もくじ
- はじめに
- 就活証明写真のメイクは濃くすべき?
- 就活証明写真のメイクを少し濃くした方がいい理由
- 就活証明写真のメイクで少し濃いめにしたほうがいいパーツ
- 就活証明写真のメイクで濃くしないほうがいいパーツ
- 就活証明写真を濃いメイクで撮ってしまったときの対処法
- まとめ
はじめに
これから就活用の証明写真を撮影する方でメイクの濃さについて「就活証明写真メイクは濃い方がよい」と聞いたことがある方も多いと思います。
しかし、実際に就活証明写真用のメイクをする際に次のように疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
- ・どれぐらい濃くてよいの?
- ・全パーツ濃くしてもよいの?
今回は、そんな就活生の方に向けて以下の2つの内容を主に解説します。
- ・就活写真のメイクはどの程度濃くすべきか
- ・誤ったメイクで写真を撮ってしまった場合の対処法
就活証明写真のメイクは濃くすべき?
いきなり本題に入りますが、就活写真のメイクは少し濃いめがよいです。
表現としては「少し濃いめのナチュラルメイク」が適切な表現とされています。
具体的には、少し濃いめにメイクした方がよいパーツと、薄い方がよいパーツがあるため、本記事を読んで参考にしてみてください。
就活証明写真のメイクを少し濃くした方がいい理由
ではなぜ、就活証明写真ではメイクを少し濃くした方がよいのでしょうか。次の2つの理由についてそれぞれ解説していきます。
- 撮影時の光で白飛びしやすい
- 正面から撮影するため立体感が出づらい
理由1:ライティングの光で光飛びしてしまい、メイクが薄く写ってしまうから
就活証明写真の撮影時には強い光(ライティング)を当てて撮影します。
その際に白飛びしてしまい、メイクが薄く写ってしまうのです。
撮影時のメイクが薄いと、ノーメイクに見えてしまったり、健康的な肌色に見えなかったりするため、通常よりも少しだけ濃いめにメイクした方がよいのです。
理由2:正面から撮影することで立体感が出ない
証明写真は顔を真正面から撮影するため、顔の凹凸感がわかりにくい写り方になります。つまり色々な角度から撮る普通の写真よりも、立体感が出ない仕上がりになるのです。
立体感が出ないと、印象の薄いのっぺりした顔の写りになってしまいます。
一般的には第一印象がある程度強い方が選考に有利とされています。そのため、しっかりと印象に残る証明写真になるように、メイクを少し濃いめにすべきなのです。
就活証明写真のメイクで少し濃いめにしたほうがいいパーツ
では実際に就活証明写真メイク時の、パーツ別の濃さについて解説します。まずは少し濃いめにした方がよい以下のパーツの解説からです。
- ・チーク
- ・眉
チーク
チークは就活証明写真の撮影時のストロボの光で色が飛びやすいメイクなので、少し濃いめにメイクすべき部分です。
鏡で直接見た際に少し濃く感じられるくらいが、就活証明写真にはベストです。
色は女性らしさを出したければピンク系統を、明るく元気な印象を出したければオレンジ系統を選んでみてください。
塗り方としては、広範囲ではなく頬骨の部分のみに塗ります。
ニコッと笑った際に頬の最も盛り上がった部分から、こめかみに向けてやや斜めに塗るようにしましょう。最後にブラシやスポンジで境界をぼかせば、ナチュラルで大人な仕上がりになりますよ。
眉
眉も少し濃いめにメイクした方がよいパーツです。
眉を少し強調することにより、就活証明写真上でも顔立ちをはっきりと見せることができます。
色味としては真っ黒だと重たい印象になりがちなので、暗めのブラウンやグレーなどを選ぶとよいでしょう。
しかし、髪色と同系統の色に合わせないと眉が浮いて見えてしまいます。ペンシル・マスカラ・パウダーそれぞれの色を髪色に合わせて統一するようにしましょう。
就活証明写真のメイクで濃くしないほうがいいパーツ
続いて、就活証明写真の撮影時に濃くメイクすべきでないパーツについて解説します。次のパーツは派手にならないよう、通常よりも抑えめにメイクしましょう。
- ・ベース
- ・アイメイク
- ・リップ
ベース
立体感を出そうとするとつい塗りすぎてしまうベースメイクですが、濃くならないように注意が必要です。
