目次
はじめに
就職活動において、スーツや革靴と同様に「ネクタイ」も面接官の目に触れる重要なアイテムのひとつです。「どれでもいいだろう」と思って普段使いのネクタイを締めていくと、面接官に意図せず悪印象を与えてしまう可能性があります。
この記事では、就活証明写真の撮影経験も豊富なカメラマンの監修のもと、就活で使うネクタイの色や柄の選び方から結び方まで解説します。
◼︎この記事で解説すること◼︎
- 就活ではネクタイはどの程度重要か
- 好印象を与えるネクタイの色・柄の選び方
- 正しいネクタイの結び方と位置
- 就活ネクタイについてのよくある疑問
就活ではネクタイはどの程度重要なのか?
就活において「ネクタイ」はスーツやワイシャツといったアイテムと同様に、重要です。
社会人・サラリーマンの間ではスーツファッションの中で個性を出せる数少ないポイントとして重宝されているネクタイですが、就活の場合でもネクタイで「アピールしたい個性」を発揮することができます。
色や柄など、比較的多様な選択肢からネクタイは選ぶことができるため、ネクタイ選びはそのまま「就活の印象選び」に直結するのです。
アンケートからも分かる服装の重要性
「洋服の青山」が実施したアンケート調査では、85.9%の就活生が服装によって企業側の評価が変わると考え、また採用担当者(元採用担当者を含む)の34.4%が「服装によって採用の評価が変わる」と回答しています。
特に採用担当者の3割が服装を気にかけている、言い換えれば適当な服装の就活生は評価できないと考えていることは重要であり、ネクタイを含めて服装をしっかりと選ぶことの大切さがわかるでしょう。
就活で好印象を与えるネクタイの選び方とは?
就活で好印象を与えるネクタイは与えたい自分のイメージに合わせて「色」「柄」を選ぶのがおすすめです。
黒色無地がデフォルトのスーツと異なり、ネクタイは比較的自由に色と柄を選ぶことができます。この色と柄の選び方と、自分の与えたいイメージが揃っていると、採用担当者が人物像を捉えやすく、評価もしやすくなるでしょう。
以下では就活におすすめの色と柄、そしてそれらが与える印象を詳しく解説します。
就活ネクタイの「色」のおすすめ
<就活ネクタイにおすすめの色>
- ・青色・紺
- ・赤色・えんじ色
- ・黄色・オレンジ系
- ・緑
ネイビーは黒や濃紺のスーツとの相性も良く、業界・職種を問わず使いやすいのが特徴です。清潔感のある印象を与えやすく、初めて就活ネクタイを用意する方にも適しています。
また、深みのある赤系は、前向きで行動力のある印象を与えたい場合に適しています。面接で程よく存在感を出したいときにも有効です。
黄色のネクタイは元気なイメージを喚起させます。使用する場合は、マスタードやテラコッタなど彩度を抑えた色味を選びましょう。
また、緑色をコーポレートカラーとして押し出している企業は比較的多く「サステナビリティを就活の軸にしている」という方におすすめのネクタイカラーです。
就活ネクタイの「柄」のおすすめ
<就活ネクタイにおすすめの柄>
- ・無地
- ・ドット
- ・レジメンタル
無地は余計な主張がないため、清潔感と誠実さをストレートに伝えることができます。スーツやシャツとの相性も良く、コーディネートに悩みにくいのが特徴です。
小さめのドットやレジメンタルは堅すぎない印象を作りたい場合に適しています。就活では直径3〜5mm程度の小ドットを選ぶと、品のある落ち着いた印象にまとまります。
就活ネクタイはどうやって結ぶのが正解?
