1. はじめに
このページでは、就職活動を行う上でエントリーシート、面接などで避けて通ることの出来ない自己PRについて解説するよ。ここでは
の2つが理解できればOK!では今回も、張り切っていきましょう!
2.就活において自己PRはむちゃくちゃ重要
就活をはじめるときに最初の壁となる”自己PR”。実はこの”自己PR”は、就活の中で一番大切な要素なんだ。なんで大切かというと
- ■ 使う機会が圧倒的に多い
- ■ 企業側が最も重視する情報
からね。
■ 使う機会が圧倒的に多い
エントリーシート、面接で志望動機は聞かれなくても自己PRを聞かれないことはほとんど無い。時には同じESや自己PRで「他に頑張ってきたことはありますか?」ってな具合で2つ、3つと聞かれたりする。従って、自己PRのクオリティが低いと、エントリーシート、面接の両方での通過率が劇的に悪化してしまう。
■ 企業側が最も重視する内容
何度も言うようだけど、企業側からすると就活生に内定を出すというのは数億円のリスクを取るという大英断。これから数十年と一緒に働き、企業を支え、社会を一緒に良くしていこうという仲間を決断するのに、単なる学歴やSPIスコア、TOEICのスコアだけではあまりに情報が不足している。やっぱり、一緒に働いていくにあたって、“何をもって採用する学生を優秀とするのか?”、”「内定を出す」という決断は企業と就活生の両方にとってwinなのか?“を明らかにするためには、君たち自身の”人となり”や”らしさ”といった抽象的的な情報も知る必要がある。だから、エントリーシートから最終面談までずっと聞かれる。それも深く。故に、自己PRのクオリティ・自己PRの戦略が各選考の通過率に直結するんだよね。
自己PRってそもそも何なんだっけ?
さて、これから就活生のみんなが向き合うことになる”自己PR”だけど、そもそも何がゴールなんだろう?エントリーシート研究所の見解としては、
としている。
どういうことかというと、「自分は他人と比べて“ここ”(what)が“こう”(how)違う」ということを相手に”伝える”ということ。更にいうと、就活の基本戦略で触れたように、企業にとって採用は”自社の売上利益最大化、ビジョン実現に貢献してくれる人材に仲間になってもらう”ことだから、
と考えることもできる。
他人と比べた時の違いとは、例えば、
- ●他人と比べて“強み”は何か?
- ●他人と比べて”弱み”は何か?
- ●他人と比べた時、優劣を付けられない”あなたらしさ”は何か?
といった情報だね。
何がどうなったら自己PRは成功なのか?
じゃあ何がどうなったら自己PRは成功と言えるのか?それは、企業(採用担当者)が、「自分は他の学生と比べてここ(what)がこのように(how)違うから企業の売上利益・ビジョン実現に貢献できる」ということを理解してくれればというのが答えになる。
例えば、「強みが”二足歩行”」だとしたら、それは強みではないよね?なぜなら、二足歩行は“他の誰でもできる”からだ。だから、ヒトという種族の特徴は相手に伝わったとしても、“あなた”という個体の情報は一切相手に伝わっていない。企業側が聞いて、「みんなそうだよ!」「そらそうだ!」、「当たり前だろ!」と思ってしまうことは強みとして成立しないんだ。
いくら就活生本人が「”強み”だ」と主張したとしてもね。だから、自己PRを書くときに自分が強みとして掲げようとすることが、「本当に“他人と比べても”強みといえるのか?」ということはよく考えないとダメなんだ。実は、「そらそうだ!」、「当たり前だろ!」をいうことを自己PRに据えてしまう学生は非常に多いのでほんとに注意!
4.自己PRはどうやって書くのか?
じゃあ、そんな大切な自己PRはどのように書けば良いのか?というテーマについては、とても長くなってしまうので別のページに譲ります。上から順番に読んで実践していくことをおすすめするよ。
- ■ 就活の自己PRに使う自分史のテーマの選び方
- ■ どんな就活生でも選考通過する自己PRの書き方を解説!
- ■2秒でESを出すために、自己PRを200文字から800文字に拡張しておく戦術
5. まとめ
いかがだったでしょうか。