もくじ
- はじめに
- 就活にはどんなスペックの靴を選べば良いのか
- 就活にふさわしい靴を選ぶときの7つの条件
- 価格別の就活におすすめの靴16選
- 10000円以下で買える就活靴
- 10000円~20000円で買える就活靴
- 20001円~30000円で買える就活靴
- 就活の靴の手入れに必要なもの
- まとめ
1.はじめに
こんにちは、ES研究所の石塚です。最近、春からの入社に備え必要なものを買っているのですが、革靴のメーカーってあまりよく知らないなぁと思い色々と調べています! そこで今回は
- ・就活靴の選び方
- ・価格別就活の靴のおススメ
について書いていきたいと思います。
2.就活において靴は重要か?
就活において、スーツやネクタイと比べるとついつい手を抜いてしまいがちな靴。しかし、デキる人事ほどスーツファッションにおいてまず靴をチェックする傾向にあります。
手が行き届きにくい小物ほど、その人の仕事の細かさや物に対する管理の仕方が出るからです。従って、人柄を見られる極めて重要なアイテムです。
ただし、就活の靴はただ単に高いものを買えばいいというわけではありません。就活には就活なりの適した革靴があります!そこで、ここからは、『就活においては具体的にどのようなスペックの靴を選べば良いのか』をご紹介します。
3.就活にふさわしい靴を選ぶときの7つの条件
就活用の靴の条件は以下の7つです。今はAmazon等の通販でも靴に限り返品・交換は無料なのですが、靴屋さんに行った場合、『以下の条件に合う靴を出して下さい。』といえばまず間違いなく就活にふさわしい靴が出てきます。
就活の靴を選ぶ時の具体的な条件
- (1)就活靴の色は黒
- (2)形はストレートチップ
- (3)内羽根
- (4)レースアップ(紐)
- (5)素材は本革
- (6)靴底はゴム底
- (7)自分に適したワイズを選ぶ
と条件だけ言われても、よくわからないかと思います。(まあ初めて真剣に買うと思うので当然ですよね。)
大学の入学式以来、真剣に革靴を買うのは初めてという就活生の方がほとんどかと思います。
そこで、上記の就活の靴の選び方の各条件について1つずつ解説していきますね。就活において正しい靴は常に左側の写真だと思ってください!
選び方1:就活用の靴は何色?
就活用の靴の色は黒にしましょう。写真だと左側ですね。ビジネスシーンにおいては黒が最もフォーマルな色です。茶色は就活の世界では”不景気の色”と言われることもあり、嫌われることがあります。
茶靴を嫌いな人は居ても、『黒い靴が嫌いだ。』という人は少ないですよね。であれば、どんな考えを持った人が面接官として現れるのかわからないわけですから、就活靴では黒靴を選ぶのが最善の選択です。
※ただしスーツは黒ではなく紺色と灰色がビジネスシーンにおいてふさわしい色となるので注意が必要です。
選び方2:男子の就活靴はストレートチップを
ストレートチップとは、革靴のつま先の部分に横へと縫い目があるものです(=下の写真の白丸の部分)。革靴のつま先のデザインの中ではこれが最もフォーマルなものとされています。
右側の写真の靴のように縫い目が無いものは『プレーントゥ』と呼びますが、歩いているうちにシワが入ってきてしまって不格好です。就活用の靴ではプレーントゥでも良いのですが
就活靴でトレートチップを選ぶメリット
- ・ビジネスシューズの中では最もフォーマル
- ・靴シワが入りづらいので長く使っても見栄えが落ちない
なので、就活の靴ではストレートチップを選ぶことをおすすめします。
選び方3:就活の靴は内羽根のものを選ぶ
ビジネスシーンの靴には以下4つのスタイルがあります。
革靴の4つのスタイル
- (1)内羽根(バルモラル)→就活用はコレ
- 羽と呼ばれる部分が靴の甲の内側に入り込んでいるか一体化しているもの。最もフォーマルとされる。
- (2)外羽根(ブラッチャー)
- 羽と呼ばれる部分が靴の外側に出ているもの。内羽根の次にフォーマルとされる。
- (3)サドル
- 靴の本革部分の中ほどに革素材の切り替えがあるもの。カジュアルなスタイルの靴とされる。
- (4)スリッポン
- 紐やバックルなどの留め具を使わずに履くタイプの靴。最もカジュアルなスタイルの靴。
