エントリーシートの採用における本当の使われ方と注意点

カテゴリ:ESの質問と回答集
2016年05月03日
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エントリーシートの注意点

もくじ

  1. はじめに
  2. エントリーシートの採用活動での使われ方
  3. まとめ

1. はじめに

就活で内定を獲得するためにはエントリーシートの提出は不可欠だ。しかし、この提出したエントリーシートが人事・採用の間でどのように使われているかを考えたことはあるだろうか?

そこで、このページでは『エントリーシートの本当の使われ方』について説明する。ここでは

  • 提出したESはどこでどう使われるのか?
  • それを踏まえてESを書くときにどんなことを気をつけるべきか?

について理解してもらえればと思う。

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2. エントリーシートの採用活動での使われ方

内定を獲得するためにはエントリーシートの通過は不可欠だ。そこで、エントリーシートを書く時にはついつい『とりあえず通過させる』ことを目的にしがちである。しかし、以下に説明するようにエントリーシートはその後の選考活動や、内定を出す出さないの判断の時点においても使われるため、そこまで見据えた内容での提出が求められる。
では、エントリーシートの採用活動での4つの使われ方についてそれぞれ見ていこう。

(1) 面接するかどうかを判断する

最も想定される使われ方である。面接は書類選考やwebテスト選考と違い、少人数ずつでしかさばけないため沢山の手間と時間がかかる。そこで、沢山の学生にいったん書類選考とwebテストを受けてもらい、その中で自社の採用計画にあわせて面接する学生の数を決めていく。その際に、その学生の

  • ■ 能力
  • ■ スタンス(価値観)
  • ■ 志望度

等を図るための材料としてエントリーシートが使用されることがある。

(2) 面接の時の話の材料として使う

面接には大量の人手が必要となる。また、採用に“現場の視点”を取り入れるため選考の序盤では現場社員が面接官として登場することが多い。しかし、彼らは採用担当者としての特別な訓練を受けているわけではないし、当然、面接を受けにきた就活生と対面するのは初めてだ。そこで、面接を行う前に自分の能力や考え方についての情報を事前に整理してもらい面接の効率を高める目的でエントリーシートが使われる。

(3) 内定通知を出すか出さないかの会議資料として使う

『人事担当者の3つのノルマ』でも触れた様に、選考後半を担当する採用マネージャーは『内定受諾率』のノルマを課されている。従って、入社を希望しているとする就活生が内定を出したあとに本当に入社するかどうかについて判断しなければならない。この判断は、採用マネージャー単独でされることもあるが、採用マネージャーの上司である人事部長や役員との会議や、採用チーム全体のミーティングなどにて決められることも多い。それらのミーティングの資料として就活生のエントリーシートとそれまでの面接履歴が資料として使われる。

(4) 入社後のキャリアを考える時の資料として使う

採用マネージャーが出した内定が受諾され、入社が決まると今度はその人材の
キャリア計画を人事部は考えていかなければならない。その人材の

  • ■ 強み
  • ■ 価値観

を考慮し、最も成果を発揮できる環境や役割を選定していく。この時、その就活生が選考に参加する前の時点で

  • ◯ 自分で強みだと捉えていること
  • ◯ 将来やりたいと思っていること
  • ◯ 何を理由に自社を選んだのか

についてどんな考えをもっていたのかをエントリーシートから知ることができる。従って、内定後・入社後のキャリア面談の資料として使われたり、新入社員個別の育成計画を考える時の資料として使われることもある。

3. まとめ

いかがだったろうか。就活におけるエントリーシートの使い方についてまとめる。

【エントリーシートの採用での使われ方】

  • 1. 面接するかどうかを判断する
  • 2. 面接の時の話の材料として使う
  • 3. 内定通知を出すか出さないかの会議資料として使う
  • 4. 入社後のキャリアを考える時の資料として使う

エントリーシートは通過すれば良いというものではない。通過後も上記のように様々なシーンで影響力をもつ。とりわけ、『内定獲得』という短期の目的を果たす上で、面接においても資料として活用される点には留意が必要である。