まだ自己分析が終わってない就活生へ。なぜ終わらないのか?

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カテゴリ:就活の基本戦略
ES研究所 2024年02月06日
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自己分析が終わらない理由のもくじ

  • はじめに
  • 自己分析が終わってる就活生っているの?
  • 自己分析が終わらない理由
  • 自己分析の目的は何か?
  • 強みの策定言語化
  • 自分に合った企業を決める
  • 正しい自己分析を行うための効率的方法
  • まとめ

はじめに

キャリアセンターや就活に成功した先輩達、大学の就活セミナーなどで就活の準備で一番大切だと言われるのが自己分析ですよね。しかしながら

自己分析が終わらないままインターン選考や就活を迎えてしまう…」

という就活生も毎年見受けられます。そこで、今回は自己分析が終わらない学生に向けて、

  • ・なぜ自己分析が終わらないのか?
  • ・自己分析はどの様に行えば合理的か?

の2点について解説していきます。

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自己分析が終わってる就活生っているの?

さて、この記事を読んでくれている就活生の中に「自己分析がすでに完璧に終わっている」という方はいるでしょうか?

今まで多くの就活生と出会い、話をしてきましたが、「自己分析が完璧に終わっている」という就活生には出会ったことがありません。殆どの学生が

  • ・自己分析を始めていない
  • ・自己分析をやったけど終わっていない

という状況にあるのではないでしょうか?就活で最も重要と言われる自己分析。だから決してサボっているわけではなく、自己分析の方法ややり方を懸命に考えながら時間を使っている。なのに自己分析が一向に終わらない。

率直に言うと、それが普通です。ではなぜ、自己分析は終わらないのでしょうか?

自己分析が終わらない理由

自己分析が終わらない理由は次の1点にあります。

自己分析が終わらない理由=自己分析の目的が不明確だから

です。

「何がどうなったら自己分析が終わるのか?」が不明確なまま自己分析をすすめても終わるはずがありません。

目的地が決まっていない状況では、どれだけ時間を使っても目的地にたどり着けることはありません。当然、「いつ自己分析が終わるのか?」についても、ゴール設定が不明確なので分からないままです。

「今、自己分析をやっている」

と家族や友達に伝えながら、どれだけの時間が経ちましたか?目的のない自己分析に漠然と時間を使うことがはたして「就活を頑張っている」といえるのでしょうか?

では次に、「自己分析の目的とは何か?」について解説していきます。

自己分析の目的は何か?

自己分析の目的は次の2つです。

(1)強みを探すため
過去の経験を根拠に企業の利益に貢献する他の学生と違うポイントを探す。
(2)志望企業・志望業界を探すため
業界を絞るために自分の特徴から、自分に合った企業や志望業界を探す。

「本当の自分」を探すのはとても時間がかかりますし、環境や経験から変化していくものなので、追求することが難しいです。「自分探し」にハマってしまえば第一志望群からの内定数最大化を目的とする就職活動は一向に前進しません。

では、それぞれについて詳しく解説していきましょう。

(1) 強みを探すための自己分析

こちらが本来就活で行われるべき自己分析の目的です。

なぜなら、「行きたい会社に行くためにはその会社からの内定をまず貰うことが必要。内定を貰うには、志望する企業の利益に貢献する人材であることを人事に認めてもらう必要がある」からです。

企業とは社会への価値提供を通じ、利益を最大化することを目的とする集団です。利益をあげるためには

  • (1)売上を上げる
  • (2)費用を下げる

の2つしかありません。採用も企業活動の1つであるため、自社への入社志望者の中から売上UPか費用DOWNに最も貢献する人材に対して内定を出します。

従って、自分が、数ある志望者の中でも志望する企業の売上UPか費用DOWNに貢献できる人材であることを人事に伝えることができれば内定が獲得できるというのが就活の大前提にあるルールです。

これを踏まえ、

「自分の過去の経験から企業の利益や売上にポイント(強み)を探し、言語化すること」

を目的に自己分析を行うべきです。従って、

  • (1)過去の経験から自分の強みを決める
  • (2)自分の強みとそれを強みとする根拠を人事に伝えられる様に言語化する

の2つが自己分析の目的(ゴール)になります。この2つが完了すれば自己分析は完了です。

(2)志望企業・志望業界を探すための自己分析

こちらは、本来就活で行われるべき自己分析ではありません

なぜなら内定が獲得できていなければ入社出来ないので、「どの企業に行きたいか?」よりもまずは「どうやって内定を獲得するか?」を検討すべきだからです。

就活も大学受験同様、まず志望企業に受かってからどこに行くかを熟慮検討した方が合理的ではないでしょうか?

