〈インターン用〉良い記事とは何か?

ここでは『良い記事とは何か?』『どうすれば良い記事が書けるのか?』について説明します。

絶対にパクリ記事はやめてください

超絶重要なので先にパクリ記事について説明します。パクリ記事は絶対やめてください。記事がパクリ記事かどうかを特定するツールが今は沢山あります。万が一、うちのサイトが他のサイトから記事をパクッていた(もちろんコピペで文末ちょい修正とかでもバレます。)場合、googleに申告されると、殆どの記事の掲載順位が落ちるばかりか最悪うちのサイトがgoogleから完全削除されます。さすがにごめんじゃすまないやつです。(笑)

なので、どれだけ忙しかったり、面倒だったりしてもこれだけは絶対にしないでください。コピペして文末だけ変える、いくつかの記事から部分的にパクってきてつなげるなどもダメです。Googleめちゃくちゃ頭いいので全てバレます。もちろん、参考にする程度ならOKです。ただ、表現や構成をそのまま持ってくるは本当に辞めてください。

記事の価値の要素

記事の価値は以下2つの要素によって決まる。

  • (1)いかに多くの人が検索しているワードに関する記事を書くか
  • (2)(1)のワードでGoogleでいかに上位を取るか?

の2つによって定まる。(1)については、例えば「ES 書けない」の方が「ES 余裕で書ける」よりも検索されている回数は多い。この場合、ESが書けないで困っている人に対して書いた記事の方が見られる可能性は高い。人は基本的に何かに困ったときにしかわざわざ検索なんてしないのだ。(2)については最低でも10位以内は取りたいところ。

現状でうちのサイトがSEOで上位を取れているワードを紹介しておくと

  • 「実現したいこと」
  • 「専門商社」
  • 「就活 靴」
  • 「就活 時計」

(1)いかに多くの人が検索しているワードに関する記事を書くか?

「キーワードプランナー」というGoogleのツールを用いて検索されている回数を知ることが出来るんだけど、ここまでやってると大変なので、自身の経験を通じて沢山検索されていそうなワードを記事のテーマにして欲しい。

(2)(1)のワードでGoogleでいかに上位を取るか?

Googleで検索した時の記事の表示順位はGoogleの「検索アルゴリズム(計算式)」でスコアがつけられて決められている。文字数や記事が書かれた時期、どれだけのページからリンク先としてリンクを飛ばされているか等、様々な要素によって順位が決められている。ブラック企業による悪用によってGoogleが使えないオワコンサイトにならない様に、検索アルゴリズムは公開されていない。

しかし、Googleが評価基準として

「ユーザーによって価値がある情報であるかどうか。ユーザーの課題解決につながる情報であるかどうか。」

のみ公言している。

従って、ユーザーによって価値がある、課題解決につながる情報を盛り込めばGoogleによって評価される。じゃあどすうすれば、「ユーザーにとって価値のある情報が書けるのか?」

「ユーザーにとって価値のある情報の載せ方」

それは

  • (1)検索の裏側にあるユーザーの困りごとを考える
  • (2)(1)の目的に合致する情報を盛り込んであげる

ことにある。

実はこの2つは良い記事の構成要素である「読んだ人の課題(悩み事)をどれだけ解決に近付けられるか?」を満たす手段と同じである。

(2)読んだ人の課題(悩み事)をどれだけ解決に近付けられるか?

検索の本当の目的とは、例えば次のようなものだ。

「就活 靴」と検索するユーザーは「就活用の靴を買いたいのだけど、どこで?どんなものを?いくらで?買えばいいかわからない…」という困りごとがある。「志望動機 書き方」と検索するユーザーは「就活で志望動機を書かないといけないんだけど、何をどう書いていいか分からない。どうしたら書けるのだろう?」という困りごとがある。

これらの困り事に対して、例えば「就活 靴」なら、どういう規格のものを買えばいいかを説明し、例えばこんな靴はどうか?と記事中で紹介している。ユーザーの困りごとに記事の内容が合致しているのでGoogleで高評価を得ることが出来たと推察することが出来る。

価値のある情報とは?

この時、気をつけないといけないのは「ユーザーの困りごとに対応していればどんな情報でも評価されるわけではない」ということだ。例えば「就活 靴」に対して「無難なものを選びましょう!」といった抽象的で何の解決策にもならない情報や「色は黒で、革靴がいいです」といったユーザーが既に知っていることは情報として価値がない。仮にSEOで上位が取れたとしても価値がない記事となるのでメディアの価値を落としてしまい本末転倒となる。注意しよう。

ユーザーにとって価値がない情報の例

・すでに知っている情報
└就活の面接では男女ともにスーツを着ましょう。
・知ったところでどうにもならない綺麗事の情報
└面接では緊張しないようにすることが大切です。(どうすれば緊張しなくなるか?をユーザーは知りたい)
・抽象度が高くて何を言ってるかわからない情報
└就活では論理的思考能力とコミュニケーション能力が重要です。(それぞれどんな能力で、どこでどう評価され、どうすれば付けることが出来るのか?をユーザーは知りたい)

価値のある記事についてのまとめ

ここまでの話をまとめると

  • (1)より沢山の人が困ってる事柄について
  • (2)より価値がある、わかりやすい情報を提供する

この2つを満たす記事が良い記事となる。この様な記事が沢山乗ってるメディアを一緒に作っていきたい。

良い記事の書き方

実際にどうやて良い記事を書き上げていくのかを説明する。

(1)検索ワードを決める

「どのワードで検索された時にヒットする記事にするのか?」を決める。この時

  • (1)沢山検索されてるワードを選ぶ(例「ES 書けない」>「ES 余裕で書ける」
  • (2)極力「サジェストワード」を用いる

サジェストワードとは?

Googleの検索ボックスに入れた時に出る、検索候補のこと。Googleのシステムでよく検索される傾向にあるので表示されているため参考になるし、そのワードが文中に含まれているとGoogleの評価も高まる。

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『記事を書く時に極力これらのワードを”網羅”させるのが重要なのだ』

(2)ユーザーの困り事を質問文に落とす

次にユーザーの困り事を質問文になるべく沢山落とす。例えば「就活 靴」なら

  • 「どんな靴を買えばいいのか?」
  • 「いくらで靴は手に入るのか?」
  • 「靴を買う時に気をつけるべきことは何か?」

等が困り事として考えることが出来る。検索する時の困り事はいくつかの要素に分けることが出来ることが多いので2〜3個を目安になるべく沢山考えると良い。

(3)(2)の困りごとを解消する情報を集める

既存の知識だけで文章を書けることは稀なので、きちんと(2)の悩みに対応する情報を収集する。偏見が強いものや、根拠が無い情報は載せないこと。

(4)文章を書く

先に「見出し」を考えて、それから本文を書く。この時、文中に極力「サジェストワード」を網羅して盛り込むようにすること。文字数は最低2000文字で、無駄に長くなったり、短すぎて何がいいたいのか伝わらない文章にしないこと。

また、スマホユーザーが増加傾向にあり、スマホ使用中はユーザーはあまり頭を使っていないので、体言止め等を用いながら、一文は短くしてテンポよく読み進められる様にするのがコツ。