就活生が覚えたいリクルート出身の起業家人材業界編

もくじ

1. はじめに
2. リクルート出身の起業家
• ⑴鎌田 和彦 （株式会社インテリジェンス 元代表取締役社長）
• ⑵松園 健 （株式会社JACリクルートメント 代表取締役社長・COO）
• ⑶高城 幸司 （株式会社セレブレイン 代表取締役社長）
• ⑷和納 勉 （株式会社クイック 代表取締役社長）
• ⑸小笹 芳央 （株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役社長）
3. まとめに

1.はじめに

こんにちは。エントリーシート研究所の寺田です。今回は学生からの人気も高く、これまでに多くの起業家を輩出しているリクルートホールディングスに着眼した記事を投稿させていただきます。リクルートの選考に関心がある、起業を視野に入れているという就活生のお役にたてれば幸いです。

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2.リクルート出身の起業家

⑴鎌田 和彦 （株式会社インテリジェンス 元代表取締役社長）

• 1965年　神奈川県に生まれる
• 慶應義塾大学文学部在学中から学生ベンチャー企業においてイベント企画の仕事に携わる。大学卒業後は株式会社リクルートコスモス（現株式会社コスモスイニシア）に入社し、営業企画、営業に従事。
• 1989年　仲間とともに株式会社インテリジェンスを創業
• 1999年　宇野氏の後任として代表取締役社長に就任
• 2000年　ジャスダックに株式上場を果たす
• 2008年には社団法人日本人材派遣協会会長に就任し、人材サービス業界の発展にも寄与

インテリジェンス事業内容

正社員領域・アルバイト・パート領域の求人メディアの運営、人材紹介サービス、人材派遣、アウトソーシングサービス等の事業を展開。そんなインテリジェンスは「人と組織を多様な形で結ぶ『インフラとしての人材サービス』を提供し、社会発展に貢献する」という存在意義の実現を目指している。最近では医療業界に向けての求人広告や人材紹介サービスを展開や、未就業者に対するプロジェクトや就職支援を行うなど多方面における活躍が目立っている。

⑵松園 健 （株式会社JACリクルートメント 代表取締役社長・COO）

JACリクルートメント事業内容

「人材紹介事業を中心に、求人媒体事業でさらなる人材の選択肢の提供が可能に。」それがJACリクルートメントの目指すビジョンである。JACリクルートメントグループは、世界の各地域で企業の発展を担う人材を数多くつなぐ（紹介する）ことで、人と企業と経済と社会をつなぎ、その成長に貢献し続けている。国内大手企業、外資系企業、海外進出系企業を相手としたグローバルな舞台における転職支援や両面性のスタイルも特徴として挙げられる。

⑶高城 幸司 （株式会社セレブレイン 代表取締役社長）

　
• 1987年　同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。
• 営業職として記録的なトップセールスに輝き、社内で創業以来歴史に残る「伝説のトップセールスマン」と呼ばれている。日本初の独立/起業の情報誌アントレの立ち上げに関わり、事業部長、編集長を経験。
• 2000年　「雇われないで生きよう」を出版。
起業・独立のブームを仕掛けて、日本経団連「起業フォーラム委員」や全国の商工会議所や各県の起業支援活動を行った。
経済産業省により施行された最低資本金規制の特例措置（1円起業とも騒がれた）プロモーションとして行われたドリームゲートプロジェクトの責任者。

• 2005年　リクルート社を退職。その後は人事コンサルティング会社を始め3社の会社を経営。

セレブレイン事業内容

現場感覚と乖離した人事理論や過去の成功パターンにはこだわらず、顧客の事業モデル・経営方針を理解したうえで共に走りながら人事・人材の活性化をはかることを通じ、事業の成長を支えることを目的とした企業である。事業会社での組織・人事マネジメント経験を持つ実務のエキスパートと、コンサルティングファームでの先進的人事プロジェクトの実績を豊富に有するコンサルタントがチームとなり、実践的なコンサルティングを提供している。

⑷和納 勉 （株式会社クイック 代表取締役社長）

• 1949年　香川県生まれ。
• 1976年　関西学院大法学部を卒業後、日本リクルートセンター(現リクルート)入社。
• 1980年　クイックプランニング(現クイック)を設立し、社長に就任。ＮＰＯ「関西を元気にする会」理事長、広告業協同組合理事長。

クイック事業内容

「関わった人全てをハッピーに」という経営理念のもと、人と企業を結ぶ人材採用支援を中核として事業を推進。

1. リクルーティング事業（求人広告の企画・取り扱い、HRコンサルティング、教育研修等）
2. 人材サービス事業（人材紹介、人材派遣等）
3. 情報出版事業（地域情報誌出版等）
4. ネット関連事業（人事・労務の情報サイト「日本の人事部」の運営等）
5. 海外事業

以上５つの事業をメインとしている。

⑸小笹 芳央 （株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役社長）

• 1961年　大阪府生まれ。
• 早稲田大学政治経済学部在学中、2年次にビジネス系学生団体を立ち上げ、その活動にのめりこむ。結果、一年留年した後大学を卒業。

• 1986年　一浪一留のハンデを取り戻すべく、平均年齢が若く、早く仕事を任せてもらえそうな株式会社リクルートに入社。
人事部に配属され自社の新卒採用担当となる。同社の大量採用に力を発揮し、5年目で人材開発課長に抜擢される。営業所長として異動した後、自ら社内で組織人事コンサルティング室を立ち上げた。
• 2000年　14年間勤務したリクルートを退職。
• 同年3月　モチベーションエンジニアリングをメッセージとした経営コンサルティング会社、リンクアンドモチベーションを設立し、代表取締役社長に就任。事業を順調に成長させた後上場を果たす。

リンクアンドモチベーション事業内容

企業において業務に励む社員のモチベーションを高めることを目的としたコンサルティング業務を行っている。企業経営には戦略、IT、資金など多くの重要な要素が存在しているが、中でも社員が「もっと成長したい」「もっとお客様に喜んでもらいたい」という思いを持ち続けるにはどうすればいいかという観点から、採用、社員教育、人事制度の設計などの手助けを展開している。

3.まとめに

いかがでしたでしょうか。起業を視野に入れている学生にとって、このように多くの起業家を輩出しているリクルートは魅力的な企業である事と思います。優秀な人材を生み出しつづけるリクルートから今後も目が離せませんね。