目次
1.はじめに
こんにちは、エントリーシート研究所の石塚です。僕は理系の大学出身なのですが、今回の就職活動で文系の某有名人材企業へと就職しました。その中で、面接官から「理系である自分にしか、こういう質問はこないんだろうな~。」という質問にいくつか出会いました。そこで今回は理系学生がする文系就職についてまとめてみたいと思います。
2.理系就活生が文系就職をするにあたり
気を付けなければいけない点
文系職に就職する際に気を付けなければいけない点として、4年間理系という環境に身を置きながら文系就職する理由をネガティブな内容を抜きに話すというところにあります。
3.高い確率で面接官に聞かれる質問集
1.どんな研究をしているの?
僕もほぼ毎回のように受けた質問です。プレエントリーをする際に研究室の名前と研究内容は記載しますが、面接官は文系大学出身の可能性が高い為、記載されたものを見ても内容が分かりません。ゆえに面接のアイスブレイクとしてこのような質問が来ることがあります。このように背景知識を共有していない文系出身の面接官にいかにわかりやすく自分の研究を伝えるかで既にコミュニケーション能力が計られているので、研究の概要をわかりやすくまとめておくのが良いでしょう。
2.その研究をうちでどう活かせるの?
先ほども言った通り、文系職に入ったらまずは営業業務を担当します。営業とは顧客の課題を見抜き、解決すること。自分の研究を一連の流れで考えた時に、どの部分が営業業務とリンクするのかを答えればいいでしょう。
3.どうして研究職につかないの?
このような質問が来た時にまず注意しなければいけないことは、決してネガティブな回答にならないことです。大学4年間は勉強するだけではなく、サークル、アルバイト、学生団体など様々な経験ができる場所です。大学4年間で何らかの気持ちの変化があり、その中で自分のしたい成長が文系職の方にあったというような回答ができればOKです。
4.なんで大学院に行かないの?
理系学生の大学院への進学率は約40%であり、面接官がこのような質問をしてくるのも頷けます。このような質問に答える時も3同様です。
5.研究をする上で意識していることは?
専門的な用語を使わずに面接官にいかに伝えられるかが重要です。「タイマーを使い時間を徹底的に守る」や「効率化を図る」などの些細な事でもいいので、研究の中で大事なところをいくつかピックアップしておくといいでしょう。
4.まとめ
いかかでしたでしょうか?「理系学生は文系就職しようとしても文系のイケてる学生に負けてしまう・・・。」なんていう不安が少しは解消されたんじゃないでしょうか。見た目が同じならば、本来、論理的思考能力が備わっているとされている理系学生の方が強いのです!「自分はコミュ力がないから・・・。」とか言う前に一歩踏み出してみませんか?