実際の内羽根の革靴を見てみる
言葉だけで説明されてもわかりづらいかと思うので、実際の革靴の写真をもとに説明していきますね。
内羽根とは羽(=上の写真の赤丸の部分)の部分が
- ・靴の甲に潜り込んでいる
- ・靴の甲と一体化している
のいずれかもののことを言います。つまり先ほどの写真でいうところの左側の靴です。
内羽根の革靴は外羽根に比べて清楚で品があるとされており、見た目もすっきりしています。
逆に、外羽根とは羽(=上の写真の赤丸の部分)が靴の甲に乗っかっているもののことを言います。つまり、写真の赤丸右側の靴です。
選び方4:就活の靴はレースアップ(紐靴)を選ぶ
ビジネスシーンにおける革靴には、3つの留め方があります。
- (1)レースアップ(紐)
- (2)モンクストラップ(金具)
- (3)スリッポン(留め具なし)
の3つです。レースアップが最もフォーマル、ついでモンクストラップ、スリッポンの順にカジュアルなものとしてみなされていきます。従って、就活用の靴にはレースアップ(紐靴)のものを選びましょう。
選び方5:就活の靴の素材は本革(牛革)を
ビジネスシューズは主に以下2つの素材で作られます。
- ・本革(天然の動物の革)
- ・合成皮革(合皮、フェイクレザー等)
写真で言う右側の靴です。合皮は人工的に革に似せて作られた素材です。革と違って原価が安いため、靴自体の値段は安いです。
しかし、耐久性に優れず、クリームやブラシで磨いても本革独特のツヤや光沢は出せません(少し安っぽいですよね。)。ただし、ビニールなので水には強いです。
一方、本革は原価が高いため、靴自体の値段は上がりますが、耐久性に優れ、クリームやブラシで磨けば独特のツヤを出すことができ高級感があります。もちろん、『ちゃんとした靴』であるのは本革によって作られたものです。
水に弱いのが欠点ですが、防水スプレー等によるメンテナンスで克服可能です。
就活用の靴には牛革のものを選びましょう。牛革の靴をきちんと磨いておけば、好印象は間違いありません。
就活靴で本革の靴を選ぶことのメリット
- ・ブラッシングや乾拭きで長持ちするので結果的にコスパは良い
- ・合成には出せない本物のツヤや光沢が出せる
- ・合成よりも丈夫
- ・水には弱いが、防水スプレーの使用で回避可能
- ・社会人の靴は本革が一般的
選び方6:就活の靴にはゴム底のものを
靴の底も指定しておきますね(笑)『底まで指定あんのかよ』とびっくりだとはおもいますが(笑)
ビジネスシューズの靴の底には
- ・ゴム底
- ・革底
の2つがあります。革底のものの方が高級なのですが、革は水に弱く、滑りやすいため、基本的に外で履くことはあまりありません。そのため、多くのビジネスシューズは水に強く、滑りづらいゴム底を採用しています。
就活中は悪天候の中でも外を歩かなければならないこともある為、ゴム底をおすすめします。『靴底が革かどうか?』まで見てくる採用担当者も居ないかと思いますので(笑)
選び方7:自分に適したワイズ(ウィズ)を選ぶ
革靴の場合、靴はサイズだけではなく横幅にも指標があり、それをワイズ(ウィズ)と呼びます。ワイズとは靴の幅、正確には足の親指の付け根から小指の付け根を通って1周させた長さのことを指します。
人によって足の幅が違うため、革靴選びにいてはサイズ以外にもワイズ(ウィズ)が重要になります。
革靴のワイズの表
(太)4E>3E>EE>E>D(狭)
の順で狭くなっていきます。靴は手入れをすることで長く履けるアイテムです。だからこそサイズ、幅の両方で自分に適したものを選びましょう。
この様に、靴の場合実際に『履いてみないと合う合わないの判断ができない』ため、Amazonなどの多くの通販サイトは靴に限っては送料・返品交換を無料にしています。通販での購入を検討されてる人は、安心してくださいね。
4.価格別の就活におすすめの靴16選
いよいよここからは、上記の条件を満たす、『これを履いておけば失敗しない』という就活の靴をご紹介していきます。
- (1)10,000円以下の就活におすすめの靴
- (2)10,000円-20000円の就活におすすめの靴
- (3)30,000円以下の就活におすすめの靴
と価格別に分けてご紹介していきますね!
