1.はじめに
こんにちは。エントリーシート研究所の金野です。もうすぐ2016年ですが、みなさんの来年の目標は決まりましたか?就活も本番を迎え、大変な1年となると思いますが、体調には注意してくださいね。さて、今日は手書きのエントリーシートや手書きの履歴書を郵送する際のポイントを紹介していきたいと思います。
2.手書きES・手書き履歴書の書き方
郵送する際のポイントを知る前に、手書きESを書くときに気を付けたいことを簡単にまとめました。具体的には、以下の通りです。
(1)手書きESはボールペンで書き、修正液は使わない
手書きESや履歴書はボールペンで書きましょう。また書き間違えてしまった場合は修正液や修正テープは使わずに、書き直しましょう。
(2)ワードで下書きを作ろう。
まず、ワードで下書きを作りましょう。設問とその回答だけでもメモしておくと、次に同じようなESを書くときに役に立ちます。手書きから始めてしまうと間違えた時にゼロからやり直しなので悲惨です。
(3)押印→書類記入→証明写真貼り付けの順番を守ろう。
ESを書くときは、「印鑑を押す→書類を記入する→証明写真を貼る」という順番を守りましょう。これが一番効率的です。最後に印鑑がブレたり、にじんでしまったりすることがあるからです。
(4)手書きESは丁寧な字で書こう。
エントリーシートは読んでもらえなければ意味がありません。そのため、「読んでくれる人がいる」ということを意識して丁寧に書くようにしましょう。書き手の文字の丁寧さから人柄や企業への志望度の強さを図る目的もあっての手書きESです。字を書くのが苦手な人は、「とめ、はね、はらい」に気を付け、いつもより丁寧に書きましょう。それだけでちょっと整って見えます。また、字がまっすぐかけない人は、定規を活用することをおすすめします。
(5)手書きESのコピーは忘れずに取ろう。
自分がどんなESを送ったのか忘れないよう、しっかりとコピーをとっておきましょう。コピーを忘れ、事前の確認が出来ないまま面接に臨むと爆死する可能性があります。ソースは私です。
3.手書きESの郵送の仕方
では次に、手書きの履歴書や手書きのエントリーシートを郵送する際に気を付けたいポイントを5つご紹介します。
(1)郵便局を調べよう。
まず、自分の利用しやすい (日本郵便のHP)から郵便局を調べましょう。場所によっては、夜遅くまで郵便物を受け付けてくれるところ(ゆうゆう窓口)もありますので、上手に利用してください。
(2)手書きESの郵送にかかかる時間を事前に調べておこう。
書類を郵送するに当たり、自分が住んでいる地域からどのくらい日数がかかるのか事前に調べておきましょう。ESの締切から逆算して、締切日を自分で設定することがおすすめです。その際、以下のような書類の締切日に注意しましょう。
- ■「○月◇日必着」の場合
- ○月◇日に企業に書類が届いていなければならない。
- ■「△月○日消印」の場合
- △月○日に郵便局が書類を受け取ればOK!
また、企業によっては締切当日持参すれば受け取ってくれるところもあるようですが、ごくごくわずかです。志望度が高い企業であれば、締切を重視し、ある程度余裕を持って郵送するようにしましょう。
(3)必要書類はそろっているか確認しよう。
必要書類がそろっているか、またそれを入れるA4のクリアファイルがあるか確認しましょう。クリアファイルは100円ショップのもので問題ありませんが、新品のものを使いましょう。
(4)送付状を作成しよう。
送付状はなくても大丈夫ですが、あったほうが丁寧な印象になります。そのため、時間に余裕のある時に、一度作成してみることをおすすめします。
(5)封筒の記入事項に漏れがないか確認しよう。
最後に、封筒の記載に漏れがないか確認しましょう。この時、チェックしたい項目は以下の通りです。
- ・宛先の「敬称」
- 担当者「様」、○○企業人事部「御中」などの敬称が適切か確認しましょう。企業によっては、既に作成されている宛先を封筒に貼る場合があります。その際、宛先が「○○行」となっていることがあるので、忘れずに「○○御中(又は様)」に訂正するようしましょう。
- ・赤いペンで「エントリーシート在中」と書く
- ESを郵送で提出する場合は、赤いペンで大きく「エントリーシート在中」と書きましょう。
- ・投函日を書く
- 封筒の左上に投函日を書きましょう。企業にもよると思いますが、ゆうパック等は使えないので注意してくださいね。
4.手書きESを直接持っていく時の注意点
ESを持参する場合もあると思います。以下の点に気をつけましょう。
(1)封筒に赤ペンで「○年度新卒採用応募書類在中」と書こう。
ESを持参する場合には、封筒に赤ペンで「○年度新卒採用応募書類在中」と書きましょう。
(2)封はしないでおこう。
説明会やセミナー等に書類を持参する場合、書類を封筒から出して渡すことがあります。そのため、封はしないで持参するほうが便利です。また、その際も封筒の裏には自分の連絡先と名前を書くようにしましょう。
5.まとめ
いかがでしたか?パソコンで提出できるESも増えていますが、食品業界などを中心にまだまだ手書きESの提出を求める企業もたくさんあります。締切ぎりぎりになって焦る時もあると思いますが、出来るだけ丁寧に、心を込めたESを書き上げ、郵送するようにしましょう。