厚塗り感が出てしまうと、のっぺりした顔で就活証明写真に写りやすくなります。下地、ファンデともに自分の肌の色にあった薄付きのものを選ぶとよいでしょう。
特にファンデは顔の中心部分を薄めに、顔のフチは更に薄めか塗らないぐらいにすると、厚塗り感も出ずに立体的に見せることが出来ます。
しかし、薄めにした分ニキビやクマなどの肌トラブルが目立つ場合は、気になる箇所のみコンシーラーを使って消すようにしましょう。
アイメイク
目は顔の中でも特に目立つパーツです。少しでも濃いと途端に派手な印象を与えてしまうため、特に気を遣って濃くならないようにメイクしましょう。
アイメイクをしていることがわからないくらいの自然な仕上がりがベストです。アイシャドウ、アイライナー、マスカラいずれも必要最低限にとどめ、明るいカラーやラメ入りは避けましょう。
リップ
リップも就活証明写真の撮影時には薄くすべき部分です。
濃くならないように色味と質感にも気をつけましょう。色味は当然ナチュラルはカラーを選びます。
コーラルピンクなどの薄づきのリップだとナチュラルな就活証明写真に仕上がりますよ。
また、質感は軽めのマットを選ぶとよいでしょう。ツヤ感があるとストロボの光で反射してしまいますし、マットすぎても濃く見える要因になります。
塗り終わった後に軽くティッシュオフすると、より控えめな写りになるでしょう。
就活証明写真を濃いメイクで撮ってしまったときの対処法
中には既に濃いめのメイクで就活証明写真を撮り終わってしまったという就活生の方もいると思います。その場合には次に紹介する対処法で、適切なメイクの就活証明写真を手に入れるとよいでしょう。
- 写真館でレタッチしてもらう
- アプリを使って修正する
- 就活証明写真を撮り直す
写真館でレタッチしてもらう
写真館の中には就活証明写真の撮影だけでなく、持ち込んだ写真データのレタッチ(加工修正)のみを行ってくれるスタジオもあります。
プロにレタッチをしてもらうことで、以下のような修正を施すことができます。
- ・肌にツヤを出す
- ・リップの色味を変える
- ・ノーズシャドウで鼻を立体的に見せれる
- ・クマやニキビ跡などの肌トラブルを消せる
料金は数百〜数千円ほどかかりますが、メイクの濃さを修正するだけでなく、写真全体を就活証明写真にふさわしい形で仕上げてもらえます。
費用が少しかかっても「納得の行く就活証明写真が欲しい」という方は、写真館でのレタッチを検討してみてもよいでしょう。
アプリを使って修正する
画像修正アプリを使用して、自分で就活証明写真を修正してしまうのも一つの手です。
近頃はメイクの雰囲気や肌色も修正できる高性能なアプリが増えたため、自分の手で適切に修正できる道もあるでしょう。
しかし、かなり上手く修正しないと、かえって不自然で違和感のあるメイクになったり、露骨に修正したのがバレるような写真になってしまったりする可能性が十分にあります。
また、そういった画像アプリは既に撮った写真データを読み込んで再保存する仕様上、画質が落ちてしまうケースも少なくありません。チャレンジしてみるのはもちろんOKですが、自信がない方にはあまりおすすめしない方法です。
就活証明写真を撮りなおす
いっそ「再度メイクをして撮り直してしまう」という手もあります。
写真館にレタッチを依頼するには費用がかかりますし、自力で画像修正すれば不自然な仕上がりになる可能性も高いです。
時間的に余裕のある場合は、練習をかねて再度濃すぎないようにメイクをし、就活証明写真を撮りなおすのもありでしょう。
まとめ
就活証明写真を撮影する際のメイクの濃さの正解は「少し濃いめにメイクした方がよいパーツと、薄い方がよいパーツがある」です。
- ▼少し濃くメイクするパーツ
- チーク
- 眉
- ▼濃くすべきでないパーツ
- ベース
- アイメイク
- リップ
就活証明写真は強い光を当てて真正面から撮影するため、ある程度の立体感を出す必要があります。
しかし立体感を出そうとしてメイクを濃くしすぎると、派手になってしまいます。基本的に就活の場では派手な身だしなみは避けるべきです。
パーツによって濃淡を使い分けながら「少し濃いめのナチュラルメイク」を心掛けてメイクしてみてくださいね。