調査の概要
2026年に新卒の就活を経験した22歳〜25歳を対象に行った調査の概要は以下の通りです。
- ▪️モニター提供元:「Freeasy」
- ▪️対象:一都三県、名古屋、京都、大阪、神戸在住
22歳から25歳の新卒就活を経験した男女 - ▪️回答数:200名(女性122名/男性78名)
- ▪️調査期間:2026年4月9日〜2026年4月14日
- ▪️方法:webアンケート調査
目次
新卒の就職活動に関する調査
- ・就活生の約61.9%が「大学3年次」に就活を開始
- ・企業へのエントリー数は「1社~5社」が39.5%で最多
- ・就活生に人気な業界は「IT/通信/ソフトウェア」で全体の23.5%を占める結果に
就職活動の開始時期に関する調査

4年制の場合は、大学3年次に約61.9%(109/176人)が就活を開始しています。また、1〜2年次に開始した人も約10.8%(19/176人)いる結果となりました。
一方で、4年次に就活を開始した人は約27.2%(48/176人)にとどまりました。昨今の早期化する就活に対応する姿勢が表れた結果と言えます。
就職活動の開始時期に関する適切性

自分が就活を始めた時期に対して「適切だった」と回答した人が59%でした。また、「もっと早くすべきだった」と回答した人も34.5%という結果となりました。
具体的な開始時期の調査を踏まえると、大学2〜3年かM1に就活を開始するのが現在の就活のセオリーと言えそうです。
就職活動でエントリーした企業数

最多は「1〜5社」で39.5%(79/200人)でした。3人に1人はエントリー企業数を絞って、少数集中の就活を行なっていることが分かります。
ただし、次点は「11〜15社」で21.5%(43/200人)です。また、10社以上を合算すると合計54%(108/200人)で、半数以上は10社以上を受けていることになります。
就職活動時に志望していた業界・業種

22〜25歳の就活経験者に最も人気のあった業界は、23.5%(47/200人)で「IT・通信・ソフトウェア」でした。
そのほか、メーカー(15%)や一般職(14.5%)も人気な業界・業種となる結果でした。
就職活動と証明写真に関する調査
- ・プリント写真の使用枚数は「1~5枚」が41%と最多に
- ・就活写真のサイズは86.5%の人が「横3cm×縦4cm」を使用
- ・あなたらしい写真は「部活/サークル風景」が約37.4%と多数
- ・新卒の就活を経験した人のうち72%の人が就活写真を重視している
就職活動で使用した証明写真の枚数

プリント写真を1枚も使用せず、データのみで就活を終えた人は16%(32/200人)でした。webエントリーが主流となった昨今の就活でも、プリント写真を全く使わないケースは少なめと言えます。
とはいえ、就活を通して使用したプリント写真の枚数は「1〜5枚」が最多で41%(82/200人)でした。10枚以内を合算すると66.5%(133/200人)で、“プリント写真の使用枚数が10枚以内に収まる人が多い”
ことが分かりました。
就職活動で使用した証明写真のサイズ

一般的な履歴書写真と同じく「横3cm×縦4cm」が86.5%(173/200人)で大多数でした。
一方で、「横3cm×縦4cm」以外のサイズを使用した人も13.5%(27/200人)いました。企業や大学指定のESの使用によって、「横3cm×縦4cm」以外のサイズを使用するケースが多いです。
就職活動における証明写真データの使用用途

「ESへのアップロード用」が最多77%(154/200人)で、エージェントやスカウトなどの「就活サービスのアイコン」も24.5%(49/200人)でした。メインの用途は”就活用の顔写真”であることが分かります。
一方で、「社員証や内定後の書類」という回答も27%(54/200人)ありました。約4人に1人は、証明写真がそのまま入社後も使われる可能性がある、ということです。
就職活動で使用したあなたらしい写真の種類

就活で企業から「あなたらしい写真」を求められた人は、全体の57.5%(115/200人)でした。そのうち提出した写真の種類において、「部活・サークルの写真」を選んだ人が約37.4%(43/114人)で最多となる結果になりました。
次点で「趣味・特技」や「アルバイト・インターン」がそれぞれ20%ほどで、ガクチカに書きやすい大学の活動が選ばれている傾向が見受けられます。
就職活動における証明写真の重要度

書類選考において、就活写真は「非常に重要・ある程度重要」と回答した人は、72%(144/200人)でした。
一方で、「重要でない」という旨の回答は8%(16/200人)にとどまり、就活生側の”就活写真に対する意識の高さ”が見て取れる結果が出ています。
就活用の証明写真の撮り方に関する調査
- ・写真館・スタジオを使用した人は全体の41.5%
- ・就活写真にかけた金額は「2,000円未満」が最多で全体の49.5%
- ・就活写真の背景色は「青系×単色」が最多で全体の60%を占める
- ・全体の41.5%が就活証明写真の「撮り直し」を経験
就活用の証明写真を用意した方法

