「研究以外に頑張ったこと」の質問に対する考え方と答え方

カテゴリ:就活と研究職
ES研究所 2016年10月03日
「研究以外に頑張ったこと」に対する考え方と答え方

もくじ

  1. はじめに
  2. 「研究以外に頑張ったこと」に対する質問者の意図
  3. 「研究以外に頑張ったこと」に対して推すべき内容
  4. まとめ

1. はじめに

こんにちは。今回は「ゼミ・研究以外に頑張ったことは何?」という質問に対する考え方と答え方について解説します。この質問は、特に研究職志望で就活に臨む学生であれば、必ず聞かれる質問です。必ず聞かれると分かっている質問に対しては、いつどこで聞かれてもいいように十分な対策を取るべきでしょう。この記事を通じて、「研究以外に頑張ったこと」を面接官が質問してくる意図を理解し、皆さん自身の経験と照らし合わせて最適化された回答を用意して頂ければ嬉しいです。

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2. 「研究以外に頑張ったこと」に対する質問者の意図

研究以外に頑張ったことを聞いてくる面接官の意図

すべての面接の質問には意図がある

そもそも面接では、10~60分という限られた時間の中で、目の前の就活生の能力が企業の発展に貢献しうるかを見極めなければなりません。ですから、面接官の質問のひとつひとつに、面接官が知りたい内容、すなわち『質問の意図』が含まれています。例えば、「休みの日はどう過ごしますか?」などの質問にも、ストレス耐性の有無を知りたいという背景がある等です。

「研究以外に頑張ったことは・」の質問の目的とは?

では、「研究以外に頑張ったことは?」という質問の意図とはどのようなものなのでしょうか?それは、一言で言えば、『あなたがどのような人物なのかを知りたい』ということです。研究職志望の学生の多くが、自己PRやガクチカで、大学での研究について話す傾向があります。しかし、面接官の手元にはすでにエントリーシートや研究概要がありますし、そもそも、自分の研究テーマに対して頑張るのは当たり前と思われています。そのため、面接官の方々は面接の場においてまで、ESでわかる研究の内容や方法そのものを聞きたいとは思っていません。

あくまで、学生一人一人の個性を探り、どのような人物かを知る目的のために研究以外に頑張った事が聞かれます。つまり、「研究者としてではなく、人としてどのような人物かを知りたい」ということが、この質問の意図になるわけです。

3. 「研究以外に頑張ったこと」に対して推すべき内容

研究以外に頑張った事を聞く理由は、学生達の個性を探り、どのような人物かを知るためだと解説しました。しかしながら、生涯にわたって行う職業として研究を選択するようなストイックな方々には、学生生活の中心が研究になってしまった人も多いのではないでしょうか?中には、『研究以外に頑張った事なんかねーよ!』って人もいるかと思います。そんな方のために、具体的に研究以外に頑張ったことにおいてどのような経験を推すべきかについて解説してみたいと思います。

○ リーダーシップを発揮した経験

研究以外にリーダーシップを発揮しているイメージ

研究以外に頑張ったこととして、部活やサークル、アルバイト先でリーダーを務めあげた経験があれば推しましょう。複数人でのコミュニケーションに弱みを持つ人が多い理系人材において、例え少人数であっても、チームをまとめ、向かうべき方向性を示し、チームの利益に貢献した経験は大きなアピールになります。個人業務に見られがちな研究職ですが、実は企業の研究はチームで行う場合が多く、リーダーシップが必要になるという背景があるためです。リーダーとして企業の研究をまとめ、盛り上げ、リードできる自分をアピールしましょう。

○ 辛いけど最後までやり遂げた経験

研究以外に頑張ったこととして最期までやり遂げたことを言う

たとえ他者を巻き込んでいなくとも、学生時代に長く継続した経験があれば推しましょう。特に、辞めたいと思ったけど頑張ったことや、大きなけがや病気があったにも関わらずやり遂げたことがあればしっかりアピールしましょう。なぜならば、企業は採用費用を回収するため、仕事を辞めない学生を採用しなければならないからです。(参考:『『人事の3つのノルマから見えてくる3つの内定条件』』)したがって、どんな困難も乗り越え、最後まで責任を持ってやり遂げる自分をアピールするようにしましょう。

○ コミュニケーションに関連する経験

研究以外に頑張ったこととしてコミュニケーション能力を発揮した経験

他人を巻き込んで以内にしてもコミュニケーション能力の高さをアピールできる経験があれば推しましょう。接客のアルバイトで磨いたコミ力や、サークルなどで身に付けた誰とでも仲良くなれる技術など、コミュ力に関連する経験がある場合はアピールする価値があります。なぜならば、研究職にはコミュニケーションが欠かせないからです。分業を通じて研究の効率化を図ったり、自身の研究成果は他者に伝わってはじめて価値を持つからです。どのような場でも自分の主張を分かりやすく説明でき、相手の主張をくみ取った上で議論を進められる姿を面接官に想像させましょう。

◯日ごろ大切にしていて研究に役立ったこと

研究以外に頑張ったこととして日常の努力をアピール

日常生活の中であなたが積極的に行っているような習慣の中で、後々実は研究に役立ったことはありませんか?

  • 早寝早起きでも、
  • 無遅刻無欠席でも、
  • 毎日英語のラジオを聴いている

などでも構いません。

あなたが習慣的に取り組んでいることで、研究の進展に役立ったことがあれば推しましょう。ちなみに私はこのタイプでした。研究以外に頑張ったことは何かと聞かれれば、「自分の研究内容に関係ない講義やセミナーにも積極的に参加していました!」と答えていました。畑違いの分野の先生が行う講義の中に、自分の研究に役立つ情報が含まれており、研究の進展につながった経験があったからです。地道な努力をコツコツできて、仕事の成果につなげられそうな自分をアピールしましょう。

○ 英語

研究以外に頑張ったこととして英語をアピール

英語ができる人は英語ができることを全面的に出しましょう。グローバル化によって、海外進出や国際共同研究を行う企業が多くあります。「研究職に就く以上は英語なんてできて当たり前!」というフレーズも耳にします。したがって、英語ができる、あるいはできるように努力して来たという経験は非常に企業ウケがいいです。海外留学をした、毎日英語の勉強を欠かさなかったなどの経験がある方は是非アピールしましょう。

ただし、自慢するからには実力も必要です。目安はTOEIC 790 点(外資系求人サイトにおける応募資格としてのスコアの平均)でしょうか。それ以下の場合でも、730点以上(日常会話に支障がないとみなされるレベル)であれば、「英語ができる」という評価にはなります。その場合は、「はじめは500点だったけど、こんな努力をして740点になりました!」などの言い回しの工夫が必要です。就活する以上は、TOEICを受ける場合がほとんどかと思います。いいスコアが出ればアピールポイントの一つとしてみてもいいでしょう。

4. まとめ

今回は面接対策にお役立ちできるような情報はないかと思い、この記事を書かせていただきました。この記事を参考にし、研究以外に頑張ったことでどのような経験をアピールすべきかについて、皆さんなりの答えを出していただけたらと思います。

ただし、途中にも触れましたが、自分の研究テーマに対して努力するのは当たり前と思われています。ですから、自己PRやガクチカで自分の研究に関することを話してもマイナスにはなりません。むしろ、研究職志望である以上は、研究者としての優秀さを第一にアピールすべきであると思います。言いたいのは、研究者としてベースとなるあなたの能力にプラスして、どのような価値が付加できるかを考えてもらいたいということです。是非この記事を参考にして、プラスアルファな研究者をアピールしてもらいたいと思います。

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