サントリーに入ってやってみたい仕事
「メーカーとしての責任を担いたい」
それは東日本大震災を通じて感じたことだった。物資が供給できず小売店が販売しようとしてもできない状態つまりメーカー側に問題があった。その光景はどこか歯がゆかった。そんな中、食品やトイレタリーのメーカーの多くが商品を安定して供給することが一番の使命であるとの話に共感し、文系の私がその領域で活躍できるのはロジスティクス部門ではないかと考えた。
ではなぜ貴社なのか?それは①強力な販売網と②商品の種類に関係している。
①ペプシコやユニリーバなどから販売を委託されているなどの販売網への信頼、そのロジスティクスを管理できるというのは大きなやりがいがあるのではないかと思っている。
②商品について、3つのポイントがある。人間の生きる上で絶対に必要な水、自分の好きな紅茶、世の中を支えるお父さんたちのささやかな喜びであり、社会を回す潤滑油であるアルコールを扱っている貴社の商品は絶やすことはできない。
①からやりがい、②から、責務を感じ、自分の力でロジスティクスをより強固なものにしていきたい。
人生における挑戦または創造の経験
『ラーメン屋に新しい価値を』
私はサッカーとラーメンがずっと好きで、高校まではサッカーにひたすら打ち込んだ。大学に入ってからは入学直後に老舗ラーメン屋でアルバイトを始めたことでラーメンが中心になっていった。大学3年生になり、インターン生として、0からラーメン屋を立ち上げるチャンスを得た。そこで生み出されたのが「今のラーメンは高すぎる」というコンセプトだった。さらに安いだけなら意味がないと考え、おいしくて安いものを提供しようという目標の元にスタートした。
おいしいものを作るためにはスキルを磨かなければならないと思い、計3店舗での研修を行った。1カ月で250時間を超えるタフな月もあり、少なくとも大学生の中では一番になれただろう。
安さという面においては①既存店の分析②コストカットの方法③価値基準の順位付け
という3つのポイントを軸に実現していった。
①既存のラーメン屋から目標価格帯である松屋やマクドナルドといったところに実際に足を運び、情報を取集しラーメン屋のどこにコストがかかっているのか?どのようにしたらそれを削れるのかという部分を検証していった。
②分析した結果からオペレーションコストを削減することが一番だと判明した。大きくは商品開発からコストカットを意識した開発を行い、可能な限りアウトソーシングを活用したことである。これらにより従来の7割のコストカットを可能にした。
③しかしそれでもフルサービスをするほどのコストダウンはできなかった。そこで自分たちのお客様に与えたい価値の序列を決め、何を優先すべきか明確にしていった。序列としては価格を最優先し、接客サービスを妥協することになった。
結果として価格を牛丼並みに抑えられ、このような取り組み・コンセプトのものは本社としても想定外であった。社内プレゼンテーションの結果、ただのインターン生プロジェクトが今後の会社経営方針の試金石的扱いのプロジェクトにすることができた。
これらの過程でさまざまな壁があり、乗り越えてきたが、共通して思ったのは「良く動きよく考える」というよく言われることだった。何をするにも、計画、実行、評価、修正を繰り返す。それが壁の高さに応じて回転数が変わるだけだと、さらにそれをチーム(現3人)で共有、協働することで問題を解決していけると感じた。
オープンが3月でまだ運営が始まっておらず、まだ価値の創造に向けて挑戦している段階にすぎないが、お客さんに受け入れられることで新たな価値が創造されると考えている。
『負けたくない』
この挑戦をしていく中での自分自身が気持ちに焦点を当て記述していく。
「楽勝」ラーメン屋で働いている、新規移転オープンにも携わった、これから他の店舗にもいく、やれないことはなにもない。サッカー一筋で、0から何かをする経験をしたことのない私はそう思っていた…
「甘かった」修行を乗り越え、スキルも知識もタフさも身につけかえって来たが、すぐに商品開発で立ち止まった。核といえる部分で一向に進まない。ひたすら考えた、ひたすら出歩きヒントを探した、いろんな人にも相談した。それでも止まったままだった。チーム3人雰囲気は重くなっていった。だからこそ先頭に立つ自分は「何とかなる」平静を保って言い続けた。けれど自分の中で全面的変更をしてその部分を排除したい。そう思い始めた…
「自分が嫌になった」それは逃げようとしているだけだと感じた。
小学6年生のサッカーの試合で相手選手の肘が目に入り負傷交代した。実際は交代するほどではなかった。なんとなく嫌で試合から逃げた自分がいた。その試合は2-1で負けた。激しく後悔した。なにより自分に負けた。それが一番悔しかった…
「逃げちゃだめだ」さらに視野を広げて失敗を繰り返した。2か月後やっと答えが見つかった。だがそこにも新たな問題がくっついてきた…
「やってやる」できないことはない。気持ちが折れなければなんとでもなると感じるようになっていた。
他人に、物事に、逆境に…ほかでもなく自分に負けたくない
これが私の精神的な支柱であると思う。他の人負ける時もある、そしてそこからしか学べないこともある。ゆえにある種必要なことだとも思う。しかし自分に負けることは無価値であると信ずる。