それにも関わらず、就活生の自己分析の目的が「志望企業・志望業界を探すため」に偏ってしまう理由は、「就活では志望業界・企業を絞らなければならない」という勝手な前提があるからです。

他の記事で詳細は説明していますが、ここでも「業界の合理的な絞り方」について説明しておきます。

就活では業界を絞らないといけない?

「え、そんなこと言ったら業界絞れないじゃん。」

と考える方も多いでしょう。しかし、そもそも業界は「行きたい企業・自分に合った企業はどこか?」という判断基準で受けるのではなく

「その1社しか受からなかった時に、行かない企業ではない企業はどこか?」

という判断基準で選ぶべきです。なぜなら、「業界を絞る」という行為の目的は「選考を受ける企業を行きたい業界・企業に限定するため」ではなく、「「第一志望群を形成するため」だからです。

就活における第一志望群とは

第一志望群とは、

「就活終了後にその企業にしか受からなかった時、妥協になるけど入社する」

企業全てを指します。

例えば、食品企業を志望していても、就活終了後にメガバンク1社からしか内定しなかったら、入社するのではないでしょうか?(※カゴメの倍率は約300倍、合格率にすると0.3%、1000人に3人です。)

総合商社を志望していても、就活終了後に生命保険の大手企業1社からしか内定が出なかったら入社するのではないでしょうか?

もちろん、志望業界にこだわって後期採用や就職留年という選択肢を取ることもあるかもしれません。それ自体を否定するつもりはありません。

しかし、後期採用や就職留年をしてまでその業界に行きたいと思えないのであれば、「とりあえず、時間の許す限り第一志望群は受けに行く」という業界の絞り方の方が合理的ではないでしょうか?

参考記事

就活で業界は絞るべきか、絞らない方が良いか?

であれば、「どの業界・企業に行きたいか?」の答えを得るための自己分析は、就活終了後、内定を取りきった状態で行えば良いはずです。

  • ・「やりたいことをやる」
  • ・「より自分にあった環境で働く」
  • ・「より自分が希望する働き方をする」

これらの軸で入社先を選ぶことはとても重要です。しかし、内定を獲得しなければ入社できないので、まずは内定数を確保してから「自分の希望を最も満たす内定先はどこか?」について考えた方が合理的です。

「(1)自分の強みを明確にするための自己分析」を行って内定を獲得しきったあとに、「(2)内定先の中で自分に最もあった企業はどれかを明確にするための自己分析」を行うことでより納得の行くキャリア形成につながると思います。

強みを明確にするための自己分析を終わらせる方法

ここまで説明してきたように、自己分析の目的は「過去の経験を根拠に自分の強みを見つけ、言語化する。」ことにあります。この自己分析を達成するには、以下の3つのステップが必要です。

  • (1)過去の経験を書き出す
  • (2)過去の経験に共通する自分の特徴(=強み&他者との違い)を考える
  • (3)自分の強みと、過去の経験との関連性(何故それが強みといえるか?)を言語化する

しかし、多くの就活生が「(1)過去の経験を書き出す」ところまではできるものの、「(2)過去の経験に共通する自分の特徴(=強み&他者との違い)を考える」段階で苦戦しがちです。

そこで、自己分析の順序をあえて入れ替えて、先に「自分の強みが何なのか?」を知り、それをヒントに過去の経験を振り返ることで上記の作業が効率的なものになるのではないでしょうか?

