就活Bar「とこなつ屋」店主が語る、受ける企業の選び方

カテゴリ:就活のインタビュー
ES研究所 2016年12月06日
スポンサーリンク
鈴木康弘と二宮大
左:とこなつ家スタッフ:二宮大さん 右:店主:鈴木康弘さん

はじめに

就活・転職の相談者や人事担当者が集うバー「とこなつ屋」のオーナーで、やっさんの相性で愛される鈴木康弘さんとパートナーとしてお店を切り盛りする元人材エージェント二宮大さんにお話を伺ってきました。

「とこなつや」、店主「鈴木康弘」とは??

鈴木「早稲田大学を卒業後、2004年現リクルートキャリア(当時:リクルートエイブリック)入社して、当時立ち上げの段階だった第2新卒のキャリアアドバイザーとして働きまました。2007年からフィジー共和国で英語語学学校のベンチャー企業、「SouthPacificFreeBird社」の立ち上げで人事部長兼取締役に従事。早い話が、100人位のベンチャー企業のNO2です。この時は、死ぬほど働いた(笑)朝の6時から夜の2時まで20時間ぶっ通しで働くような時期も多々ありました。」

鈴木「取締役退任後、海外放浪を経て2010年に池袋に開業したバーが「とこなつや」です。当初は、ユル~~く南国モチーフの飲食店をやりたかったんだけど、来る人来る人就職や転職のご相談ネタが多く、気がついたら今の様な就職・転職の相談バーという立ち位置に落ち着いた。」

二宮「僕は、5年前からとこなつやのスタッフとして“やっさん”と一緒に働いています。元々は、僕自身も、就活生としてとこなつやに通うお客さんでした。人材エージェントの経験と、就活生のみなさんとの年齢の近さがウリです。あと『仲間への愛(笑)』も」

――ありがとうございます。では早速お話を聞かせてください!

スポンサーリンク

就活うまくいくにはどうしたらいいでしょうか?

――早速な質問ですが、よろしくおねがいします。

鈴木「まぁ、その質問だよね(笑)」

二宮「そらそうですよ、『エントリシート研究所』って就活の支援サイトなんですから。(笑)」

鈴木「基本的に就活がうまくいく、幸せになれる可能性が高い会社に入社できるかどうかは『どう受けるか?』ではなく『どこを受けるか』で決まる。」

鈴木「就活・採用のシーンにおける主導権は雇用主(お金を出す人)である企業。
全ての企業は利益を出すことが至上命題だから、人を採用する目的は、

  • ・売上を増やす
  • ・経費を減らす

どちらかしかあり得ません。したがって、1,2、どちらかに一番貢献出来ると判断した人材から順番に内定し、採用をします。」

鈴木「人気企業は、受ける就活生全員が口をそろえて『頑張ります!』『熱意あります!』と言うわけだから、熱意はあって当たり前で、過去の努力、行動で培った実力で差がつきます。

何が言いたいかって言うと、

自分の適性・能力を正確に理解し、正しく企業に伝える

正攻法が一番強く、就活用の対策なんて言う、付け焼き刃は通用しないということです。

22、3年間で培った能力を使った総力戦ですがら、就活時のたった数ヶ月で能力を飛躍的に向上させることは難しく、現段階での自分の能力で行ける企業、行けない企業はあります。事実、某大手人材企業の調べたデータでは、就活前に名前を知っていた企業に行ける割合は学歴別で

  • ■ 東大早慶→15%
  • ■ MARCH→3%
  • ■ 日東駒専→1%

というのが現実。東大早慶の85%、MARCHの97%、日東駒専以下の99%が、「就活ではじめて知った企業」に入社していくことになる。」だからこそ、知らない会社にも目を向けて、そして受けてみる。これが就活を成功させるためにはとても重要になってきます。

では、どんな企業を受ければいいのでしょうか?

鈴木「穴場企業を狙うと、非常に勝ちやすいです。穴場企業とは優良だけど人気のない企業。これは、2つある。

  • 1. 業界地図の下位の会社×営業利益率が高い企業
  • 2. 業績好調な人気企業の川下川上

の2つ。」

1. 業界地図の下位の会社×営業利益率が高い企業とは?

