はじめに
就職活動中はもちろんですが、実際に働き始めても重要になってくるスキルが、コミュニケーション能力です。
特に上司先輩との円滑なコミュニケーションは、そのまま自分の成長機会にも繋がり、理想のキャリアを築いていく上で必須とも言えるでしょう。
自分自身を最大限に活かしていくために必要なコミュニケーション能力とは一体どんなものなのか、その正体を解説していきます。
目次
社会人に求められるスキルNo.1は、コミュニケーション能力
世の中にはいろんな仕事があり、そのどれもが専門的なスキルを磨いていくことで活躍の幅を広げていくことができます。
営業であれ、事務であれ、エンジニアであれ、その事実は変わりません。
しかし、そのすべてのスキルの根底にあるのは、実はコミュニケーション能力です。
仕事において、自分ひとりですべてを完結できるものというのは正直一つもありません。
どんな些細な仕事でも、影響を及ぼされる人は必ずいますし、誰かしらの協力なくしては、実行できるものではないでしょう。
業務のスキルというものは、極論その仕事を長く続けていれば自然と身につきます。
しかし、その仕事を長く続けていくためには、まずはその仕事を任せてもらえなければいけません。
そこで重要になってくるのが、上司や先輩との円滑なコミュニケーションなのです。
すべてのスキルの基本となり、スタート地点でもあるコミュニケーション能力は、必ず成長させておかなければなりません。
コミュニケーションの基本「ホウ・レン・ソウ」
コミュニケーションの基本となるのは「ホウ・レン・ソウ」です。
「報告・連絡・相談」を略した造語なのですが、これを意識したコミュニケーションをすることで、よりスムーズで効果的な交流をはかることができるのです。
まず報告では、自分が行ったことや起こった出来事などについて、事細かに報告するクセを付けるようにすると良いでしょう。
今の自分の状況や仕事の進捗状況を伝えることで、上司や先輩は、それに対応した指示を出すことができます。
逆にそれが無ければ、上司は次に何を指示すべきか、想像することしかできません。
連絡も同様で、報告が事後のものであるとすれば、連絡は事前に伝えるものと考えるとわかりやすいかもしれません。
こうしようと考えている。これからこうする。
といった内容を逐一連絡することで、あなたの現在の状況や頑張りが相手に伝わりますから、より適切な指示も貰いやすくなり、結果として成功を近づけることができるでしょう。
もしも何か困ったことがあれば、すぐに相談するようにしてください。
社会人ともなると、ミスや悩みをあまり大っぴらに言いたくはないものですが、もしも相談もせずに事態が大事になってしまうと、ますますあなたにとって厳しい状況になってしまいます。
事前にしっかり相談をしていれば、いざという時はあなたの上司や先輩が責任を取ってくれたりもするでしょう。
自分自身を守るためにも、相談はしすぎるぐらいがちょうど良いのです。
まとめ
色んな人が集まり、一緒に仕事を進めていくのが会社、社会というものですから、コミュニケーション能力は必須であり、これがあって初めて社会人の仲間入りができると言っても過言ではありません。
間違った行動をすることなく、かつ自分自身の頑張りをしっかりとアピールし、信頼をしてもらうためには、積極的に上司や先輩とコミュニケーションを取っておくようにしましょう。
その基本となるのが「ホウ・レン・ソウ」です。
最初のうちはやりすぎと思うぐらいでちょうど良いでしょう。
こまめなコミュニケーションがミスを防ぎ、また成功も近づけ、あなたの会社での地位を上げることに繋がります。
このことを忘れずに、自分から積極的にアクションを起こしていってくださいね。