3メガ損保のちがいまとめ 

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金融業界
2023年02月15日
3メガ損保のちがいまとめ

もくじ

  1. はじめに
  2. 3メガ損保まとめ
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは^^

前回は、金融業界の中でも特に人気のある損保業界の実態について解説しました。損保業界は、花形な業界のイメージがあるけれども、実際のところは….?というお話をしましたね。まだご覧になってない方は、ぜひ以下をクリックしてみてください!

<損保の実態について>

そして、今回は損保の中でも売上トップ3を誇る3メガ損保のちがいについて取り上げたいと思います。”3メガ損保”とは聞いたことあるけど、いまいちその違いが分からない…という学生必見です!

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2. 3メガ損保まとめ

損保業界は、主に”モノ”に関わる保険を扱うのでしたね。火災や自動車事故など偶然のリスクによって生じた損害をカバーするため、損害額により保険金の支払いをお客様に行います。

改めて金融業界全体についておさらいしたい方は以下の記事もご覧ください^^

【業界研究】金融業界を4つのビジネスモデルに分けて解説

では、さっそく各社のちがいについて見ていきましょう^^
*年収は、平均年収.jp参照です。

◎ 東京海上日動火災保険株式会社

損害保険ジャパン日本興和株式会社

こちらは、東京海上HD傘下で、2004年10月に東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併して発足しました。2010年には三井住友海上などをはじめとする、あいおい・ニッセイ同和の3社合併に伴うMS&ADの登場で、保険料収入ベースでは業界2位となりましたが、単体では最大手の損保会社です。最大手・高収入の保険会社として、就活では高い人気があり、文系の人気就職先第1位になる事もよくある会社です。

また、MS&ADに抜かれ業界2番手になったとはいえ、ブランド力は業界トップだといえます。企業規模も大きく、自動車保険が主力サービスとなっています。

  • 【従業員数】  17,148人
  • 【平均年齢】   40.7歳
  • 【平均勤続年数】  10.5年
  • 【平均年間給与】  821万円
  • 【総資産】   13兆6690億2300万円
  • 【自己資本比率】  20.0000%
  • (2016年時点)

◎ MS&AD

MS&AD

こちらは、先述の通り2010年に三井住友海上をはじめとする、あいおい・ニッセイ同和の3社合併により発足しました。MS&ADはアジア圏に強く、早くからアジア地域に進出することで、いまでは外資系損保トップクラスの規模と事業基盤を誇っています。

さらに、2016年2月には、グローバルに保険事業を展開するイギリスの大手保険グループAmlin plcを買収し、完全子会社化しており、グローバルな展開を積極的に行っています。

  • 【従業員数】  14,691人
  • 【平均年齢】  38.4歳
  • 【平均勤続年数】  11.7年
  • 【平均年間給与】  722万円
  • 【総資産】  8兆2869億7000万円
  • 【自己資本比率】   19.8000%
  • (2016年時点)

◎ 損害保険ジャパン日本興和株式会社

損害保険ジャパン日本興和株式会社

こちらは、国内3番手の大手です。2010年の日本興亜損保と経営統合をし、NKSJホールディングスの傘下となりました。もともとは2002年、安田火災海上保険と日産火災海上保険が合併して発足して損保ジャパンは誕生しており、同年には大成火災海上保険を合併しています。

かつては強引な勧誘が有名で、不正も多く金融庁から業務改善命令を受けたり、相次ぐ不祥事が問題となり全社2週間(山口支店のみ1ヶ月)の業務停止命令を受けた経緯もあります。

ただ現在はこのような勧誘は緩和されてきましたが、昔のイメージが強く敬遠する人も多い会社です。しかし、3大損保として長年積み重ねた会社知名度と実績は高く、自賠責保険のシェアも多いことから、損保ジャパンのブランド力は未だ健在といえます。

  • 【従業員数】  26.380人
  • 【平均年齢】  42.1歳
  • 【平均勤続年数】  17.7年
  • 【平均年間給与】  687万円
  • 【総資産】  7兆5516億2800万円
  • 【自己資本比率】  16.8000%
  • (2016年時点)

3. おわりに

いかがでしたか?今回は3メガ損保のちがいについて取り上げました。損保業界は合併を繰り返しているので、なかなか特徴がつかみにくなっています。しかし、同じ業務内容であっても、各社で待遇や雰囲気はやはり異なります。「やっぱりあちらの企業の方が自分に合っていたんじゃないか…」とあとで後悔しないよう、業界研究に加えて企業研究もしっかり行っていきましょうね^^

説明会などがまだない時間のある今のうちに、できるだけ多くの企業研究をしておきましょう!

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