営業職志望者の逆質問について、3つの極意と3つのオススメ内容

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就活と面接
2017年08月28日
逆質問

目次

  1. はじめに
  2. 逆質問の極意
  3. 逆質問の内容について
  4. 最後に

1.はじめに

私は、MARCH以上の大学に通っており、理系学生ながら文系就職をしていた。部活は理系の部活動に所属していた。

スペック的にあまり突出するものはなく、一般的な学生だった。

そんな私が大手飲料メーカーや大手食品メーカー2社から内定をもらい、合計6社か内定をもらえた。

私が80社受ける中で気づいたことを今回は説明していく。

「逆質問って何を聞けばいいの?」「質問をするの?それとも、アピールをするの?」などなど様々な疑問を持っているだろう。

実際、逆質問に正解なんてないが、イメージはしやすくなるはず。

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2.逆質問の極意

①毎回の面接で3~4個は逆質問を考える。

理由としては、1~2個では面接の途中に解決してしまう危険性があるからである。

基本的に面接での逆質問の数は平均して2個くらいだった。(面接によっては逆質問の時間が異様に長い企業もあるから気を付けるように)

したがって、3~4個を毎回準備しておくように。

②質問の回答に対して、1~2個は質問する。

理由としては、私は話を聞いて理解し、物事を深く追求する事ができる人間であるとアピールするためである。

営業職に必要なスキルは、会話力やコミュニケーション力などが挙がるが、一問一答の受け答えではそのスキルを見せつける事ができず、「この人は営業向いてないな」と判断される恐れがある。

逆に、ここで1つの答えに対していくつもの質問をする事ができれば、営業職としての素質を感じ取ってもらう事ができる。

加えて、質問不足を引き起こす心配もなくなるため1石2鳥である。

③質問の回答を要約してから深堀する。

理由としては、上記に非常に似ているが、理解力、要約力をアピールするためである。

ただうなずいているだけでは、「本当に理解しているのか?」「本当は興味ないんじゃないのか?」などの疑問を抱かせてしまう。

そのような状況を回避するために③を実行してみてほしい。

順序としては「質問する→回答来る→簡単に要約する→回答に対して質問する」を繰り返す。

では、実際どのような逆質問を用意すればいいのか?について次から説明していく。

3.逆質問の内容について

①IR(株主向けの情報提供)から質問を考える。

理由としては、株主向けにわかりやすく会社説明や最新の情報が記載されているため、最近の企業情勢について質問できるから。

加えて、IRまで調べているという企業研究熱心さをアピールできるというメリットもあった。

しかし、専門的な業界や企業内事情についての質問は深堀された時にボロが出るため避ける事をお勧めする。

②定番の質問は必ず用意しておく。

理由としては、面接官も定番の質問に対しては答え慣れているため、変な地雷を踏む心配がないからである。

私は、逆質問は加点方式でもあり、減点方式でもあると思う。

事実に基づいた質問をする、且つその質問の回答に対してもきちんと受け答えできれば評価は上がる。

しかし、面接官が困るような変な質問をすれば、それは減点対象になる。

そのため、面接の中で「個の面接官なら攻めた質問できるな」「この面接官は定番の質問でいこう」などを見極めて質問すると良い。

~定番の質問例~

  • ・あなたがやりがいを感じる時はどのような時ですか?
  • ・つらかった経験とそれをどう乗り越えたかを教えてください
  • ・様々な職を経験したいと考えているのですが、希望は通りやすいですか?
  • ・入社までに身に付けておいた方がいいスキルはありますか?
  • Etc

③企業研究をしていく中で見つけた疑問についての質問する

理由としては、志望度の高さをアピールできるからに限る。

逆質問は、「私はこんなに調べていますよ」とアピールする絶好のチャンスだ。

1つくらいは企業に関する質問を交えた方がいい。

4.最後に

私が多くの面接を受ける中で、最終的にこれはいいなと思った逆質問があります。

それはこのようなものです。(これは嘘ではなく、私が素直に思っている事を伝えました)

私.「Aさん(面接官)はこの会社に入社して心の底からよかったと思えますか?」

A.「それはYesNoで答えられる質問ですか?(困惑気味)」

私.「はい」

A.「それはもちろんYesです。」

私.「というのもですね、私は今まで自分で選択してきた道に一切後悔がなく、自信を持って人に話す事ができます。今後もそのように自分の会社や仕事の事を人に自信を持って話したいと考えています。そこで、今実際に働かれている方がどのように思っているのかが気になったのでこの質問をさせて頂きました。」

私は第一志望の企業の最終面接でこの質問をして、内定をもらう事ができた。

この逆質問は心の底から思っていないと相手には響かないと思うし、かえって逆効果にもなりかねない。

実際、他の友達にもこれを教えて他の企業の面接でこの質問をしてみたところ、「う~ん」と微小なリアクションをされてしまったらしい。

私と全く同じ考えを持っている方は大事な場面でぜひ使ってみてほしい。

面接って人間同士でやるものだから、言葉の重みって大事だよ。

私は第一志望企業以外には全部第1志望群と言う事で、第一志望企業の時に心の底から「第一志望です」と言えた。

だから、この逆質問も乱発せず、大事な場面に絞って使ってみる事をお勧めします。

営業職は、コミュニケーション能力や人柄が重視されるから、今回私が説明したことを意識的に行えば、社会に出てからも使えるスキルを身に付けられる。

就活を将来を決めるためだけに行うのではなく、自分を成長させるためにも行ってみよう。