●あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実な
ど)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果
を挙げた経験について述べてください。
私は紛争解決を学び始めた大学 1年生の冬、自分は勉強しているだけで紛争解決に貢献できていないという課題を持ち、大学生の私にできることを探しました。
そこで見出したのが、日本紛争予防センター (以下JCCP) という NGOへの書き損じ葉書の寄付です。集まった資金は紛争地域において元兵士対象の社会復帰教育や子どもと女性の心のケア等に使われます。まさに最前線で活躍する日本の団体であるにも関わらず、同じ分野を勉強する周りの学生も誰一人知りませんでした。専門性が高すぎて敷居が高いというイメージが根本の問題だと考えた私は、以下の2点の理由からこの活動を大学全体で展開することにしました。1つは、単純に葉書が多く集まるほど助かる命が増えるということ。もう1つは、世界の紛争解決に従事する JCCPの存在を知ってもらい、大学生には程遠いような社会問題でも気軽に活動に参加できるという認識を広めたいと思ったからです。
100枚集めるという目標のもと、 1ヶ月のキャンペーン時期を設け、学内に葉書の募集箱を 3か所設置しました。そして学科の友人に協力を仰ぎ、大学全体に広報をしました。具体的には JCCPと協力して作成したポスターを大学中の掲示板に貼ったり、約 10の授業に実際に足を運び授業開始前に宣伝したりしました。また、キャンペーン期間中の昼休みには図書館前で募集箱を手に持ち、寄付を呼びかけました。
このような足を使った広報の結果、 218枚も葉書が集まり個人で行うよりも大きな結果を生み出しました。また私達に倣って後輩が活動を継承してくれたので、紛争解決への活動のハードルを下げることにも貢献できたと思います。
●あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから
協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。
私は大学で国際交流サークルの代表を務めており、活動内容は毎日お昼ご飯を食べながらの雑談と月 1回開かれる季節イベントでした。ただ、毎学期 60名程の留学生がやってくるなか、日本人メンバーはたった 6名でした。日本人が圧倒的に足りないうえに他のサークルや研究などで多忙な部員ばかりでした。日本人が少ないので留学生も来なくなり、日々の活動は決して活発ではありませんでした。また、サークル外で国際交流に関心があるけれども機会を知らない学生が多いという問題を常に感じていました。
そこで、どうすれば日々の活動の参加人数が増えるか、またどうすれば留学生と日本人学生がより親密な関係を築けるかを同輩や後輩と議論した結果、広報と企画を徹底的に注力する方向性を打ち出しました。私は日本人を 5人以上増やそうという目標を掲げ、その目標達成のため様々な工夫をしました。例えば広報担当は他のコミュニティの人脈を使ってサークル外の学生をイベントに呼び込んだり、お昼休みの活動は週 2日に限定してメンバーが来るよう強く呼びかけました。それから企画担当は親密な関係を築けるように留学生と日本人の語学交換ペアを作るサポートをしたり、お昼休みの活動で異文化体験を組み込む工夫をしたりしました。
結果、お昼休みの活動は毎回約 7人の学生が来るようになり、休日のイベントには 32人中 10人もの日本人が参加してくれるまでになりました。語学交換ペアも 4組つくることができ、各々が良好な関係を構築していました。
留学生が帰国するとき、「このサークルのおかげで多くの日本人の友だちができた」と言われたときに、皆で大きな達成感を感じることができました。
●あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出した ときのことを教えてください。
私はイギリスへの交換留学の準備から実行までの過程で著しい結果を出しました。
まず、学内選考は 6倍という高い倍率のなか第一志望校へ合格しました。これは継続的な英語学習と専門分野の追求、それから課外活動で培った国際コミュニケーション能力が評価された結果であると認識しています。
