はじめに
就活は孤独です。
アドバイスやサポートを受けることは出来ても、実際に動かなければならないのは自分自身ですし、成功も自分の手でつかみ取るしかありません。
不安を感じずに活動をしている人はいないでしょう。
しかし、不安に足を止めてしまってはなりません。
不安の原因を洗い出し、それぞれに応じた対策を講じることで、不安は少なくなり、代わりに自信がわいてくるはず。
ここでは、就活の際に陥りがちな不安の原因を解消し、前向きに就職活動にのぞむための対応策について解説します。
目次
まずは不安の種類を知る
就活の際の不安は、大きく分けて3種類です。
- ・一つ目『正しい就活のやり方に対する不安』
- ・二つ目『面接にのぞむ際の不安』
- ・三つ目『内定獲得への不安』
それぞれの不安の原因 と対策を見ていきましょう。
正しい就活のやり方に対する不安とその対策
多くの就活生は、大学入学のタイミングから就職のことを考えられてはいないでしょう。
本人たちからすれば、大学3年生になった時に突然始まったように感じる就職活動。
見よう見まねで進めてみても、思い通りの結果が出なければ不安も大きくなるのは仕方ありません。
そんな時に行うべきなのが、
一度足を止めて、改めて就活開始から内定獲得までの流れを把握すること
です。
多くの場合、就職活動は【自己分析→業界研究→企業研究→エントリー→説明会参加→面接→内定】という流れで行っていきます。
今いる自分の位置がわかれば、次にすべきことも見えてくる。
業界研究に苦戦しているなら、もう少し自己分析をしっかり行った方が良いですし、面接の数が少ないと感じたならば、エントリーや説明会参加を増やしましょう。
今、就活のやり方に不安を感じているなら、まずは一度立ち止まり、自分がいまどの位置にいるのかをしっかり確認するようにしましょう。
そうすることで不安は大きく軽減されるはずです。
面接にのぞむ際の不安とその対策
面接は何回やっても緊張しますよね。
普段接することがないような年齢や立場の人と意見を交換していくわけですから、緊張し、不安にならない人はいないと思います。
面接がちゃんとできていたかどうかの判断基準は合否判定しかなく、どこが悪かったのかも自分にはわかりません。
自分は正しい面接ができているんだろうか…そんな不安がどんどん大きくなってしまうのです。
そんな時は、
改めて自己分析や企業研究を行うようにしましょう。
面接がうまく行かなかったと思うケースのほとんどが、企業からの質問にちゃんと答えられなかったとき。
自分の中でこの会社で働くイメージを具体的に描けていないと、その場しのぎのしどろもどろな回答になってしまい、うまく行ったと思えないでしょう。
まずは自分が本当にやりたい仕事や行きたい会社を確立させて、そのために必要なスキルを磨くようするのがオススメです。
そうすれば自信も自然とわいてきますし、質問にもスラスラと答えられるようになるはずです。
内定獲得に対する不安とその対策
第一志望の会社に受かりたい!そんな思いから生まれてくるのがこの不安。
もしくは就職活動がうまくいかず、なかなか内定を獲得できない時に、このままずっと内定が貰えないのではないか、という不安もあるでしょう。
就職活動は一発勝負。
ライバルのたくさんいる勝負ですから、必ずしも勝てるわけではありません。
希望する会社が有名で人気のあるところであればなおさら狭き門となります。
これから長く続く社会人生活が、良いものになるか、悪いものになるか。
それがこの一時期で決まるわけですから、人生最大の不安といっても過言ではないでしょう。
しかし、そんな時に思い出すべき考え方があります。
それは、
チャンスは一回ではない
ということ。
新卒採用で失敗してしまったら、次は中途採用にチャレンジすれば良いのです。
中途採用では採用基準が明確に示されていることが多く、○○の経験がある人、のような具体的なスキルを求められることがほとんど。
それさえあれば受かる確率はかなり高くなります。
チャンスは何回もあるのです。
一回でダメなら、自分を磨いてもう一度チャレンジすれば良い。
そう考えて、まずは自分の成長を第一に考えた就職活動をしていきましょう。
その中でもしかすると、新たにやりたいことが見つかり、最初に希望していた会社よりももっと魅力的な環境が見つかるかもしれませんね。
まとめ
何の不安もなく就職活動を進めている人はいません。
しかしだからと言ってその不安にのまれて、歩みを止めてしまってはダメなのです。
不安を感じたときこそ、その不安の正体としっかり向き合い、対策を講じていきましょう。
そしてもう一つ、努力した分は、必ず結果として返ってきます。
あとになって、あの時もっとこうしていれば…などと後悔しないためにも、できることは全力でやっていきましょう。