鈴木「業界での売上規模や社員数は少ないけど、営業利益率が良い会社のこと。業界の売上規模や社員数の多さで企業の安定度を図る就活生は少なくないけど、実際のところ安定度は営業利益率で決まる。実は優良企業なのに人気のない企業を穴場として受ける。会社のIR情報をわかり易くまとめたサイトがコレ(http://www.ullet.com/)です。一発で、「経営状態」が分かります。

二宮「確かに僕も営業利益率は重要だと伝えています。知名度が高い割に営業利益率が低く、社員がブラック気味に働かされる企業もあれば、知名度は低いけど高い営業利益率の下、健全に経営し社員を幸せに導いている企業は沢山あります。」

鈴木 「海外売上高比率の高い、ニッチトップの会社なんかも非常に狙い目です。就活生は、「日本で有名」な会社の応募に集中するけど、実際問題、今の企業は海外展開に力を入れて、「海外で有名」な会社のほうが、未来の明るい優良企業であることが多いですから、ココに「市場」と「学生の志望先企業」の大きなギャップがあります。」

2. 人気企業の川下川上

鈴木「志望企業のバリューチェーンの川上と川下、仕入先と売り先の企業のこと。川上・川下は学生からあまり人気のない企業も多い。志望企業が取引していたり資本を出資している企業を知ることで、結果的に、志望企業への理解が深まり、通過確率が高まる。だから受けたほうがいい。例えば、三菱商事を受けるなら、仕入先の新日鉄住金や売り先のローソンを受けるとか、パナソニックを受けるなら 売り先のビッグカメラを受ける とかね。」

――なるほど、ありがとうございました。

とこなつや式受けたほうが良い企業のまとめ

鈴木「就活直前の土壇場の努力ってたかだか数ヶ月なわけで、その努力で、22、23年間でついた差を劇的に大逆転は難しいです。僕達人事はプロだから、学生さんさんの本質、本当の実力・適性を、しっかり見極めて採用をしています。もう12年も他人のキャリアに向き合ってきてるわけだけど、やっぱり『どう受けるか?』より『どこを受けるか?』、受ける企業のポートフォリオ(組み合わせ)の組み方が就活が成功するかどうかを決める、大きなファクター(要素)ですね。」

二宮「そもそも幸せになるために会社に行くわけで、入社する知名度や売上・社員員数の多さが幸せに直結するわけじゃない。『就職偏差値の高い会社に導くこと』ではなく『就職後も幸せに働ける企業に導くこと』を応援するために、僕らは池袋の“とこなつや”のカウンターに立ってます。お近くをお通りの際は、ちょいと立ち寄って相談に来てみてください!」

鈴木「うん!学生の皆さんにどうしても行きたい企業さんがあるなら、今できる対策も教えますし、志望企業に応じた最も効果的な就職浪人のやり方も教えられます。」

――本日はお忙しいところ、ありがとうございました!

池袋にある就活Bar“とこなつ家”について

とこなつ家の店内
  • 【店名】Dining&Cafe Bar とこなつ家
  • 【住所】東京都豊島区東池袋1-23-1 ソシアルビル2F
  • 【営業時間】
    • 月曜~木曜 18:00 ~ 24:00
    • 金曜、土曜 18:00 ~ 翌朝5:00
  • 【定休日】日曜日
  • 【連絡先】
    • お店の電話番号: 03-5944-8503
    • 店主の電話番号: 080-3706-4424

【とこなつ家:鈴木康弘の本】

【とこなつ家就活カフェ】

毎週水曜日の夕方16時からは『就活カフェ』という「就活にまつわる不安をざっくばらんに話し合える場」を作っている。

【とこなつ家就活セミナー】

鈴木康弘さんの12年のキャリアを活かし、就活についてのセミナーも随時開催されている。面接対策やES対策等の就活対策のセミナーから、人材業界に特化したセミナーまで、鈴木さんの長年のキャリアが凝縮された話を聞くことが出来る。

↓詳細は“とこなつ家”ホームページへ↓

とこなつやホームページ