
はじめに
就職活動をしていれば、たとえ意識をしていなくても、第一志望の会社は出てくるものです。
基本的には一生に一度しかない就職活動。
できれば第一志望に合格して終えたい、というのは誰しもが描く夢でしょう。
しかしそうなると、同時に大きくなってくるのが選考に対するプレッシャー。
その会社に行きたいという思いが強くなればなるほど、落ちたらどうしようという不安も大きくなる。
緊張してしまうと、本来持てる力が発揮できず、不完全燃焼で面接を終えてしまう、ということにもなりかねません。
今回は、第一志望の会社の面接で、できるだけ緊張しないためにやっておきたいことを3つ、ご紹介します。
目次
企業研究を誰よりも入念に行おう
質問の種類は数あれ、面接官が聞きたいこと、知りたいことの多くは、
「なぜうちの会社を選んだのか」
という部分です。
その理由が、なんとなく社名が有名だから、安定してそうだったから、といった抽象的なものであれば、面接官はあなたの熱意を感じることはできないでしょう。
その会社がどんな事業を行い、どんな風土を持ち、どんな働き方ができるのか。
そういった細かく調べなければわからないような情報を、とにかくたくさん集めることが大切です。
情報量が多ければ多いほど、どんな質問が来ても回答に困らなくなりますし、面接する側としても熱意を感じられるようになりますから、マイナスに働くことは一切ありません。
まずは第一志望の会社に対して、知らないことはないというレベルまで、企業研究をしっかり行うようにしましょう。
自分の夢や目標を明確に
あわせて大切になってくるのが、
自分自身に対する理解
です。
会社の魅力や強みを理解していても、そこで成し遂げたいことややってみたい目標が定まっていなければ、第一志望として目指す理由にはならないでしょう。
面接官もそういった「何がしたいか」に関する質問は良くしてきます。
会社の強みをしっかりと理解した上で、ここだからこそやりたいと思えることや、この会社で将来成し遂げたい夢を、明確に持っておくようにしましょう。
そうすれば、どんな質問が来ても自信を持って答えられるようになるはずですし、面接官も活躍してくれそうだと思ってくれるはずです。
インターンなども活用し、仕事理解を深めよう
ダメ押しとしてやっておくと良いのが、
インターンシップなどに参加して、第一志望の会社で行う仕事を事前に経験しておく
ということです。
希望の会社がインターンを募集していれば、そこに参加するのが一番ですが、もしも募集が無かった場合は、同業種・同職種であれば別企業のものに参加すれば問題ありません。
実際に自分で仕事を経験するからこそわかる、やりがいや大変さがあるものです。
想像だけで作られた感想より、実体験として作られた感想の方が、より信ぴょう性を増し、聞く人の心を動かすことができるでしょう。
面接官にとっても、仕事を経験した人の方が、入社後のミスマッチもなく、より早く確実に成長してくれると思えるはず。
まだまだインターンシップを活用して、大学生のうちから社会人としての生活を体験したことがあるという人は多くはありません。
ライバルに差をつけるという意味でも、インターンは効果的と言えるのです。
まとめ
緊張とは、そのほとんどが自信の無さから出てくるものです。
どんな質問が来ても胸を張って答えられる。
そんなレベルを目指せるように、企業研究と自己分析、そして仕事理解を極限まで高めておきましょう。
正直、時間も労力もかかる作業です。
しかし、その苦労を乗り越えてでもやろうと思える会社こそ、本当の第一志望といえるのではないでしょうか。
できることをすべてやって、後から後悔することだけはないようにしていきたいですね。