はじめに
インターンシップに参加するためには面接やグループディスカッションを突破する必要がありますが、何よりもまずエントリーシートで選考を通過しなければなりません。
就職活動本番前にエントリーシートを書くことは、多くの就活生にとって悩ましい問題であり、何を書けばいいか迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、インターンシップで提出するエントリーシートには何を書けばいいのか、どうやって書けばいいのかを紹介していきます。
第一志望や興味を持っている企業が実施するインターンシップに参加したいと考えている人は参考にしてみてください。
目次
エントリーシート作成の基本を押さえる
就職活動本番を前に、インターンシップの段階からエントリーシートを書かなければなりませんが、一体どのような内容を書けばいいのでしょうか?
答えは何も難しくなく、基本をしっかりと押さえることにあります。
その基本とは一体何なのかを説明していきますので、インターンシップ参加希望者だけでなく、就活解禁後のエントリーシート作成で悩んでいる人もチェックしてください。
必須項目はしっかりと記入すること
まず何よりも大事になるのが、必須項目は全て記入すること。
当たり前のことですが、一つでも空欄の状態を作って応募してしまうと、突破できる選考も通らないため注意しなければなりません。
誤字脱字がないように完成した後はじっくりと見直してもらい、面接官が読みやすいように丁寧な字で書くことを心がけましょう。
字が汚い人も、丁寧にゆっくりと書くことを意識すれば読みやすい字になるため、しっかりと体裁を整えてエントリーシートを作り上げてください。
修正液をつかってはいけない
ゆっくりと意識しながらエントリーシートを作成していても、誤字脱字が見つかった場合や作成中に間違えてしまうなどのミスがあります。
そんな時、無意識に修正液などを使って直していませんか?
エントリーシートで修正液を使用することは就職活動においてNGです。
もし誤字脱字が発覚した場合、もう一度最初から書き直すようにして、間違っても修正液で書き直したエントリーシートを提出しないように注意しましょう。
自己PRをしっかりと内容を記入しよう
自己PRなど面接官が重点的に目にする部分はじっくりと作り上げなければなりません。
しかし、インターンシップの段階では充実した内容を作り上げることは難しく、就職活動が本格化する中においても簡単ではありません。
ではどのようにして自己PRなどを魅力的な内容に仕上げればいいのか、簡単にできるテクニックを紹介していきます。
文章を書くテクニックを知る
例え内容が薄い自己PRであったとしても、文章テクニック次第で魅力的な内容へと大きく変貌するものです。
インターンシップのエントリーシートでは自己PRの部分に力を注ぐべきと言えるため、できる限りを尽くして内容をまとめていきたいところ。
そこで活用したいのが、「私の長所は~です。」といったように、結論を文頭に持ってくるというテクニックです。
結論から切り出すことによって、書いてある内容を最初に伝えることができ、明確な自己PR文章が出来上がります。
これまで書いてきた文章を見直してみて、何を書いて何を伝えたいのか分からない内容であれば、趣向を凝らして結論から書き始めるといいでしょう。
結論に対して理由づけしていく
結論から書き始めれば、あとは根拠や理由を後述していくだけです。
なぜ長所と言えるようになったのかという根拠や理由をエピソードと交えながら書き並べていくことで、内容に厚みがある文章へと変貌します。
気を付けてほしいのが、伝えたいことが多くあるあまりに冗長的になりすぎることで、全体的に端的にまとめていくことを意識してください。
無駄が多いと読み手も読む気力を失ってしまうため、面接官が最後まで読み通せる文章を作り上げるようにしていきましょう。
応募企業に合わせた内容を記載する
興味のない企業が実施するインターンシップに参加しようと考えている時、誰もが志望動機を書けずにいるでしょう。
興味のある業界や企業であれば志望動機を導き出せるかもしれませんが、そんな時にはどんな内容を書けばいいのでしょうか?
企業がどんな人材を求めているかを調べておこう
志望動機は就活生それぞれに理由がありますが、どうしても志望動機がなければ、企業が求める人材に合わせた内容で書きまとめるといいでしょう。
これに加えて、自己PRと関連づいている内容であれば、エントリーシートを通過できる確率はグッとあがるはずです。
例えば、とある企業が積極的に行動できる人材を求めているならば、自己PRでは「人見知りしない性格」を挙げて、志望動機では「多くの人々と接する機会を得られると思った」などと書いてみるといいかもしれません。
こうすることによって、エントリーシートには一貫性が生まれて内容もまとまっており、他の就活生とは違ったエントリーシートを仕上げることができます。
まとめ
インターンシップでエントリーシートを提出することは面倒と思う人がいるかもしれませんが、本番を控える中でいい練習になるはずです。
一発勝負となる就職活動本番では、とにかく場慣れしていることが成功のカギを握っているといって過言ではなく、どれだけ失敗と修正を繰り返していけるかも大切に。
仮にインターンシップに行けなかったとしても、現時点でのエントリーシートでは就活本番でも通用しないことが分かるはずですので、それだけでも大きな収穫です。
失敗するたびにブラッシュアップを繰り返していくことが就職活動成功の秘訣とも言えるため、積極的に応募してみるといいでしょう。