冬採用を目指す就活生が意識するべきポイントと注意点

※本サイトでは、プロモーションが含まれている場合があります。
就活と採用
2018年02月19日
カレンダー

はじめに

就職活動が長引いてしまうと、内定が貰えない焦りが強くなって面接などでも本来の力を発揮できずに終わってしまうことがあります。

しかし、企業の採用活動には冬採用というものがあり、卒業が目前に迫ってきている状況でも内定を獲得できるチャンスは残されています。

そこで今回は、企業が行っている冬採用について説明していくとともに、就活生が意識してほしいポイントや注意点を挙げていきます。

まだ内定を獲得できていない状況であっても、決して焦る必要はないため、落ち着いて一つ一つの面接に全力で臨むようにしてください。

目次

  1. 冬採用ってなに?
  2. 冬採用を行う企業の特徴とは?
  3. 冬採用を目指す就活生の注意点とは?
  4. まとめ
スポンサーリンク就活の証明写真を撮るのにおすすめの写真館の選び方とまとめ
スポンサーリンク就活の証明写真を撮るのにおすすめの写真館の選び方とまとめ

冬採用ってなに?

疑問

企業が採用活動を行うにあたって、12月から3月にかけて新しい人材の採用活動を冬採用と呼んでいます。

それに対して、4~6月を春採用、7~8月を夏採用、9~11月を秋採用と呼んでおり、企業が採用活動を行っている時期のことを指しています。

全ての企業が一年中採用活動を行っていることは滅多にありませんが、企業によって夏採用のみを実施するところもあれば、春採用と冬採用の2回を行う場合があります。

そのため、企業の求人情報にはつねに目を通しておくことが必要となり、就職活動を初めて内定を獲得できずにいても必ずチャンスがやってくることを覚えておきましょう。

就活スケジュールは常に把握しておくこと!

就職活動の解禁時期は毎年異なり、経団連が様々な自由を考慮して決定しています。

そのため、就活生は就職活動を始める以前から、就職活動の年間スケジュールを把握しておく必要があり、志望する業界や企業が例年選考を実施している時期を知っておかなければなりません。

2017年の例を見ると、企業の採用活動が3月に解禁され、6月から選考活動がスタートする計画となっています。

ここから分かることは、春採用が増加する一方で、秋~冬採用における採用計画が例年より少ないのではないのかと予想を立てることができるでしょう。

そのため、スタートダッシュを切ることが大切になり、例年冬採用を行っていた企業が冬採用を実施しない可能性も考えられることを意識しておいてください。

冬採用を行う企業の特徴とは?

ビル

冬採用は前述したように、12~3月にかけて行われる採用活動となっています。

基本的には春採用や夏採用で多くの新卒社員を確保する動きが顕著ですが、冬採用を実施する企業にはどのような特徴があるのでしょうか?

内定辞退者が多い企業が実施

冬採用を実施する企業の特徴の一つとして挙げられるのが、

春採用や夏採用で多くの人材を確保したにも関わらず、予想以上に内定辞退者が出てしまった

ということです。

企業が意図的に内定辞退者を見越しているケースもありますが、予想以上の辞退者がいると採用計画に支障が出るため、急きょ新しい選考を設けることがあります。

競合他社のある大企業や専門分野に特化した中堅企業などに多くみられる傾向にあるため、内定を獲得していない就活生からすれば名のある企業に勤めるチャンスと言えるでしょう。

このような企業は、毎年のように冬採用を実施しているため、事前に情報収集をしておけば一発逆転を狙うことができます。

冬採用を目指す就活生の注意点とは?

注意点

冬採用は内定を獲得できていない就活生にとって最後のチャンスとも言える時期ですが、内定を貰えない焦りから冷静な判断ができないことが多くなっています。

そこで、冬採用における注意点というものがあるため、ぜひ意識してください。

失敗してキャリアを無駄にしないためにも、冬採用を行っている企業の研究はしっかりと行うことが成功の秘訣となるため、焦らずに取り組んでいきましょう。

ミスマッチの可能性が高くなってしまう

冬採用でようやく内定を獲得している人は、自身が希望する職種や企業、業界でなかったことを理由に離職してしまうケースが多くなっています。

それまで内定を獲得できておらず焦りに焦っていたことから、なりふり構わず企業にエントリーシートを送っていたことが原因の一つになっているため、しっかりと応募する企業は見極めなければなりません。

焦って就職してしまうことは自身のキャリアに傷や空白の期間を作ってしまうことから、慎重に冬採用に臨む姿勢が求められます。

ブラック企業が多い

冬採用を実施している企業の中には、いわゆるブラック企業が多くなっている点は否めません。

離職率が高いことや社員の平均年齢が極端に若い場合はブラック企業に該当する可能性があるため、事前に口コミ情報や企業研究などを行ってよく調べておくようにしましょう。

ブラック企業に就職してキャリアに傷をつけるよりも、留年や第二新卒などの選択肢で改めて就職活動に再挑戦することの方が望ましいため、慎重に行動してください。

まとめ

冬採用は就活生にとって最後の希望と言えるかもしれませんが、焦る気持ちを抑えることができず、誤った企業選びをしてしまいがちです。

キャリアを無題にしないためにも、必ず応募する企業の情報をしっかりと集めるだけでなく、冷静に就職活動を行えるようにしたいところ。

近年では第二新卒が活発な動きを見せているため、無理に冬採用で頑張るよりも、別の選択肢を考えることもおすすめします。

悔いのない就職活動にするためにも、冬採用で頑張りきるのか次年度以降の就職活動で気持ちを改めて頑張っていくのかを真剣に考えてみてください。