最近はAmazon等のECやREGAL等の通販でも『靴限定で送料・返品交換無料』のお店も増えています。
気に入ったデザインのサイズが誤っていたり、デザインが思っていたものと違っていても、返品交換に無料対応してくれるので安心です。
なお、靴の価格はサイズにより値段の変動が発生することがありますのでご注意を!
5.10000円以下で買える就活靴
ではまず、10000円以下で買える就活におすすめの靴を紹介していきます。本来は安くとも15000円程度の予算を設けて、良い靴を買っておいたほうが社会人になってからも履けるためおすすめです。しかし、どうしても予算に制約がある就活生は、この中から靴を選ぶと良いかと思います。
10000円以内の予算だと、正直、名のしれたブランド靴や長く使える革靴を入手するのは難しいですが、それさえ捨てれば就活で使うだけなら十分事足りる靴を入手できますよ。
ANTONIO DUCATI[アントニオデュカティ]DC1173
この就活靴のスペック
- 【メーカー】ANTONIO DUCATI[アントニオデュカティ]
- 【価格】9,106円-9,692円(税込)
- 【品番】DC1173
- 【素材】牛革(キップ〉
- 【ヒール】4cm
- 商品ページはこちら
就活用の革靴としておすすめする理由
10000円以下でおすすめするのが『アントニオデュカティ』の革靴です。バイクのデゥカティ(DUCATI)創業者の息子が作ったブランドです。
ヒールの高さが4cmもあるのでスタイルがよく見えます。更に、「キップ」という高級牛革を10000円以下の価格で使用していますので、磨き込むことによって10000円とは思えない高級感を作り出すことができます。
※キップとは
生後6ヵ月から2年くらいの中牛革。最上級のカーフに次いでキメ細かく美しく、やや厚手な上質の革。
日本製 a.belvetino(黒)
a.belvetino[アベルベッティノ] 日本製牛革DBIZ-3008
この就活靴のスペック
- 【メーカー】a.belvetino(アベルベッティノ)
- 【価格】7,500円(税込)
- 【品番】DBIZ-3008
- 【製法】記載なし
- 【修理】記載なし
- 商品ページはこちら
就活用の革靴としておすすめする理由
10000円以下の就活靴としてまずおすすめしたいのは『a.belvetino(アベルベッティノ)』の革靴です。ストレートチップ、内羽根等の就活靴として必要な条件を満たしています。更に、1万円以下の価格で国産、牛革のコストパフォーマンがおすすめの理由です。
テクシーリュクス TU-7796
この就活靴のスペック
- 【メーカー】テクシーリュクス
- 【価格】6,423円〜6,498円(税込)
- 【品番】記載なし
- 【素材】合成皮革
- 商品ページはこちら
就活用の革靴としておすすめする理由
ベーシックな形で就活にぴったりの1足です。
口コミでも比較的評価の高い一足なのでおすすめです。
KENFORD(ケンフォード) KB48
KENFORD(ケンフォード) KB48 黒 ストレートチップ
この就活靴のスペック
- 【メーカー】KENFORD
- 【価格】13,900~17,600円(税込)
- 【品番】KB48
- 【製法】セメンテッド式
- 【修理】不可
- 商品ページはこちら
ケンフォードは ビジネスシューズ鉄板ブランド「REGAL」の弟分のブランドです。10000万円以下にも関わらず牛革、日本製、ガラス張り(艶を追求)というのが嬉しいです。
更に甲革は撥水加工処理がされているので、メインの靴でももちろんいいですが、雨の日用として一足買っておくのもいいと思います。
WORLD MARCH(ワールドマーチ) WM2073BW
WORLD MARCH(ワールドマーチ) WM2073BW 黒
この就活靴のスペック
- 【メーカー】WORLD MARCH(ワールドマーチ)
- 【価格】5,990~10,780円(税込)
- 【品番】WM2073BW
- 【製法】セメンテッド式
- 【修理】不可
- 商品ページはこちら
ワールドマーチの革靴は、従来品の約1.6倍の高反発材搭載を使用することで歩き回っても疲れない、かつ、高い耐久性を実現しました。月星という会社が出している革靴で、スニーカーだと『瞬足』という高反発素材により足が早くなるスニーカーを世に送り出したことで有名です。
