はじめに
社会人デビューを目前に控えると、誰しもある程度の不安は抱くものでしょう。
「失敗しないようにしないと…」「ちゃんと活躍できるかな…」慣れない環境の中に身を投じるわけですから期待しか感じないという方が珍しいと思います。
しかし、どうせ働くならば仕事は楽しく前向きに取り組みたいものです。
そこで今回は、社会人として働く際に役立つ、仕事が楽しくなるための心得を厳選して3つ、ご紹介します。
目次
昨日の自分を超えよう
仕事で最も喜びを感じられるのは、なんと言っても自分の成長を実感できたときです。
初受注をしてうれしいのも、誰かにほめられてうれしいのも、その根底にあるのは自身の成長に対する喜びのはずです。
仕事はお給料のためだけに行うものではありません。
色んなことを学びながらキャリアを積み上げ、人間として成長していくことこそが本来の目的と言っても過言ではないのです。
だからこそ、常に昨日の自分を超えるように努力をしてみてください。
昨日テレアポを100件行ったのであれば、今日は101件を目指してみましょう。
昨日資料作りに1時間かかったのであれば、今日は59分で終わらせる努力をしてみましょう。
そうして昨日の自分をライバルに、少しでもその記録を更新していけるように頑張れば、少ないながらでも自分の成長というのを確かに実感することができるはずです。
そうすれば、きっと日々の仕事はもっともっと刺激的なものになっていくでしょう。
裏の意図や想いを汲み取ってみる
言われたことをただただやるのではなく、なぜそれが必要なのか、相手は何を求めているのか、そういう表面には出てこない意図や想いを汲み取る努力をすることも大切です。
例えばコピーを一枚取ってくる仕事でも、「どんな目的でコピーを使うのか」ということを考えて作業するようにすれば、「会議で使う用だから、綺麗にまとめて、ホッチキス止め模した上で持っていこう」「とにかくスピードを優先していそうだったから、コピーできたものから順に急いで持っていこう」といった形で、行動の仕方が変わります。
特に意味もなく、ダラダラとやらされているだけの仕事がある意味一番つらいものです。
だからこそ、その仕事を任される本質的な目的を自分なりに考えて実践し、能動的に行動していくことが大切なのです。
挑戦を恐れない
仕事のスキルは仕事を通してしか磨いていくことはできません。
だからこそ、初めてのことや慣れないことであったとしても、チャンスがあれば積極的にチャレンジするようにしてください。
新人のうちは失敗しても大丈夫。
最初から完璧に出来る人なんていませんから、ある意味失敗して当たり前という感覚を周りも持っているものです。
そんな中でもしも成功させることができれば、2倍の評価を得られるかもしれませんね。
とにかく、失敗しても怒られず、成功したら倍褒められるというのは、新人だけの特権です。
これを上手く活用して、色んな仕事をやらせてもらうようにしましょう。
そうすれば自然と毎日新しい何かに触れることができるようになり、日々の刺激も増してくるはずです。
まとめ
仕事を楽しむためには、自分から進んでアクションを起こしていくことが大切です。
まずは昨日の自分を一番のライバルとして、その記録を破る努力をしてみましょう。
どんな些細なことでも成長の実感を味わうことができれば、働くことが楽しくなってくるはずです。
その上で、やらされ仕事になるのではなく、自分なりに相手の意図や想いを汲み取り、仕事に一工夫入れるのも大切。
気が利く人材になれば、あなたの評価も上がりやすくなるかもしれませんね。
そして最後に、失敗を恐れず、どんなことでも積極的に挑戦してみてください。
新しい仕事との出会いが成長への一番の近道。
刺激的な毎日を送れば、仕事に飽きるということもなくなります。
今回紹介した心得を参考に、ぜひ自分なりの仕事の楽しみ方を見つけてくださいね。