利用したサービスを問わず「写真館・スタジオ」を利用した人が、合算で41.5%(93/200人)でした。「大学・生協」や「合同説明会」の撮影会も合わせると、51%(102/200人)と過半数が“プロのカメラマン”に証明写真を撮影してもらっていることが分かります。
一方で33.5%(67/200人)と、3人に1人は「証明写真機」を利用しています。昨今の就活においても、証明写真機は十分に現実的な選択肢であることがうかがえます。
就活用の証明写真にかけた金額(総額)

49.5%(99/200人)とほぼ半数が、「〜2,000円未満」で就活写真の撮影を終えています。
一方で、「10,000円以上」かけた人も合算で34.5%(69/200人)おり、約3人に1人が”写真の質・写り”にこだわっている結果となりました。
就職活動における証明写真データの使用用途

「青単色」が60%(120/200人)で、次点が「白単色」の25%(50/200人)でした。一方で、「青やグレーのグラデーション」を選んでいる人は9%(18/200人)にとどまっています。
従来からの背景の定番色である「青・白の単色」で、大半を占めている結果となりました。
就職活動で使用した証明写真の表情

「歯が見えない微笑み」が63.5%(127/200人)、「真顔」が33%(66/200人)と、就活写真を微笑みで撮影している人が多い結果となりました。
なお、免許写真などの公的証明写真ではNGとされる「歯を見せた微笑み」も、3.5%(7/200人)とごく少数ですが、回答がありました。
就職活動で使用した証明写真のレタッチ状況

最多は「レタッチなし」で、59%(118/200人)が無加工でそのまま就活写真を使用しています。
加工を行った人の加工内容や担当者は様々で、「スタジオのプロに明るさのみ対応してもらった」と回答した人が11.5%(23/200人)と多めですが、「自分でパーツ加工を施した」方も8.5%(17/200人)いました。
就活用の証明写真の撮り直し経験

回答者の41.5%(83/200人)が、就活証明写真の撮り直しを経験していました。
そのうち、14.5%(29/200人)は「当初と異なる撮影方法」で撮り直しを行なっており、撮影方法の検討の重要性がうかがえる結果となっています。
就活用の証明写真の撮り直し理由

撮り直し経験のある83名のうち、最多は「写りへの納得」で約46.9%(39/83人)でした。また、「志望業界に合わせたかった」や「スピード写真機から写真館に変更」と回答した人も合算すると、全体の約71.1%(59/83人)が“写りへのこだわり”を理由に撮り直しを行っていると言えます。
その他の回答は「外見の変化」や「有効期限」など”写真のルール”に関する理由で、こちらは合算で約26.5%(22/83人)でした。
【男子編】就活写真の身だしなみに関する調査
- ・男子の約53.8%が「ショート」または「ベリーショート」の髪型で撮影している
- ・男子の約64.1%が前髪をあげて撮影している
- ・就活写真のネクタイの色は「青色」が主流
就活写真を撮影した際の男子の髪型

男性回答者78名のうち、長さは「ショート」が最多で約38.4%(30/83人)でした。ボウズやベリーショートを合わせると、約61.5%(48/78人)で、短くサッパリした髪で撮影している男性が多いことが分かります。
一方で、前髪のスタイルは「センター分け」と「七三分け」が同数で、それぞれ約14.1%(11/83人)でした。
就活写真を撮影した際の男子の前髪

前髪は「上げて撮影」した人が約64.1%(50/78人)です。おでこが見えて、爽やかで清潔感のあるスタイルを選んでいる人が多い結果となりました。
就活写真を撮影した際のネクタイ

最多は「青系」で約65.4%(51/78人)で、過半数が青系を選んでいます。
次いで「グレー系」が約15.4%(12/78人)、「赤系」が約10.3%(8/78人)と、「青・グレー・赤」の3色で約9割を占める結果となりました。
【女子編】就活写真の身だしなみに関する調査
- ・女子の約46.7%が「一つ結び」で就活写真を撮影している
- ・前髪ありの場合は流し前髪(約53.7%)、前髪なしの場合は耳掛け前髪(約81.8%)が主流
- ・女子のシャツはレギュラーシャツ(約73.8%)を選ぶ人が多い
- ・約40%の女子が普段通りではなく「就活」を強く意識したメイクで撮影
就活写真を撮影した際の女子の髪型

