタッチを施してくれます。しかも、美肌加工だけでなく、アホ毛や服のホコリを修正したり、口角を上げたりすることもできます。そのため、身だしなみの整った清潔感のある高品質な就活写真に仕上がります。
就活写真の品質にこだわりたい方は、写真スタジオでレタッチを施してもらうのがおすすめです。
証明写真機と写真スタジオの『サービス』の違い
証明写真機 | 写真スタジオ | |
---|---|---|
スーツレンタル | 無し | 有り |
ヘアメイク | 無し | 有り |
証明写真機で撮影する場合、スーツやメイクは全て自分で行うことになります。就活の身だしなみやメイク方法を学ぶ必要があり、手間がかかってしまうのが難点です。
一方写真スタジオでは、スーツを無料でレンタルしてくれるサービスもあります。就活に適したメイクもプロが施してくれますよ。
証明写真機に比べて費用がかかってしまう写真スタジオですが、このような就活生にとって嬉しいサービスが整っているのは嬉しいですね。
証明写真機と写真スタジオの『費用』の違い
証明写真機 | 写真スタジオ | |
---|---|---|
費用相場 | 約600円~1,000円 | 約3,000円~10,000円 |
証明写真機では、1,000円以内というリーズナブルな価格で就活写真は手に入るというメリットがあります。金欠就活生にとっては嬉しいポイントですよね。
一方で、写真スタジオで撮影する場合は、プロのカメラマンが撮影するということもあり、証明写真機と比べると料金が高くなります。また、ヘアメイクやレタッチなどのオプションをつけることで、トータルで10,000円を超えてしまう場合もあります。
このように、証明写真機と写真スタジオでは料金が大きく異なるので、事前に料金を調べておく必要があります。価格を重視して証明写真機で撮影するか、仕上がりやサービスを重視して写真スタジオで撮影するか、よく考えてから就活写真を撮影しましょう。
就活写真を証明写真機で撮影する際の注意点
ここまで解説してきたように、就活写真を撮影する際におすすめなのは写真スタジオでの撮影です。しかし、中には「本当にお金がない!」「本当に時間がない!」というようにどうしても証明写真機で撮影したいという方もいると思います。
そこで、ここでは就活写真を証明写真機で撮影する場合の注意点を解説していきます。
就活写真を証明写真で撮影する際の注意点は5つです。
- ・データの受取ができる証明写真機を選ぶ
- ・服装の乱れや左右差に気をつける
- ・外の光が入ってこないようにする
- ・自然な表情を意識する
- ・顔に影ができていないかを確認する
以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
(1)データ受け取りができる証明写真機を選ぶ
証明写真機で就活写真を撮影する場合は、データ受け取りができる機種を選びましょう。
最近はWEB上でエントリーを受け付けている企業も多く、就活生にとってデータが必需品となってきました。
また、就活写真が足りなくなった場合にデータがあると、自宅やコンビニで気軽に焼き増しすることができます。
このように、就活写真のデータは所持している方が何かと都合がいいので、データの受取ができる機種の証明写真機を選びましょう。
(2)服装の乱れや左右差に注意する
証明写真機で就活写真を撮影する際は、服装の乱れや左右差に十分注意しましょう。
証明写真機は1人での撮影なのでアドバイスしてくれる人もおらず、服装の乱れや左右差に気が付きにくいです。襟元の乱れやシャツのシワなどがないか、事前に鏡で確認しておきましょう。
また、姿勢の左右差については、鏡を見ながら左右差のない姿勢を事前に練習しておくことをおすすめします。服装の乱れや左右差は、就活写真に大きな違和感を与えてしまう恐れがあるので、十分に気をつけましょう。
(3)外の光が入ってこないようにする
証明写真機では、外の光が入ってこないように気をつけながら撮影する必要があります。
外の光が入ってくると、計算通りの光の当たり方にならず、綺麗な明るさの就活写真を撮影することができません。
そのため、証明写真機についている遮光カーテンがしっかり閉まっていることを確認してから撮影するようにしましょう。
(4)自然な表情を意識する
1人で証明写真機に篭って撮影すると、どうしても表情がこわばってしまいがちです。愛想が悪い証明写真は、採用担当者に良い印象を与えにくいので注意しましょう。
証明写真機で撮影する際は、事前に鏡の前で口角を上げる練習をしておくのがおすすめです。なるべく自然な表情を意識して、撮影してみてくださいね。
(5)顔に影ができていないかを確認する
証明写真で就活写真を撮影する場合は、顔に影ができていないかを確認してください。
証明写真機の機種によっては、足元にライトがある場合があります。ライトの上に荷物をおいてしまうと顔に影ができてしまうことも。
また、椅子の高さや顔の角度を調整して、光の当たり方がベストな位置を自分で確認しましょう。ただし、椅子の高さを調整するときには姿勢がよくなる高さであることも重要なので、気をつけながら調整をしてくださいね。
就活は証明写真機ではなくスタジオでプロに撮影してもらおう
ここまで証明写真機で就活写真を撮影する場合について解説してきましたが、結論、就活写真はスタジオでプロに撮影してもらうのがおすすめです。
就活写真をスタジオで撮影する場合には、以下のメリットがあります。
- ・高度なライティング技術で明るい就活写真に仕上がる
- ・高度なレタッチで写りの良い就活写真に仕上がる
- ・表情や姿勢のアドバイスを受けながら撮影できる
- ・プロによるヘアメイクで就活写真にぴったりな身だしなみが叶う
- ・スーツをレンタルできる
写真スタジオで就活写真を撮影すると、プロのカメラマンが高度なライティング技術やレタッチ技術を駆使して仕上げてくれます。そのため、採用担当者の受けが良い高品質な就活写真に仕上がります。
また、表情や姿勢、身だしなみのアドバイスが貰えるため、就活写真にぴったりな写りの写真を撮影できます。
このように、写真スタジオで撮影することで、採用担当者から好印象を持たれる就活写真に仕上がります。就活写真における見た目は採用担当者の印象を大きく左右するものなので、写真スタジオで質の良い就活写真を準備しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、
- ・就活写真を証明写真機で撮影するのはだめ?
- ・証明写真機と写真スタジオの就活写真の仕上がり比較
- ・就活写真を証明写真機で撮影する場合の注意点
について解説してきました。
ここまで解説してきたように、就活写真での印象は採用担当者の印象を大きく左右するものです。そのため、写りがよく高品質な就活写真を提出することが内定への第一歩につながります。
証明写真機での撮影は絶対だめとはいえませんが、採用担当者受けでいうと写真スタジオでの撮影が就活写真に適していると言えます。
写真スタジオで高品質な就活写真を撮影し、御社の採用担当者の心を射止めましょう!