『瞬足』で培った技術を革靴に転用しているため、数ある革靴の中でも高い歩きやすさを実現しています。もちろん見た目も就活においては満点です。
WORLD MARCH(ワールドマーチ) WM2073BW 黒の詳細へ
続いては、10000円〜20000円で買えるおすすめの就活靴をご紹介していきます。
6.10000円-20000円以下で買える就活靴
ここからは10000円から20000円以下で買える就活におすすめの靴を紹介していきます。
この辺りから社会人になってから履いていても恥ずかしくないクオリティとなってきます。聞いたことのあるブランドも少しずつ現れてくるかと思います。長い目で見たときのコスパを重視したい学生にはおすすめの価格帯です。
Raffaello(ラファエロ) RT30-33
ラファエロのカーフ製革靴(黒)※現在在庫がありません
この就活靴のスペック
- 【メーカー】Raffaello (ラファエロ)
- 【価格】14,800円(税込)
- 【品番】ブランドの靴はこちらのみ
- 【素材】牛革(カーフ)
- 商品ページはこちら ※現在在庫がありません
Raffaello(ラファエロ)の靴は15000円の手頃な価格で牛革の中で最も高級で柔らかいとされるスーペリア『カーフ』(生後半年以内の牛の革)を使用しています。
軽いカーフ素材と、最先端のマイクロラバーソール(靴底)を採用することで、靴の軽さを追求しています。カーフ素材であるが故に耐久性は若干劣りますが、社会人になってからもここぞというときに履いても全く困らない一足です。普通の靴より少し大きな作りになっている様なので注文時はご注意を!(Amazonでは靴は返品無料です)
スーペリアカーフ
生後半年以内の牛からなめした革を使った世界的な有名高級ブランドも商品の素材として採用するほどの世界高級ランクの極上皮革素材のこと。
[ラフィネ] RAFFINATE 内羽根式ストレートチップ RF-SA-5
この就活靴のスペック
- 【メーカー】RAFFINATE(ラフィーネ)
- 【価格】12,455円(税込)
- 【品番】RF-SA-5
- 【素材】牛革(カーフ)
- 商品ページはこちら
靴の本底はイタリア製の底を使い、革は国産の柔らかい牛革を採用しており、足への馴染みが早いのが強みです。浅草の革職人が一足一足丁寧に仕上げた日本人の足の特性を捉えた靴となっています。
REGALの弟ブランドであるケンフォードとよく比較されるほど安定の一足といったところです。無骨なケンフォード、繊細のラフィーネといったところでしょうか。いずれにせよ、冠婚葬祭からビジネスまでどこに履いていっても問題なく恥ずかしくない一足です。
KENFORD(ケンフォード)KN21AB
この就活靴のスペック
- 【メーカー】KENFORD(ケンフォード)
- 【価格】12,150円(税込)※現在在庫切れです
- 【品番】KN21AB
- 【素材】牛革
- 【製法】セメンテッド式
- 【修理】ヒール(かかと)のみ交換可
- 商品ページはこちら
リーガルの弟分であるケンフォードの中でも
- ・軽さ
- ・履き心地
- ・無難さ
の3点を追求している点で就活におすすめの靴としてあげられます。とにかく無駄を削ぎ落とし、革も分厚くしないことで靴を軽くして疲れづらくしました。
更に、かかとの部分に脱げづらくするため、足の後ろ側が痛くならないようにするためのクッションをつけています。もちろん就活用の靴としての条件も全クリアです。
REGAL(リーガル)811R AL
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL(リーガル)
- 【価格】20,700~28,600円(税込)
- 【品番】811R AL
- 【素材】牛革
- 【製法】記載なし
- 【修理】記載なし
- 商品ページはこちら
日本でビジネスシューズといったら、リーガル(REGAL)が最も有名で、コスパに優れているといえます。そのコスト以上のデザインと耐久性で1870年から日本の紳士の足元を支え、高度経済成長期の『モーレツリーマン』達の健脚を支えてきたブランドです。
就活用の靴としての条件を満たす中だと、REGAL社の殆どの靴が2万以上はしてしまう中で、2万円を切るのがこちらの靴です。革の表面が磨かれすぎていないことで自然な風合いを残している一足です。
Amazon・REGAL通販は通販でも送料返品交換が無料なので一度幾つかの種類・サイズを注文し、自宅で確かめてから返品するのが最も効率的です。