とりあえず強みを知るためのツール

自己分析のヒントとなるとりあえず強みを知るために活用して見てほしいのが無料で使える『AnalyzeU+(アナライズユープラス)』というツールです。

AnalyzeU+(アナライズユープラス)

analyzeU+が無料で使えます

様々なアルゴリズムにもとづいて以下6項目を中心に25項目の診断結果で自分を分析することができ、社会に出た時の活かせる強みがわかります。また、診断結果のから自己PR文を作成できる様にアドバイスが出されるのも特徴です。

AnalyzeU+の分析結果
AnalyzeU+診断からわかること

『AnalyzeU+(アナライズユープラス)』は「Offer Box」というスカウトサイトに無料登録(facebook連携あり)し、プロフィールを入力することで使うことが出来ます。

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スカウトサービスとは?

スカウトサービスとは

スカウトサービスとは無料登録をしてプロフィールを登録すると企業側から特別選考の誘いがかかるサービスです。登録・利用は無料でし、スカウト先に内定しても後から入社を断ることは可能です。

就活スカウトサイトのOffer Box

Offer Boxは『経験や人となりを見て企業からのスカウトを待つ』就活スカウトサービスです。一般に就活では学歴や容姿、筆記試験の結果などを通じて能力の有無でフィルターを掛けてから人柄を見ます。

しかし、『Offer Box』では本当は企業が最も重視したい「経験や人柄」にもとづいて企業側からスカウトをかけます。従って、自分の学生時代の経験や価値観を入力しておけば、後は自分に興味を持ってくれた企業の方から特別選考の案内が入ります

一度のプロフィール登録で勝手に就活をすすめてくれるため、効率が激的に高まります。

Offer Boxをおすすめるする理由

『Offer Box』さんへの無料登録をおすすめする理由は以下です。

  • ・提携先がネスレやカゴメ等の人気企業から、価格コム等のメガベンチャーまで豊富
  • ・SNS連携してるので登録が簡単
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  • ・メールで一斉配信のスカウトではなく1人ずつきちんとプロフィールを見て入力している
  • ・文字だけではなく写真や動画、研究スライド等で自分の経験をPRできる
  • ・提携企業2180社、登録就活生28000人以上(単年)の実績
  • ・学生の登録・利用は無料。一度プロフィールを入力したら後は待つだけ(もちろんプロフィールは後で変更可)

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まとめ

いかがだったでしょうか?以下、自己分析が終わらない理由についてまとめます。

「自己分析が終わらないのは自己分析の目的が不明確だから」です。

自己分析の目的は「自分探し」ではなく

  • (1)過去の経験から自分の強みを把握し、言語化するため
  • (2)自分に合った業界・企業を見つけるため

の2つにあります。しかし、内定を獲得しきるまでは『(1)過去の経験から自分の強みを把握し、言語化するため』の自己分析だけ行っておけば良いです。

『(2)自分に合った業界・企業を見つけるため』の自己分析は、就活を終え、得られた内定先からベストな入社先を選ぶ際に決めた方が合理的です。なぜなら内定が獲得できていなければ、入社することが出来ないからです。

(1)過去の経験から自分の強みを把握し、言語化するための自己分析は

  • ・過去の経験から自分の強みを決める
  • ・自分の強みとそれを強みとする根拠を人事に伝えられる様に言語化する

という2つの段階を経ることで完了します。これを行うためには

  • (1)過去の経験を書き出す
  • (2)過去の経験に共通する自分の特徴(=強み&他者との違い)を考える
  • (3)自分の強みと、過去の経験との関連性(何故それが強みといえるか?)を言語化する

という3つのステップを踏むことが必要ですが、「(2)過去の経験に共通する自分の特徴(=強み&他者との違い)を考える」というステップでつまずいてしまう様であれば、無料で使える「」が使えるスカウトサービス「Offer Box」へ登録してみることをおすすめします。

自分に合った企業、自分の行きたい企業に入社することはとても大切ですし、就活の本来の目的です。しかし、内定を獲得しない以上は志望する企業に入社することは出来ませんよね。

だから、まずは内定を取るための自己分析を行い、第一志望群からの内定数を確保します。その上で内定先から自分に最も合った企業はどこか?を選ぶための自己分析を行い、自分にとってベストな企業への入社を実現させてください。

参考記事