もくじ
1.はじめに
こんにちは!エントリーシート研究所の伊藤です。いよいよ年末を迎え、研究室では修士2年や学部4年生が卒論準備で忙しくしているのではないでしょうか。私もそんななかの一人ですが、これから就活を迎えられる修士1年、学部3年の理系の方も「自身の研究概要や研究概要」について聞かれる機会がかなり訪れると思います。今回は、今の内から準備ができる“研究概要の書き方”についてお伝えしていきます。
2.研究概要を聞いて企業は何を評価しているか?
書類選考の際、ESの記入欄に必ずといっていいほど訪れる「研究テーマについてお書きください」という項目。また、研究職の場合は「自身の研究テーマをA4用紙2枚で説明してください」と、更に細かく聞かれる場合もあります。いずれの場合も、重要なのは”知識の豊富さ”ではなく、”その研究を通じて、どれだけ入社後活躍できる能力を持っているか”を伝えることです。
3.研究概要を書く目的は「相手に伝える力」の評価のため
研究概要は同じ内容の研究をしてきていない相手に伝えることになります。したがって、専門用語を出来るだけ使わず、取り組んだ内容がイメージしやすい文章や図を用いて相手に伝える必要があります。もし、自身の研究内容が応募先の会社の仕事内容とかなりリンクしている場合でも、選考に関わる社員が全員研究について精通しているとは限りません。様々な立場の相手がいることを想定し、わかりやすく伝えるという能力は、働くときにも求められる大事な要素の1つです。
4.理系就活生が研究概要を書くときにおさえておきたいポイント3点
◉ 学部生の場合は、一度志望する研究室の教授と相談してヒントをもらってから書く!
まだ研究室配属もされていないのに、書けといわれても困ってしまいますよね。一人で考えていても、うまく道筋が通った良い内容が浮かばないことも多いと思います。そんなときは思い切って、少し教授に相談してみるのも手です。メールなどで、30分程度のアポイントをもらい、相談してみましょう。また、相談する以外にも「過去の自分の学科の卒論要旨を見てみる」という方法もあります。
◉ 「自分の行動・工夫」を明確にする!
わかりやすくしようとしすぎるあまり、背景となる知識部分の説明に力を入れ過ぎてしまう・・・といったことが良く起こります。採用担当者が知りたいのは「“あなたが”課題にどう取り組んだか」、どう工夫していったのか」という、“あなたがどんな人間か?”を知るためにESや面接を行っています。従って、あなたの「自分自身や人間性」が伝わる内容を選び、書き、伝えることが求められます。
◉ できるだけ図やグラフを用いて、パッと見の印象をよくする
自由書式で提出を求められた際気を付けたいポイントです。もしあなたが面接官だとして、用紙に文字がびっちり書かれた要旨を読みたいでしょうか?グラフでは表しにくい研究の場合は、図を用いて、自分の作業内容について一目でわかるように整理してみましょう。文章で伝えなければならないというルールはありません。「あなた自身という人間を、採用担当者に対して最大限魅力的に伝える」ことが就活の学生サイドの目的ですから、絵や図解は積極的に正しく用いて、コミュニケーション能力の高さをアピールすべきです。
4. 研究内容の書き方のまとめ
いかがだったでしょうか。いずれも「読み手のことを考えて書く」ということが大事になってきます。理系の場合は必ずといっていいほど質問されるので、あらかじめ時間のある時にまとめておいて、本番自信を持って話せるようにしておくと安心です。また、過去に提出された実際のエントリシートからどのように研究内容を書けば伝わるのかを学ぶのも有効な手段です。他人の研究内容を見て「よくわからないな。」と思ったら、なぜわからないのかを考えてみましょう。
研究概要を無料添削してくれる『理系就活チャージ』
『理系就活チャージ』は理系に特化した就活エージェントサービスです。
論理的思考能力に強みをもつ人材が多い理系人材や、院卒レベルの研究職を欲しがっている優良企業、学部卒レベルでいいので最低限の理系知識をもっている人材を求めている優良企業などを理系就活生の適正に応じて紹介してくれます。
カウンセラーが『理系就活生ならでは』の悩みに強い
理系に特化して就活支援事業を行ってきたので、理系就活生にありがちな就活における悩みとその対策をカウンセラーの方々がノウハウとして共有されている点が強みです。ミスマッチも防げますし、何よりカウンセラーの方のサポートが形式的なものではなく、理系就活生の選考通過率を高めることに長けています。
- ■ 志望動機がうまく言えない
- 特定の製品や素材、部品に対しての興味は言えるものの、そこから「何故その会社が第一志望なのか?」の言語化に苦戦している
- ■ 研究テーマの説明が苦手
- 学部生であれば、まだ取り組んでいないものをどうやって伝えればいいのかに苦戦している。大学院生であれば専門的な研究内容を背景知識が異なる社会人にどう伝えればよいのかに苦戦している
- ■ 研究テーマに基づいた強みのPRが苦手
- 間違いなく文系の学生より研究や学業に力を入れてきたのに、その経験から何を学び、企業でどう活かすのかを言語化することに苦戦している。
- ■ 部長や代表になったことがなく自己PRできるエピソードがない
- 団体で役職についた等のわかりやすい自己PRのテーマをもっておらず、自己PRや自己紹介で苦戦してしまっている
この様な理系ならではの悩みに対しても、「どう対処していけば最短で内定がつかめるか?」のノウハウをカウンセラーの方々が熟知しています。
こうした悩みを面談で専門家の意見のもとに解消し、しっかりと言語化した上で自分に適した非公開求人に応募することで就活を合理的に進行しましょう
理系就活チャージをおすすめする理由
理系就活チャージをおすすめする理由は以下の5点です。
- (1)理系特化なので、非公開求人(理系就活チャージ経由じゃないとエントリー出来ない求人)が多く、競争率が低い状態で優良企業にエントリーできる
- (2)カウンセラーの方が上記で紹介した様な理系ならではの悩みのカバーに高い技術をもっている
- (3)東京工業大学や上智大学などの上位校から、あまり名の知られていない大学の理系学生まで幅広くサポート
- (4)就活カウンセラーは理系出身・メーカーに詳しい
- (5)大手自動車サプライヤ、大手食品メーカー、化学メーカー、医療機器メーカーなどメーカー中心に広い業界の理系非公開求人を保有
- (6)理系就活生の利用登録は無料で、紹介先に内定後も辞退することは可能
登録から内定までの流れとしては他のエージェント同様です。
- (1)コチラから無料登録(1-2分)
- (2)面談をし、最適な企業・業界の紹介を貰う(60~90分)
- (3)紹介先の特別選考
- (4)内定
- (5)入社意思決定(内定後にカウンセラーに相談の上断ってもOK)
内定後に不安があればカウンセラーに相談の上、紹介先への入社を断っても大丈夫なので、安心して登録・利用してもらって問題ありませんよ!