続いては、20000円から30000円で買える就活におすすめの靴を紹介していきます。
7.20000円-30000円以下で買える就活靴
ここからは20000円から30000円以下で買える就活におすすめの靴を紹介していきます。
一流企業の社員も普通に履いている様な靴です。また、材料や製法もこの価格帯からぐっと変わってくるので、手入れ次第で物持ちの良さも変わってきます。
『靴は履きつぶすもの』という誤解がありますが、『履きつぶす用の靴』と『いざという時の靴』の2つを使い分けるのが最前線で働くビジネスマンです。金銭的に余裕のある学生はこちらの価格帯の靴を手に入れておくと、結果的にコスパが良くなります。
REGAL(リーガル)25AR BE
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL(リーガル)
- 【価格】20,700~28,600円(税込)
- 【品番】25AR BE
- 【素材】甲革
- 【製法】セグッドイヤーウエルト式
- 【修理】可
- 商品ページはこちら
2万円以下でギリギリ買える(ほぼ2万超えですが(笑))REGAL、もう一足が『REGAL 10JR』です。セミマッケイ式製法という通常であれば『コバ』という靴と靴底のつなぎとなる革をあえて入れないことによってエレガントな雰囲気を出せています。もちろん、REGALなので値打ち以上の耐久性で長く使えますし、どこに履いていっても問題なしです。
REGAL(リーガル) 011RAL
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL(リーガル)
- 【価格】24,200円(税込)
- 【品番】 011RAL
- 【素材】牛革(キップ)
- 【製法】セミマッケイ式
- 【修理】オールソール(1回のみ)、ヒール
- 商品ページはこちら
こちらもギリギリ2万以下、2万円台前半で買えるREGALの靴です。靴の素材に若い牛からなめした『キップ』を使っています。
その上で鏡面加工(より革本来の光沢を出すために表面を研磨する加工)そのため、若干耐久性には劣りますが、磨き込むことによって独特の高級感が出ます。製法もセミマッケイのため、エレガントです。耐久性というよりは、高級感・ちゃんとしてる感を求めてREGALに手を出す学生にはこちらをおすすめします。
※キップとは
生後6ヵ月から2年くらいの中牛革。最上級のカーフに次いでキメ細かく美しく、やや厚手な上質の革。
Clarks(クラークス) Mens Coling Boss
Clarks(クラークス) Mens Dorset Boss(黒)※現在はAmazonで取り扱っておりません。
この就活靴のスペック
- 【メーカー】Clarks(クラークス)
- 【価格】27,000円〜30,240円(税込)
- 【品番】Mens Coling Boss
- 【素材】牛革
- 【製造】イギリス
- 商品ページはこちら ※現在はAmazonで取り扱っておりません。
REGALばかりなのもアレなので、ここで英国の老舗靴店Clarksから就活におすすめの靴を一足ご紹介します。元々『紳士』という概念は英国から生まれたものであり、英国の紳士服・紳士服は世界でも格別に厳格だと言われています。
その中で長年靴を作り続けてきただけあって、革は上質なものを使い、丈夫に作られています。靴の紐を結ぶ一番上の箇所に少しだけ装飾の穴があるのですが、まず見えませんし、この程度の装飾であれば就活でも問題なく履けるかと思います。
Clarks Mens Dorset Boss(黒)の詳細へ
REGAL 811R ALB
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL (リーガル)
- 【価格】20,700~28,600円(税込)
- 【品番】811RAL
- 【素材】牛革
- 【製法】セミマッケイ式
- 商品ページはこちら
この靴を就活におすすめする理由
無難と言われるリーガルの中でも、無難を極めた一足が『811RAL』かと思います。最もフォーマルな条件を残し、更に、つま先も尖りすぎておらずで、あらゆるシーンで使うことができます。無難さを追求する方はこちらの一足がベターでしょう。
REGAL 25AR