就活で覚えておくべきは「プレーンノット」と「ウィンザーノット」の2種類です。どちらもビジネスシーンで広く使われる結び方ですが、初めてネクタイを結ぶ方にはプレーンノットから練習するのをおすすめします。
結び目がきれいに整っているかどうかで、全体の印象が大きく変わりますので、出発前に必ず鏡で確認するようにしましょう。
(1)プレーンノット
プレーンノットは、シンプルかつ一般的なネクタイの結び方です。すぐにマスターできる簡単な結び方が特徴で、結び目が小さくすっきりとした印象になります。プレーンノットは標準的なスーツのレギュラーカラーシャツに合わせやすいのが特徴です。
プレーンノットの結び方の手順
- 大剣が左に、小剣が右になるように首にかける。大剣を小剣より20cmほど長く垂らしておく
- 大剣を小剣の上に交差させる(大剣が前)
- 大剣を小剣に1周巻きつけ、「大剣の輪っか」を作る
- 巻きつけた大剣を、首元のループに下から通す
- 大剣を「大剣の輪っか」の中にくぐらせて引き下ろす
- 結び目を掴んで小剣を引き下げ、首元を調整して完成
(2)ウィンザーノット
ウィンザーノットは、プレーンノットよりも結び目が大きく、左右対称の三角形になるのが特徴です。結び目の存在感が強く、しっかり・がっしりとした印象を与えるため、面接やフォーマルな場面、また比較的体格の良い男子就活生に向いています。ワイドカラーやセミワイドカラーのシャツと相性が良いです。
ウィンザーノットの結び方の手順:
- 大剣を左に、小剣を右に垂らして首にかける
- 大剣を小剣の上に交差させる。
- 大剣を首元のループに下から通し、右側に引く。
- 大剣を小剣の下を通して左側に引き、上からループに通す。
- 左から大剣をループに巻きつけ、結び目を作る。
- 大剣を小剣の前を通すように右に持ってきて、下からループに通す。
- 結び目に大検を通して引っ張る。
- 結び目を左右均等に整え、ディンプルを作って完成。
就活スーツにふさわしいネクタイの「位置」
就活スーツの場合、ネクタイは「大剣の先が、ベルトのバックルの中心に合う」のが正しく美しく見える位置となります。これに合わせて、ネクタイを結ぶ時に長さと位置を調整しましょう。
ネクタイが長すぎたり、短すぎたりすると、着席時にスーツのボタンを外したタイミングで不恰好に見えるので気をつけましょう。
就活ネクタイでよくある質問
就活のネクタイにおいては「ネクタイピン」「つけてはいけない色」などの質問がよくあります。就活においてネクタイは自由度が高い分、悩ましいポイントも多いです。以下のよくある質問を参照して、疑問を解決してください。
質問1.ネクタイピンは付けても大丈夫?
結論、シンプルなデザインのネクタイピンなら就活でつけていても問題ありません。
ネクタイピンは「前傾姿勢でも垂れない」「個性を出す」という2つの役割があります。このうち、ジャケットを脱ぐ機会のある就活においては前者の役割のためにネクタイピンを付けることはむしろ合理的です。
ジャケット着用時はシャツの第3〜第4ボタンの間、シャツのみの時は第4〜第5ボタンの間に、ネクタイピンを装着しましょう
注意点として、華美・奇抜なネクタイピンは学生らしさを損ねてしまうため避けるようにしましょう。
質問2.黒のネクタイは付けたらだめ?
黒色のネクタイは就活で使用するべきではありません。
黒色のネクタイは喪服として葬式のタイミングで使用するのが主な用途となります。私服のファッションとして使うことに問題はありませんが、就活というフォーマルな場では黒色のネクタイは不適切に捉えられてしまいます。
就活マナーに限らず、「黒色のネクタイ」を含めた一般的なマナーも、今一度確認しておきましょう。
質問3.ブランドネクタイは高い・・ユニクロでもいい?
結論、ユニクロのネクタイで就活に臨んでも問題ありません。
ブランドのネクタイの相場は5,000〜10,000円程度であり、複数購入するには少し値が張ります。ユニクロなら就活に使えるネクタイを3,000円程度で購入でき、複数の色・柄から選ぶことができます。シンプルで就活でも問題なく使えるデザインが揃っている点も魅力です。
予算を抑えつつ、就活に適したネクタイを用意したい方はユニクロのネクタイもおすすめです。
おわりに
◼︎記事のまとめ◼︎
- ネクタイはスーツやシャツと同様に重要なアイテム
- 自分のイメージに合わせて「色」「柄」を選ぶ
- 就活では「プレーンノット」「ウィンザーノット」の結び方がおすすめ
- 就活で黒色のネクタイはNG!
就活におけるネクタイは自分の印象を決定づける大切な要素です。色と柄を選べるからこそ、採用担当者に「その色・柄はおかしくない?」と思われない、自分に合った一本を探すことが大切です。
もちろん、重要なのは選び方だけではありません。結び方・位置の調整ができないと不恰好になり、「社会に出る準備ができていない」と判断されてしまう可能性も高いです。不安になったらこの記事を見返して、ネクタイにも気を配ったハイレベルな就活ファッションを作り上げましょう!
















