はじめに
法規制によって企業からの内定取り消しは少なくなっていますが、それでも相応の理由があれば取り消されることがあります。
過去に起きた事例を見てみれば、企業の都合によるものだけでなく、学生側に問題がある場合が増えてきており、何気ないきっかけが一因していました。
一体どんなことが原因となっているのか、内定が取り消しになる原因を紹介していきますので、学生は意識して行動してほしいと思います。
目次
内定が取り消しになることはあるのか?
内定が取り消しになることは決して他人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってくるかも分からないため、就職活動が終わってからも緊張感を持つべきです。
まずは、内定取り消しとなる理由について紹介していきますので確認してみてください。
最終面接を終えて合格の連絡を受けた場合、一般的には採用予定である内々定の状態でなっているため、厳密に言えばまだ採用は決まっていないと言えます。
入社日決定の通知や研修案内などの書類が届いた時に、初めて内定が正式に成立するため、その時までは決して気を緩めずに過ごすようにしましょう。
卒業できなかったことが大きな理由に
企業が内定取り消しを行う一番の理由に、
大学を卒業できないこと
が挙げられます。
その他にも履歴書など提出書類に虚偽が合った場合も内定取り消しとなりますが、これらは自身の努力で回避できる内容となっています。
苦労して掴み取った内定を無駄にしないためにも、残りの学生生活でもしっかり学業と向かい合いながら、無事に卒業できるようにしましょう。
企業が不況に陥ると内定取り消しが行われることも
もう一つの理由には、
企業の業績が悪くなった場合に内定取り消しが起こりえます。
布教に陥って業績が悪化してしまうと新しい社員を入社させる体力が無くなり、既存の社員を社内に残して回復を狙うのが一般的でしょう。
とはいえ、企業は採用計画を打ち出して新卒採用を行うため稀なケースと言えますが、経済の動き方次第では起こりうる問題です。
このような憂き目に遭ったとしても、落ち込んでばかりいるのではなく、気持ちを切り替えて新たな就職活動をスタートさせていきましょう。
SNSトラブルによる内定取り消しも…
近年ではTwitterやFacebookの利用が社会に浸透しており、それに伴ってニュース報道でも様々なSNSトラブルが取り立たされるようになりました。
企業の人事部でも、内定者のSNSアカウントを調査して不適切な投稿を行っていないかどうかチェックすることが珍しくなく、内定獲得後のゆるみで不適切な発言をしてしまうことも少なくないでしょう。
過去にTwitterやFacebookで投稿された内容が原因で内定取り消しになってしまった学生がいるため、他人事ではないことを意識してください。
軽い気持ちで行った投稿が原因に
TwitterやFacebookでの不適切な投稿で内定取り消しになることは、決して他人事ではなく、自身にも起こりうることだということを自覚しましょう。
Twitterでは店内で暴力行為や迷惑行為を働いたことを自慢するツイートが投稿され、ネットで大炎上したことにより、事実が内定先企業へと伝えられました。
また、Facebookでは内定企業に勤める社員に暴言を吐く内容を投稿しており、これを見つけた企業は投稿を行った学生に対して内定取り消しを通告しています。
これらの投稿はいずれも軽い気持ちで行われているものであるため、本人にとっては何気ない日常の一部と言えるでしょう。
しかし、昨今の就職活動では学生のSNS事情まで目を通しているのが一般的であることから、内定後は注意してSNSを利用すべきと言えます。
モラルとマナーを守ってSNSを利用すること
SNSの普及と同時に、企業はモラル違反を突き付けて対象となる学生に内定取り消しを言い渡していることが増えてきています。
これにどう対処すればいいのかといえば、しっかりとネットリテラシーを身に付け、モラルとマナーを守ってSNSを利用すればいいのです。
ネット上では些細紗な内容でも大きく取り立たされることが珍しく、大きな問題として取り上げられる特徴にあります。
また、TwitterやFacebookの投稿は半永久的に消えるものではないという意識を持つなど、十分に気を付けながら利用しましょう。
まとめ
内定取り消しは滅多に起こることではありませんが、TwitterやFacebookを始めとしたSNSを日常的に利用している学生は、その事実と隣り合わせにいることを自覚しましょう。
いつものように何気ない投稿を行ったつもりでも、企業は内定者のSNSアカウントを監視して不適切な発言を見つければ、問題を起こしそうな人を入社させるわけにいかないたため、内定取り消しという選択をします。
苦労して掴み取った内定を無駄にしないためには、日頃からSNSをモラルやマナーを守って利用することが大切になり、特に内定後は強く意識してほしいばかりです。