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL (リーガル)
- 【価格】25,500~27,898円(税込)
- 【品番】25AR
- 【素材】牛革
- 【製法】グッドイヤーウエルト式
- 商品ページはこちら
この靴を就活におすすめする理由
REGALの中でも2万円代後半の価格帯の靴です。製法がグッドイヤーウェルト式という最も工数と原価のかかる作り方で仕立てられた靴です。踵の部分にもスクラッチタフレザーという軟質樹脂を配合した傷が目立ちづらくなるような加工がなされています。
さらに革の表面もしっかりと鏡面加工(研磨)されているため高級感のある光沢が出せています。つま先までのフォルムもややシャープなので、すっきりとした印象を与えられるかと思います。
REGAL 05JR BG
REGAL 05JR BG(黒)※現在在庫はありません
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL (リーガル)
- 【価格】24,400円〜29,100円(税込)
- 【品番】05JR BG
- 【素材】牛革
- 【製法】グッドイヤーウエルト式
- 商品ページはこちら ※現在在庫はありません
この靴を就活におすすめする理由
2万円代中間の価格帯の靴です。こちらも最高峰の製法であるグッドイヤーウェルト式が採用されていますね
鏡面加工が少なめになっているので、牛革本来の光沢を活かした自然な風合いになっています。グッドイヤーウェルト方式なので、履き込んでいって靴底を交換しながら10年や20年という単位で履いていける靴ですよ。
REGAL 315R BE
この就活靴のスペック
- 【メーカー】REGAL (リーガル)
- 【価格】24,575~37,400円(税込)
- 【品番】315R BE
- 【素材】牛革
- 【製法】グッドイヤーウエルト式
- 商品ページはこちら
この靴を就活におすすめする理由
REGALの中でも3万円近くなるとこの高級感です(笑)もちろん製法もグッドイヤーウェルト式です。ヒールに行くに連れて緩やかに靴の底が高くなっていくデザインが取り入れられているため、自然な高級感を醸し出すことに成功しています。
その代わりややステッチが濃くほどこされていますが、全体のフォルムがシャープなので適度なアクセントとなっています。
8.靴の手入れに必要な最低限のもの
いくら良い靴を買っても、磨かれていなければ印象は悪くなります。手入れ不足の高い靴より、よく手入れされた安い靴の方が好印象だったりします。
しっかりと就活靴の汚れを落とし、革本来の光沢を維持していきましょう。以下に、最低限必要なアイテムだけご紹介しておきますね。ブランドは世界中で愛されるモウブレイとコロニル社のものを選びました。
馬毛のブラシ
これでひたすら靴をブラッシングしてください。表面の革の細かい凹凸に入り込んでゴミを書き出してくれるため、革が呼吸するようになり、長持ちしていきます。
クロス
これでひたすら靴を乾拭きしてください。(笑)ブラシで取り残した汚れを落としてくれるため、革がピカピカに光沢が戻ってきていますよ。古くなった綿100%のTシャツで代用することもできます。
靴用クリーム
塗りすぎ要注意なのですが、1月から2月に1回程度、このクリームをブラシ使って靴を磨いてください。取る量は米粒1〜2つぶん程度で大丈夫です!靴用のオイルとクリームは違うので、間違えないでくださいね!オイルを塗ったら大変なことになるので要注意です!
防水スプレー
防水加工がされている靴であっても、念のため防水スプレーを施しておくことをおすすめします。水濡れは革の天的なんです。いくら耐水性を高めても、そもそも吸収させないのが理想的な対策です。月に1回程度靴全体に吹きかけてよく拭いてください。
9.就活の靴の選び方とおすすめの靴まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は就活におすすめの靴の選び方と3万円までの価格帯でおすすめの就活靴を紹介させて頂きました。
革靴の利点は、メンテナンスや修理によって長く使うことができます。足になじんでいる革靴を社会人になっても続けて履けることだと思います。靴底の減りなんかもきちんとした革靴のの場合、新しいものと交換できるんですよ!
自分の性格を踏まえて適した価格の靴を買い、就活に万端の準備で望みましょう!