女性回答者122名のうち、最も多いのは「一つ結び」で約46.7%(57/122人)でした。また、「ボブ」や「ショート」など短めの髪も、それぞれ12%ほど回答がありました。
一方で「ミディアム〜ロングの下ろしヘア」は約11.5%(14/122人)です。しかし「ハーフアップ」も約9.0%(11/122人)おり、首周りに髪を残す女性も合計で約20%はいる結果となりました。
就活写真を撮影した際の女子の前髪

まず前髪の有無としては、「あり」が約77.9%(95/122人)、「なし」が約22.1%(27/122人)という結果になりました。
「あり」で最も多かったのが「流し前髪」で、全体の約41.8%(51/122人)を占めていました。おでこが一部分はっきりと見えて、シンプルな前髪を重視していることが分かります。
就活写真を撮影した際のシャツの種類

レギュラーシャツを選んだ人が女子全体の約73.8%を占め、多数となりました。
スキッパー(開き)襟も約24.6%(30/122人)と約4人に1人は選んでいるため、与えたい印象や志望業界に合わせて選ぶのが良さそうです。
就活写真を撮影した際のメイクの意識

「“就活”を強く意識したメイク」が最多で、約40.2%となりました。見栄えよりも、”就活”という文脈を重視する慎重な姿勢がうかがえます。
一方で、「普段通りメイク」を選んだ人も、約30.3%(37/122人)います。「プロにお願いした」という回答は約6.7%(7/122人)は少なめという結果になりました。
【男女共通】就活写真の身だしなみに関する調査
- ・全体の76%が「黒スーツ」で就活写真を撮影している
- ・メガネに関しては、外して撮影する人と着用して撮影する人どちらもいる
就活写真を撮影した際のスーツの色

「黒」が約76%(152/200人)と最多でした。面接などの選考時と同じく、就活では一貫して黒スーツが王道であることが見受けられます。
次点は「ネイビー」で約14.5%(29/200人)で、「グレー」は約6%(12/200人)でした。「黒・ネイビー・グレー」の3色で約96%を占めているので、選ぶならこの3色と言えます。
就活写真を撮影した際のメガネの着用

メガネを普段着用している回答者101名のうち、撮影時の「そのまま:外す」は「50:51」とほぼ半々に分かれる結果でした。
メガネをして撮影する就活生も数多くいるため、メガネの着脱に悩む必要はないと言えるでしょう。
就活写真を撮影した際のコンタクトの着用状況

「裸眼・メガネ・コンタクト」の割合としては、裸眼が41.5%(83/200人)で最多でした。次いで、一般的なクリアコンタクトが36.5%(73/200人)です。
一方で「カラーコンタクト」は2.5%(5/200人)で、カラコンを着用して就活写真の撮影を行う人はほぼいない、という結果となりました。
就活写真を撮影した際のピアスの着用状況

まず、全回答者のうち、ピアス穴のある人は31.5%人(63/200人)でした。そのうち、ピアスを着用したまま撮影したのは、わずか2.5%(5/200人)だけです。
対処としては、「ピアスを外して穴も隠す」という慎重な人も5.5%(11/200人)いましたが、多いのは「ピアスを外すだけ」で23.5%(47/200人)でした。約4人に1人はピアス穴をそのままで撮影していることになります。
2026年卒の就職活動と証明写真のリアルな傾向
今回のアンケート調査から見えてきた、2026年新卒就活生のリアルな動向と証明写真に関する重要ポイントは以下の3つです。
- ◆就活の早期化と「少数集中」のスタイル
- 大学3年次からのスタートが現在のセオリーとなっており、自身の開始時期を「適切だった」と振り返る層が多数を占めました。また、エントリー企業数を「1〜5社」に絞り、限られた企業へ集中的にアプローチする就活生が多いことも特徴です。
- ◆Web提出中心がゆえに「証明写真の質」は妥協しない
- データ提出がメインとなった今、7割以上の就活生が証明写真を「重要」と捉えています。約半数が写真館などのプロに撮影を依頼しており、約4割が「写りへの納得感」などを理由に撮り直しを経験するなど、就活における証明写真への意識の高さがうかがえます。
- ◆身だしなみの正解は「清潔感」と「王道スタイル」
- 男女ともに、黒スーツ、顔周りをすっきりさせる髪型(男性はおでこを出す、女性は一つ結びなど)、就活を意識したナチュラルなメイクが圧倒的な支持を集めました。個性を主張するよりも、まずは面接官に「誠実さ」や「清潔感」が伝わる基本に忠実なスタイルが多数の就活生が考える就活戦略だと言えます。
少数集中からわかる「タイパ」「効率重視」を重んじる今の就活生達も、証明写真に関しては“写りの良さが選考結果につながる”ことを重んじ、重要視して準備していることが分かりました。

















