内定ブルーとは何なのか?
内定をもらって就職先が決まった後、不安ややり残した気持ちなどが残っている状態を内定ブルーといい、就活生の誰もが経験する可能性があります。
内定ブルーの状態を放置していると、入社してもすぐに会社を辞めてしまったり、入社する前には不安に陥って内定を辞退したりすることも珍しくありません。
なぜ内定ブルーにかかってしまうのか、その原因と解決方法を紹介していきます。
目次
内定ブルーに悩んでしまう原因
内定ブルーに悩んでしまうと、内定辞退や入社後に早期退職してしまうなどの行動をとってしまい、多くは就職への意識が高い人や学歴が高い人に陥りやすくなってしまいます。
また、業界や仕事にこだわりがない人にも見られる傾向にあり、その原因には一体どのようなものがあるのかを紹介していきましょう。
原因①:就職活動の結果に納得できていない
就職活動に対して入念な準備をして、比較的早い段階で内定をもらった人は内定ブルーに悩んでしまう傾向にあるようです。
また、学歴が高い就活生にも内定ブルーに悩んでしまう人が多い様子で、これは内定をもらった会社に満足感を得られていないことが挙げられます。
特に就職活動に対して強い意識などを持っている人が内定ブルーに陥ってしまうことが堅調であるため、
最後まで納得いく就職活動を心がける
これが肝になりそうですね。
本当に働きたい会社なのか、勤めたい業界は合っているのかなど、自分の気持ちを確かめながら行動することを大切にして、悔いの残らない就職活動にしてください。
原因②:就職先に勤めることの不安
業界研究や企業研究で会社に対するポジティブなイメージを持っていても、インターネットで書かれている評判などを目にしてしまうと、一気に不安感を覚えてしまいます。
また、就職して仕事をうまくやっていけるのかどうかという不安も募っていき、余計なことまで考えてしまった結果、内定ブルーに悩んでしまう人も少なくありません。
目についた不安について考えることは大切なことですが、真剣に考え込んでしまうことで次第に納得できない気持ちが芽生えてきます。
しかし考えるばかりで終わらせるのではなく、どうやって向き合っていくのかも考えることが重要で、気持ちにもある程度の折り合いをつけなければなりません。
内定ブルーに悩んでいる時の解決策
もしも内定ブルーに悩んでいる場合、どのようにして解決すべきなのでしょうか?
一人で解決できる場合がありますが、できれば信頼できる友人や家族、同期の仲間などに話を持ち掛けると、すんなり解決することがあります。
悩みを抱えてしまうことは、人間だれしもありうることであるため、必ず親身になって接してくれる仲間がいれば、必ず解決できるものでもあります。
大切なのは一人で悩み続けるのではなく、互いに助け合っていくことでしょう。
同期や社員に不安や悩みを打ち明ける
内定をもらった後に内定ブルーで悩んでいる場合、多くは就職先に対する不安が原因です。
その不安を友人や家族に相談してみることはもちろん、OB・OG訪問で直接働いている社員に聞いてみることをおすすめします。
特に、実際に働いている社員の生の声は何物にも代えがたい良薬で、社会人の世界に不安を覚えているからこそ、内定ブルーなどに陥ってしまいがちです。
どのように働いているのか、実際の職場の雰囲気や働き方などを知ることで自身の働く姿もイメージしやすくなり、不安もおのずと消えていくでしょう。
内定者に対するフォローは企業側もしっかりと行ってくれるため、少しでも不安があるようであれば、まずは行動してみるといいかもしれません。
内定ブルーに悩んだ原因を探ってみる
内定ブルーが酷くなってしまうと、せっかくもらった内定を辞退しようと考えます。
しかし、そうは考えてみても内定辞退を連絡することで怒られるのではないかと余計に不安になって、内定ブルーもより酷い方向へ進んでいくことに。
そんな時にこそ、なぜ内定を辞退しようと思ったのかを改めて深く考えてみてください。
本当に勤めたい企業・業界ではないからもう一度就職活動をやり直したいのか、何かしらの理由で辞めたいと考えるようになったのであれば、会社も納得してくるでしょう。
しかし、就職先の悪評が原因で不安になった、社会人としてやっていくことに自信が無くなったなど正当な理由がなければ、その不安を解消することから動いてみてください。
内定ブルーは誰でも悩む可能性がある
内定ブルーは決して他人事ではなく、自分の身にもいつ降りかかるか分かりません。
内定ブルーにならないためには、業界研究や企業研究をしっかりと終わらせる以外にも、OB・OG訪問などを駆使して会社のことを深くまで知ることにあるでしょう。
また万が一内定ブルーに陥ってしまったとしても、不安がるばかりではなくしっかりと悩みの一つ一つを解決するようにしてください。
内定ブルーを乗り切れば入社後にいいスタートを切ることができるため、大きく成長するための良いきっかけだったと言えるようにしましょう。