そして留学中に乗り越えた一番の困難は、国際関係学の授業中に学生との議論でうまく発言できず、他学生に馬鹿にされたことです。私は自分の能力の低さを痛感し、存在価値を感じられず心から悔しく思いました。私は自分の何がいけなかったのかを見直し、毎週約100ページ規模の文献の内容をまとめるという自分の予習方法が根本の問題であると捉えました。それからは文献を読みながら、自分の意見の相違点や著者の主張する理論が適応している日本の事例を英語でノートに書くようにしました。ヨーロッパの学生は日本の事例に目を向けたことがなく、私が議論に提供できる部分はそこであると考えたからです。加えて、通学時間に頭のなかで議論のシミュレーションを行い、自分の意見を論理立てて述べる練習をしました。その結果、セミナーの間に情報量の多い意見を自信を持って言えるようになり、以前私を馬鹿にした他学生もしっかりと私の意見に耳を傾けるように態度が変わりました。加えて先生も私に質問をより多く投げかけてくれるようになりました。結果留学生としては高い B評価をもらうことができました。このように自分の課題を客観的に捉え、その解決に向けて行動したところ、自分と周りの人々を変え、成果をあげることができました。
●あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のこ とを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。
2014年の夏に大学内で行われた「英語によるサマープログラム」の文化交流会という企画でボランティアが 4人中 3人当日欠席をした際に柔軟に対応しました。そのプログラムは 1週間世界各国から訪れた約 40人の学生と日本人学生が一緒に英語で講義を受けるというものです。私はそのプログラムのボランティアリーダーを務めており、 6つの企画運営はボランティアに任されていたので、企画ごとにチーム分けしてチームリーダーもそれぞれ割り振っていました。
そのなかで日本文化を遊びながら紹介する「文化交流会」という企画の当日、ボランティアの担当者 4人のうちチームリーダー以外の 3人が、体調不良や家族の用事で急遽欠席になったのです。私は当日の朝にチームリーダーからその知らせを受け、自分の長期留学のための引っ越しの準備がありましたがすぐにヘルプとして出向きました。
司会進行の代わりが必要でしたが、チームリーダーは人前で場を盛り上げるのと英語が少し苦手な性格でした。そこで、企画については把握していたので私が司会進行をし、彼女が道具の配布やサポートをするのはどうかと提案したところお互い合意しました。とはいえボランティア 2人で約 50人の参加者を楽しませなければならないというプレッシャーを感じました。
会の中ではチームリーダーが雑務を効率よく進め、私は英語力と持ち前の明るさを活かして盛り上げながら司会進行をしました。結果、参加学生からスムーズで楽しかったという言葉を頂き、心配して見にいらした先生からもお褒めの言葉を頂きました。トラブルに臆せず、強みを活かす役割を明確に示して実行したことが功を奏し、企画を成功させました。
●あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、 よりよい結果を得た例をあげてください。
交換留学中に国籍、専攻、趣向が異なる学生 4人とグループワークに取り組みました。課題は wicked problemを設定し、その課題解決に従事している世の中のリーダーを 3人紹介する e-presentationを作成するというものでした。
メンバーはルーマニア人 2名、ヨルダン人 1名、キプロス人 1名、そして私の 5名でした。専攻は心理学、電気工学、 IT、国際政治など全員異なっていました。私たちは、「電子機器に使われるコルタンと戦争」をトピックにし、 3人のリーダーは国連、 NGO、人権活動家を挙げました。まず内容によって割り振りを決め、各々が文献を読みまとめ、意見を書くという段階から始めました。膨大な量の文献調査は大変でしたが、皆で励まし合ったり、仕事が予定通りに進んでいなければメッセージ等で状況を確認してできない部分をカバーし合ったりすることを徹底しました。また、私は紛争について学んでいるので労働の搾取やアメリカとの関係などの話を詳細に共有することができました。一方で私がよく知らない電子機器のことは工学を学んでいるメンバーに説明してもらうなどして、相互補完的に助け合っていました。このような助け合いによりチーム意識が生まれ、何としてでも良いものを作り上げるというモチベーションになりました。大詰めの段階ではデザインや細かな構成に最後までこだわって徹夜で取り組み、自分たちで最高の作品を提出した結果、 A評価を得ることができました。
この経験から、異なる背景を持つ人との協働は最初は大変ですが、作業の過程でお互い得意分野を合わせて助け合えば良い成果を上げられるということを身を以て学びました。
●第一志望職種への志望理由MKT
私はビジネス視点で物事を見る習慣を身に付け、グローバルリーダーになりたいと考えているので貴社のMKTを志望します。私は企業に入ってリーダーになるのはほんの一握りであると思っていましたが、貴社では1年目からリーダーになるという点に非常に魅力を感じました。また、消費者のことを根本から考えるという強い想いのもと、周りと協力して世界に貢献できることほど幸せな仕事はないと心から感じました。













